「青春18切符」と言うものを試しに買ってみました。
それを使うのも初めてのことで、どんなことができるのか?、それを使ってどんな旅になるのか?・・・興味がありました。
切符一枚で5回使えるというのが面白いですね。1回の中では同日なら乗り放題というのも有難いいことでした。
しかし、新幹線の利用には使えないという事でしたので、大変不便を感じて、これまで購入しないで来たのですが、今回は各駅停車の旅を大いに楽しんでみることに心を決めて切符購入しました。
先ず最初は法事で遠隔地まで出かけた山の神様が一回目と二回目を使用しました。
後3回分使えますので、残りを小生が使うことにして、始めに使ったのは奈良路の旅でした。
目指すは斑鳩の里にある法隆寺ですね。これは高校のときの修学旅行でたった一度だけ来た事がありますが、何分にも世間知らずの子供の時で、しかも超過密スケジュールの中でのことでしたので、記憶がとても曖昧になっていました。
かねてから是非再訪したいと願っていたところですので、今回それが叶い、何十年も前に得た見聞の一部を確認出来ました。
伊吹山 ↓
法隆寺まで行くのに、往きは名古屋-大垣-米原-京都-大阪-天王寺と経由して法隆寺駅に着きました。
たしか4時間半ほど掛かりました。出立が早朝で気合が入っていますので、各駅停車を楽しんでいます。
東海道線の木曽川付近で日の出頃の伊吹山が見えていました。
法隆寺参詣道の入口 ↓
JR法隆寺駅前発のバスにほんの5秒差で乗り遅れてしまい、駅からお寺まで歩くことにしました。
予めGPSにそのルートを写しておきましたので、的確な道を辿る事ができます。
バスに乗っていたのでは、門前直付けでしょうからこういう眺めは撮れませんでしょうね。
長い参詣道 ↓
長い一本道を法隆寺目指して歩いて行きます。
道にはごみなどは落ちていなくて清浄そのものに感じられ、さすがは法隆寺だと思いました。
南大門(国宝) ↓
お寺さんの玄関に当る門で、1438年に再建されたものです。
遠足 ↓
日本建築の”宝物”群の前を遠足の列が横切っていきます。
中門(国宝) ↓
柱はエンタシスの様式で、真ん中が太く上下はそれよりも細くなっています。
現在は出入り口として使ってはいません。
門の守り金剛力士像(阿形) ↓
同じく吽形 ↓
上の金剛力士像は日本最古(8世紀初)の仁王像です。
塑像(簡単な心木(しんぎ)にわらを巻き、上に厚く土をつける方法と、粗く彫刻した心木に薄く土をつける方法とがあり、奈良時代に盛行した。)で、雨風による痛みが激しくて、特にこの吽形像の体部は木造の後補に代わっているそうです。
五重塔(国宝) ↓
木造五重塔として現存世界最古のもの。高さは32.5メートル。
総重量は1200トンとも言われています。
金堂(国宝) ↓
釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来を本尊として安置していて、この仏閣全体のメーンとなるのでしょうね。
推測によると五重塔よりも古いのではないかとのことです。いずれも世界最古の木造建築群です。
回廊(国宝) ↓
五重塔と金堂を取り巻いています。これもエンタシスの様式を踏襲しています。
この回廊の存在は五重塔と金堂の壮麗さをより一層演出しているように感じました。
そのほかに建物の内部には沢山の展示が有り、全て撮影禁止ですので、ここで紹介できません。
良く「国宝級」と言う言葉が使われますが、ここのものは「級」のつかない本物の国宝ばかりで、勉強不足でここに乗り込んできたのが悔やまれてなりません。
一番の関心事は「百済観音像」(木造観音菩薩像=国宝)で、これも勿論撮影禁止でしたが、思っていたよりも大きく(2.1m)て、全体的に実に優美に感じました。
他にも有名な玉虫厨子(国宝)も展示されていました。
夢違観音(観音菩薩立像=国宝)にも興味がありましたので、期待して拝観して来ました。
柿食えば・・・・・句碑 ↓
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺・・・・・正岡子規の句でしたね。
何故これが境内にあるのか不思議に思いました。
小生的には・・・・有名な句ではあるが、それほど大したものかな・・・・・・と感じました。
夢殿(国宝) ↓
奈良時代の建立とされ、堂内に聖徳太子の等身像とされる救世観音像を安置しています。
八角円堂とされていますので、辺の数を数えながら巡ったところ7辺しかありませんので、もう一度確認して周ったところ、今度はちゃんと8辺有りましたね。
きっと夢うつつでいたので数え間違いしたのでしょう。
それを使うのも初めてのことで、どんなことができるのか?、それを使ってどんな旅になるのか?・・・興味がありました。
切符一枚で5回使えるというのが面白いですね。1回の中では同日なら乗り放題というのも有難いいことでした。
