ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/12 藤原岳を孫太尾根から木和田尾まで 県道歩きも含む その4:藤原岳展望丘と避難小屋

2013-11-19 07:11:25 | 草花
(予約投稿)
一昨日にやっと襖と障子の張替えを終了しました。

都合36面やったことになりますが、山の神様との共同作業でしたね。
襖については初挑戦でしたので一人ではとてもやりきれなかったような気がします。
この作業に手を染めたいきさつは、どうせ暇しているので、自前でやれるならしてみようと思い立った事によりますが、最初は枠の取り外し方の模索から始まりました。

もたつきながらも数をこなすうちに慣れてきて、段々調子が出てきたかもしれません。
障子のほうを後回しにしましたが、これは正解で、襖を経験した後に行う障子貼りは、随分気持ちが楽でした。
こんなに早く、年末の仕事をしたので、師走に入ったらご褒美に、どこかへ出かけたくなりました。

藤原岳のレポートに入ります。

ナス科植物 ↓

これは何でしょうか。ナス科までは判りますが、それから先が不詳です。マルバノホロシあたりになるのかどうか・・・・・
その後お友達よりコメント頂き、今度はハダカホオズキではないかと考えています。



尾根の紅葉 ↓

標高600mを超すあたりから、出現した紅葉が、この尾根歩きをして行く中でいったい何処まで続くのか? そんなことを思いながら登っていきます。


紅葉 ↓

この辺りではカエデの木が時々現れて、特に引き立つ紅葉に見惚れて歩いています。



キャラボクか? ↓

道の両側に背の低い針葉樹が出てきています。
これはキャラボクなのか、それともイチイ(アララギ)でしょうか、またはチャボガヤになるのでしょうか。



”草木”というピーク ↓

尾根上の小突起に着きました。この場所を「草木」といい、標高が834mあります。
あたりはまだ紅葉がありますが、枝が大分空いてきて、鉱山採掘場が透けて見えます。



紅葉 ↓

このあたりでもまだ紅葉が続いています、晴天の時にここを歩いたらさぞかし夢うつつになることでしょうね。



展望丘を遠望 ↓

中央の奥に高く見えているのが、藤原岳展望丘で、あそこを一般的に「山頂」と言っているようになって来ました。(実際にはもっと高い「天狗岩」という場所があるのですが・・・・)
この尾根道はあそこに向かっていきます。



ブナの木 ↓

目の前に太いブナの木があります。この山でこれだけ太いブナを見るのは珍しいかもしれません。



落葉の斜面 ↓

あたりに葉が降り積もり、この行程での紅葉見物は終わりが近付いてきたようです。
この場所の標高は約800mでした。



ついに雪が付着 ↓

地面に横たわった古木の上に降っている雪が残り始めています。
しかし、今行程中はこれから後も、地面に積もった雪を見ないで済みました。



治田(はった)峠への分岐点 ↓

一つの目安の場所に来ました。ここは治田(はった)峠への分岐点で、標高970mくらいあります。
地図上の表記からは300m近く北にあります。ここから最後ののぼりに掛かります。
歩き始めてから既に4時間近く経っています。



山頂下の岩舞台 ↓

最後の急な斜面登りをしてたどり着いた尾根上の一角は山頂台地の様相を呈していますが、此処からでも「山頂」までは、まだ石灰岩がごつごつ露出していて大変歩きにくさを感じます。


メギ ↓

何気なく枝に触った手を思わず引っ込めました。厚手の手袋を通して鋭いとげが刺して来ます。
その張本人は風衝状態のメギでした。足場の悪いところですので、頼りにして掴んだらトゲでお返し・・・・・いじめの筋書きとしてはなかなか出来ていますね。



展望丘山頂 ↓

歩きにくい道は最後まで続き、モタモタしながら「山頂」に付いたのは岩舞台を後にしてからおよそ15分後のことでした。
登山口より歩き始めてから実に4時間30分かかりました。




展望丘山頂 ↓

ここの標高は1140mとのことで、もう少しさきに天狗岩という地図上に記載された1171m標記の場所よりも低いことになります。
しかし、こちらの峰のほうが格段に「山頂」たる風格を持っています。



展望丘山頂 ↓

山上の岩の上にも降る雪が残り始めています。



避難小屋遠望 ↓

これからあの避難小屋目指して歩いて行きます。所要は20分ほどとなります。



避難小屋着 ↓

展望丘山頂から、滑りやすい土の道をソロソロと下りてきましたので、ゆっくり目のタイムでしたが何とか到着しました。来る道で雪が降りしきる様になって来ていて(画の中にも写っています。)、昼のご飯は避難小屋の中で頂くことにしました。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11/12 藤原岳を孫太尾根から... | トップ | 11/12 藤原岳を孫太尾根から... »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2013-11-25 11:35:20
山ちゃん様 こんにちは コメントをありがとうございます。
この紅葉はカエデ類が主体だったと思いました。
今回は山頂部分では紅葉は有りませんが、木和田尾でも良い紅葉が見られました。
紅葉の終わった場所では落ち葉が散り敷いて歩きやすい地面になっていました。
今回の雪は湿っていて、すぐ解け、かなりの難物でした。

