ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/3 三ツ瀬明神山 シャクナゲ紀行 その5:明神山山頂から西峰を経て下り始める。

2014-05-19 07:24:50 | 草花
一昨日は快晴に恵まれた空の下で、孫の小学校で運動会がありました。孫からの希望により、爺婆も来て欲しいと言うことでしたので、テントと寝袋を持参して出掛けましたが、お昼過ぎまで殆どテントの中で寝てしまっていました。

夢うつつで聞いていたのは絶えず流れている曲ですが、小生の子供の頃は勇ましい君が代行進曲でしたが、今ではそういうのは絶対にかけないのですね。
絶えずクラシックに近い曲が流されていて、時代が確実に変わってしまっていることを実感できました。

それから小学生の大ブラスバンド隊にも驚きました。金管楽器なんてあの時代の子供には高嶺の花でしたね。
それが、今の小学生たちは望めば簡単にそれで練習できる環境にあるようです。
日本の経済力向上はこんなところにも現れているのですね。

一昨昨日(さきおととい)は早起きして山歩き、そして一昨日は孫の運動会などにより、ネット交流が疎かになりましたが、記事の更新だけは予約投稿を交えながらなんとか続けて来ました。
これからまた平常を取り戻せそうです。

明神山のシリーズを続けます。
山頂が覗けた ↓

山道の行く先に隙間が出来て、明るくなっています。九合目を過ぎて程なく山頂が見えるところにきています。



山頂の展望台 ↓

山頂には鋼鉄製の展望台があります。山の頂上に人口の構築物を設けることには賛成できかねますが、小生的には三角点標識と、山頂を示す木製の道標、そしてたとえそれが鋼鉄製であってもその場所が好展望地ならばこの展望台までは容認できる・・・・というよりも是非設置して欲しいと思っています。



明神様 ↓

この山名所縁の明神様が祀られています。



シロモジ ↓

鉄製の展望台の階段を登りながら、展望台を取り巻く木々を見ます。シロモジは丁度今花の時季のようです。



鹿島山と大鈴山 ↓

展望台上から北西に約8kmくらい離れて鹿島山と大鈴山が見えています。



鞍掛山 ↓

鞍掛山は木の葉の間で西北西に約7kmくらい離れて僅かに見える程度です。



ヤマザクラ ↓

目の前にヤマザクラの花が終わり、若葉のやや赤み掛かった緑の葉が伸び始めています。



御殿山 ↓

眼下でほぼ真北の方角には、御殿山が綺麗なピラミッド型の姿を見せています。



櫓上で憩う母子 ↓

この日は見晴らしこそありませんでしたが穏やかなお日和で、展望台の上では皆さんがノンビリと時を過ごしています。



(ホソバ)リンドウ ↓

山頂の地べたで憩う人たちもそこそこの数が来ています。林縁を探して歩くと、秋の花の(ホソバ)リンドウの若い株があります。秋にまたこの花を見に来たくなります。



エンシュウハグマ ↓

人で賑わう山頂をあとにして、帰り道が始まります。山頂の西面は植林下の急勾配の下りですが、そんなところに秋の花のエンシュウハグマの若い株が出てきました。



クロモジ ↓

急勾配を下りきり、西峰を目指して尾根を西進する中でクロモジの疎らに生えるところを歩いていきます。



アカヤシオ ↓

尾根が岩稜気味になるとアカヤシオもまた現れてきます。このあたりでアカヤシオの見納めとなったと思います。



西峰 ↓

明神山の山頂から西南西に約400m離れた所に位置する西峰に付きました。
ここからの南アルプスの眺めも特筆ものなのですが、今日は全く駄目です。



目の前に鹿島山・大鈴山 ↓

僅かに近くの鹿島山・大鈴山が見えているだけです。



西峰の建造物 ↓

この建物を跨いで大アンテナが建っていて、それがこの山の良い目印になっているのです。



モノレール ↓

これはアンテナが機能するためのおそらく資材運搬用のものでしょうね。



タチキランソウ ↓

西峰を後にして急坂をドンドン下って行きます。シソ科のこんな花も出てきます。



栃木沢との分岐点 ↓

急な下り道はこれでひと段落つき、これからしばらくノンビリとした尾根道歩きとなります。

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6 コメント

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夏海 漁様へ (ぶちょうほう)
2014-05-19 19:48:18
夏海 漁様 こんにちは コメントをありがとうございます。
こちらこそご無沙汰しております。
御蔭様で体の元気は以前と変わりありませんが、最近は腰の痛みが頻発するようになりました。
今は初夏の候で、山は若葉・青葉の洪水ですね。
先日、孫の運動会で、外に出詰めでしたが随分暑い思いをしました。