しかし、新幹線の利用には使えないという事でしたので、大変不便を感じて、これまで購入しないで来たのですが、今回は各駅停車の旅を大いに楽しんでみることに心を決めて切符購入しました。
先ず最初は法事で遠隔地まで出かけた山の神様が一回目と二回目を使用しました。
後3回分使えますので、残りを小生が使うことにして、始めに使ったのは奈良路の旅でした。
目指すは斑鳩の里にある法隆寺ですね。これは高校のときの修学旅行でたった一度だけ来た事がありますが、何分にも世間知らずの子供の時で、しかも超過密スケジュールの中でのことでしたので、記憶がとても曖昧になっていました。
かねてから是非再訪したいと願っていたところですので、今回それが叶い、何十年も前に得た見聞の一部を確認出来ました。
伊吹山 ↓
法隆寺まで行くのに、往きは名古屋-大垣-米原-京都-大阪-天王寺と経由して法隆寺駅に着きました。
たしか4時間半ほど掛かりました。出立が早朝で気合が入っていますので、各駅停車を楽しんでいます。
東海道線の木曽川付近で日の出頃の伊吹山が見えていました。
法隆寺参詣道の入口 ↓
JR法隆寺駅前発のバスにほんの5秒差で乗り遅れてしまい、駅からお寺まで歩くことにしました。
予めGPSにそのルートを写しておきましたので、的確な道を辿る事ができます。
バスに乗っていたのでは、門前直付けでしょうからこういう眺めは撮れませんでしょうね。
長い参詣道 ↓
長い一本道を法隆寺目指して歩いて行きます。
道にはごみなどは落ちていなくて清浄そのものに感じられ、さすがは法隆寺だと思いました。
南大門(国宝) ↓
お寺さんの玄関に当る門で、1438年に再建されたものです。
遠足 ↓
日本建築の”宝物”群の前を遠足の列が横切っていきます。
中門(国宝) ↓
柱はエンタシスの様式で、真ん中が太く上下はそれよりも細くなっています。
現在は出入り口として使ってはいません。
門の守り金剛力士像(阿形) ↓
同じく吽形 ↓
上の金剛力士像は日本最古(8世紀初)の仁王像です。
塑像(簡単な心木(しんぎ)にわらを巻き、上に厚く土をつける方法と、粗く彫刻した心木に薄く土をつける方法とがあり、奈良時代に盛行した。)で、雨風による痛みが激しくて、特にこの吽形像の体部は木造の後補に代わっているそうです。
五重塔(国宝) ↓
木造五重塔として現存世界最古のもの。高さは32.5メートル。
総重量は1200トンとも言われています。
金堂(国宝) ↓
釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来を本尊として安置していて、この仏閣全体のメーンとなるのでしょうね。
推測によると五重塔よりも古いのではないかとのことです。いずれも世界最古の木造建築群です。
回廊(国宝) ↓
五重塔と金堂を取り巻いています。これもエンタシスの様式を踏襲しています。
この回廊の存在は五重塔と金堂の壮麗さをより一層演出しているように感じました。
そのほかに建物の内部には沢山の展示が有り、全て撮影禁止ですので、ここで紹介できません。
良く「国宝級」と言う言葉が使われますが、ここのものは「級」のつかない本物の国宝ばかりで、勉強不足でここに乗り込んできたのが悔やまれてなりません。
一番の関心事は「百済観音像」(木造観音菩薩像=国宝)で、これも勿論撮影禁止でしたが、思っていたよりも大きく(2.1m)て、全体的に実に優美に感じました。
他にも有名な玉虫厨子(国宝)も展示されていました。
夢違観音(観音菩薩立像=国宝)にも興味がありましたので、期待して拝観して来ました。
柿食えば・・・・・句碑 ↓
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺・・・・・正岡子規の句でしたね。
何故これが境内にあるのか不思議に思いました。
小生的には・・・・有名な句ではあるが、それほど大したものかな・・・・・・と感じました。
夢殿(国宝) ↓
奈良時代の建立とされ、堂内に聖徳太子の等身像とされる救世観音像を安置しています。
八角円堂とされていますので、辺の数を数えながら巡ったところ7辺しかありませんので、もう一度確認して周ったところ、今度はちゃんと8辺有りましたね。
きっと夢うつつでいたので数え間違いしたのでしょう。
奈良へは近鉄を使用しないと大回りになりますね。
でも伊吹や京都の街並みが見れたのは得した気になります。
法隆寺は久々に拝見しました。
金剛力士像が何も覆われていないのは奈良らしい長閑な風景です。
遥か昔の物がこういった形で残っているのは奈良の良いところです。
中の宝物は素晴らしく、見応えがありますね。
子規は柿が好きだったようです。
秋に好きな柿を喰らっているとお寺の鐘がなった。
奈良らしい情景かもしれません。
小生もシカ(春日山)にはご無沙汰しています。
法隆寺や石舞台をもう一度見てみたいと興味が惹かれました。