「草木」は孫太尾根の一番高いところと言っても良さそうです。
ここからは少し下がってから、治田峠の分岐点まで一気に高度を上げていきますね。

孫太尾根は登り口の墓地のところから展望丘までの距離が、4.6kmもあって随分長いですね。
天気が良くなかったので満足に休みもせずに歩きとおして4時間30分掛かりました。
参考までに今年の3月30日にこのコースをご一緒したときには4時間50分掛かっています。
この長大な尾根とお付き合いするのは根気が要りますね。

朝早かったご褒美は僅かに得られた山岳景観だった様です。
返信する
孫太尾根 (山ちゃん)
2013-11-25 10:23:43
ぶちょうほうさん、こんにちは!
モミジでしょうか?尾根にも紅葉が残っていましたね。落ち葉の絨毯がフカフカで気持ち良さそうですが、雪は困りものですね。
草木と云うのは尾根の最高点でしょうかね?
展望丘山頂まで4時間30分とはちょこっと時間がかかり過ぎですが、朝が早かった分帳消しでしょうか。
返信する
keitann様へ (ぶちょうほう)
2013-11-20 20:25:28
keitann様 こんにちは コメントをありがとうございます。
このところ小生はいつも暇していますので、ならば建具の張り替えにも挑戦してみようと思い、ついに関わりあってしまいました。
始めのうちはモタモタの連続でしたが、次第に慣れてきて、最後の方ではリズム感が出て来ました。
と言いましてもど素人のノロノロ運転でしかありませんが。

猫がいると障子も襖も大変そうですね。
彼らは容赦なく、自分の都合だけで行動するのでしょうね。

藤原岳は今回、とても目まぐるしく変わる天気の元で全行程を終えました。
この時期ですのでついに雪が顔を出して来ましたね。
これで、冬に入りますので、これからしばらくはこういう山には入ってこられなくなります。

ですからこれからは海岸近くの山歩きで、”山渓”流儀で言いますと「陽だまりの山歩き」にシフトしていきます。

今回は山頂部を除いた、600mくらいのところから上に紅葉箇所がありました。
小規模ではありましたがとても素敵な眺めを満喫させてもらえましたね。

四国でも冠雪があったようで、今年の冬は長く冷たくなりそうな予感がしますね。
keitann様は山友達と共に雪の山にも入っていけるようですね。
でも冬装備をしない小生の車ですと、路面凍結のないところを走るか、凍結した路面が解けてから動き出さないといけませんね。
しかも夜になって路面が凍る前に帰ってこなければならなくなります。
冬の移動は厳しくなりますね。
返信する
障子貼り (keitann)
2013-11-20 17:40:49
ぶちょうほう様、こんばんは。

襖貼りと障子貼り、32枚もですか?
それは大仕事でしたね。
頑張られた甲斐あって、これで、真っ白な障子や綺麗な襖でお正月をお迎えになれますね。

我が家など、猫が二匹いますので、襖は破られ、障子も張り替えても、しばらくすると穴が開きます(^_^;
障子は私も時々張り替えていますが、襖は大変そうですね。

さて、藤原岳・・・12日と言うと、当方はご近所のご主人の葬儀に参列していたのですが、風が吹いて結構寒かったです。
そちらの標高1000m超えではちらほらと雪模様だったのですね。

それでも綺麗な紅葉をまだ楽しまれたようで、歩いた甲斐がありましたね。

ハダカホオズキはかなり以前に高知の海岸で見て以来、見てないように思います。懐かしいですね。

17日以降、こちらも県境の標高1000mがうっすらと冠雪したようで、こんなに早くから冠雪するのは近年珍しいと思っています。
山はもう冬装備が必要なようで、私もこれからは4輪駆動の車を持っている山仲間と行くとき以外は、里山歩きや島歩きが中心となります。
返信する
かなこ様へ (ぶちょうほう)
2013-11-19 15:08:49
かなこ様 こんにちは コメントをありがとうございます。
今日は比較的近場の海の見える山を歩いて来て、先ほど帰って来ました。
風が冷たかったのですが、視界はいま一つでしたね。

襖と障子を二人掛かりで仕上げました。
いつも暇している小生はこれで良いのですがいつも、家事万端を担当している山の神様にとっては少しキツかったかもしれませんね。
彼女はいま、風邪を引いてダウン寸前になっています。

正月前に生垣の剪定作業と、外構のお掃除が残っています。
でも今月中には済んでしまいますので、12月は如何して過ごそうかとなりそうです。

今山行ではいろんな要素に出会いましたが、矢張り雪降りと紅葉は格別に印象に残りそうです。

メギのトゲには笑っちゃいました。
不用意に掴むのも間の抜けたととでしたが・・・。

赤い実はやはりハダカホオズキがよさそうですね。
この際、そのように記述を直しておきます。
今日も山で出会っていますが、コンドハヒヨドリジョウゴのほうみたいでした。
返信する
藤原岳 (かなこ)
2013-11-19 10:56:15
ぶちょうほうさん今日は。
今日は寒いで~す。
障子貼りと麩貼り無事に終わってご苦労様でした。
枚数が多いだけに大変な作業でしたね。
お二人の共同作業の様子が目に浮びました。
もういつお正月が来てもいいですね。

紅葉の林を落ち葉を踏み踏み歩きのは格別でしょうね。
雪の降った残像も残っていてちょっと寒そうでしたが。

登った挙句の刺の木は困ってしまいますね。

さて赤実のナス科は 高縄山でも同じような物に出会い 兵庫県でもであったハダカホウズキにしましたが いかがでしょう?? なかなか判断がむつかしいですね。

返信する

コメントを投稿