こんな陽気ですともう梅雨入りが近いと感じますね。

ところでシャクナゲとシャクヤクの区別が付くかどうかと言うことは趣味の問題ですから気になさる必要は無さそうですね。
それどころか人柄の大まかさがうかがわれて宜しいのではないでしょうか。
西郷隆盛や坂本竜馬もおそらく区別せずにこの世から亡くなったことでしょう。

斯く言う小生もスミレや菊などの仲間については細目部分で殆ど区分けできないでいますから、似たようなものです。
ましてやコケ類は全くの手づかずです。

シャクナゲでもバイオの技術が向上して、きっと似たようなものがたくさんあるのでしょうね。

「花の名前を知らなくても見て楽しめる」と言う境地が最上なのかも知れません。
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お久しぶりです。 (夏海 漁)
2014-05-19 13:02:09
長らくご無沙汰しております。お元気でしょうか。
それにしても山の若葉の美しさには圧倒されます。
平地では既に初夏の兆しが漂っていますよ。

実は、つい最近までシャクナゲとシャクヤクの違いが分からなかったのです。お恥ずかしいのですが。
というのも、花の名前を覚えるのが極めて苦手なのです。
一度聞いても、暫くすると忘れてしまう。昔からです。

ちゃんと見れば全く違うのにね。
最近は同じシャクナゲでも、品種改良がされていて、
「これ同じシャクナゲですよ」と言われても、違うように見えてしまいます。

返信する
かなこ様へ (ぶちょうほう)
2014-05-19 11:45:47
かなこ様 こんにちは コメントをありがとうございます。
土曜日は孫の運動会で、強い日差しの中で殆ど一日中でしたので随分疲れました。
山歩きはその前日でしたが、睡眠時間と睡眠の質に問題が有り、そのために疲れを溜め込んでしまったようです。
その疲れは月曜日の本日まで持ち越してしまいました。
腰の痛みは少しずつ和らいでいますが、完治することは無くなりました。

子供たちの生活は経済的には小生が子供だったときに比べればもう問題にならないほど改善されてきています。
あの当時は終戦から間もない頃で、食べていくのが精一杯でしたから、それと比べてはいけませんね。

しかし、昨今の飽食文化にはあきれ返るばかりです。

シロモジ、クロモジが住み分けていましたので、その環境を比べる面白さがありました。
クロモジはシロモジよりも陰地を好むようですね。
シロモジの葉は若いうちから特徴を現していましたね。

この山は人気の場所で、もしかすると愛知県で一番山歩きする人の集まる山かも知れません。
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下山 (かなこ)
2014-05-19 10:39:34
ぶちょうほうさん今日は。
土曜日は山登りだと思っていましたが 腰痛は治ったのでしょうか?・
それとも山(スポーツ)で痛めた腰は山(スポーツ)で直せだったのでしょうか。
山登りできて本当に良かったです。

それではお孫さんの運動会は眠くなりますね。

本当に豊かな社会の中で今の子達は幸せですが 何かが反面無くなっていそうですね。

シモモジとクロモジが一緒に揃って生えていて山にお友達と行っていたあの頃が懐かしいです。
どちらも香りを楽しみました。

ここは高縄山にありますが・・・。
登りたいですがご一緒する方がいません・・。

多くの方が山登りされていますね。
いい季節ですね。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2014-05-19 09:09:24
多摩NTの住人様 こんにちは コメントをありがとうございます。
運動会も、それ以後もちょっと疲れを引きずっています。
小生的には毎年この時季は季節の変わり目で、体調を崩しやすいときのようです。

この山は標高こそ1000mそこそこですが、愛知県内では人気の山なのですが、懸崖でも特に浜松方面からの入り込みも多いのですよ。
それだけ変化のある山だということなのでしょうね。

シロモジは以前庭に植えたことがありましたが、枯れてしまいました。枝の香りについては覚えが無いのですが、とりあえず「香りあり」としておきますね。
現地で確かめた上で、違っていたら後ほど訂正のご連絡を致しましょう。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2014-05-19 07:43:21
運動会はお疲れ様でした。
お天気に恵まれたようで良かったですね。
それにしても、岩登りや細い尾根など、なかなかスリリングでハードな行程なんですね。
シロモジは見たことがありませんので、クロモジのように枝に芳香があるんでしょうか。
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