これほど重厚にして壮麗なわが国屈指の建築物を見るにはあまりにも勉強不足でした。
いわば小生そのものが、場違いだったような気がします。
もっと勉強してからもう一度も二度も参拝に訪れたいと思いました。
寺社仏閣の常ですが、重要部分で写真撮影できないのが哀しかったですね。
ここへは、お伊勢さんと同じで、何度でも来たい所になりました。
今度は車で行きたいと感じましたね。さすれば時間の制約からぐっと自由になれますから。
この日は法隆寺を見てから中宮寺には行かず、奈良に入り、大仏様を拝んで来ました。
奈良公園には鹿がいましたが、丁度毛の生え変わるときなのでしょうか、角もなくて、ややみすぼらしい姿になっていましたね。
石舞台のことについては意識から欠落していました。
お恥ずかしいことですが勉強不足が極まっていますね。
東大寺には白人・中国人・韓国人の姿を実に頻繁に目にしました。
斯くも国際的な場所だとは思いもしませんでした。
東大寺のあとには美しい五重塔を持つ興福寺にも立ち寄りましたが、その下にある猿沢の池の水があまりにも濁っていたのでビックリしました。
三日振りの訪問ですが宜しくお願いいたします。
青春切符は主人が大好きで 以前よく一人旅していました。
1度それを使って二人で兵庫から岐阜へ帰省しましたが 米原で歩かされた気がしました。
法隆寺の印象は四日市在住中 夢殿の御開帳があり親子3人で観に行った記憶があります。
聖徳太子像を観たようですが大勢の方で賑わっていましたね。
あの頃と変わらない風景でした。
修学旅行とはまた違ったイメージでしたが・・・。
何時見てもいい風景ですね。
三日ぶりでしたか? 御ページが更新されていないので少し心配になっていたところでした。
青春18切符を既にお身内が使って見えましたか、小生の場合はどうにも使い勝手が悪そうで、今まで一度も購入したことがなかったのですが、各駅停車しながらノンビリ旅するのも好いかなという心境になり、初めて購入しました。
しかし、それにしても長旅の場合は乗換えが何度もありますね。
座席に座れるかどうか結構心配しながら乗り継いでいました。
久しぶりに訪れた法隆寺でしたが、今度は天気が良くて、高校時代の陰鬱な印象を上書きして払拭出来ました。
今回夢殿は近付いて外から眺めるだけでしたが、高校時代には聖徳太子像を見たような気もしています。
夢殿からそう遠くないところに中宮寺がありましたので、そこにも寄りたいところでしたが、今回は割愛しました。
法隆寺にはまた来てみたいと思っています。
できれば時間を掛けてゆっくりと拝観してまわりたいですね。
18切符で旅をすることが私、大好きでしてついコメントしたくなりました。
学生時代、大学があった広島から郷里へ帰る、一番安い手段として金券ショップで購入したものです。
この18切符による帰省は在来線の魅力に気づかせてくれました。
街が変われば人も変わる。車内で聞こえる言葉から、ローカルを感じることができました。
また車窓からの眺めをゆっくりと楽しむ事ができるのもすばらしいです。山陽本線では瀬戸内海の多島美を堪能することができました。
僭越ながらおすすめの在来線をあげさせてもらいますと、ぜひ飯田線を行ってみてください。
豊橋を始発で出て、駒ヶ根でソースカツ丼を堪能し、南アルプスや中央アルプスの眺望を楽しむ。そして、諏訪で一泊する。
こんな旅を何回かしました。
今でも行きたいのですが、家族ができるとなかなかできません。
機会がありましたら、また18切符を使ってみてください。
御身もかつて青春18切符のご常連でしたか。
小生は初めて使用しましたが、これはなかなか面白い使い方ができますね。
各駅停車の鉄道旅行というものは随分風情が楽しめるかと思っていましたが、沿線の風景が、似通ったものになってきていて、その土地ならではの風物と言いましたらかなり数が限定されてきたかもしれませんね。
それでも座席近くで話している人たちの言葉は、確かにお国訛りが聞こえていました。
金券ショップで購入すると言う手立てもありましたか。
それはひとつありがたい情報を頂きました。
瀬戸内海の島々の景色は、その地ならではの珍しい眺めでしょうね。
お勧めの飯田線は一度だけ豊橋と下諏訪だったか辰野までだったか乗ったことがありますが、駅間距離が随分短い路線でしたね。
駒ヶ根方面には車では何度も行きますが、全て通過に使いますので、そこであの有名なソースカツ丼を未だ食べたことが有りません。
今度行ったときには是非食してみることに致します。
諏訪まで足を伸ばされて、そこで一泊されるとなりますと随分心豊かな旅が楽しめましょうね。
あそこには近場に良い温泉宿が沢山あるのではないですか。
確かに家族での行動となりますと随分制約が出てしまいますね。
お子様が育ちますと、もう親の相手をして呉れなくなりますからね。
まだ今回購入の18切符は一回だけ使い残しがあります。
行き先を何処にしようか只今思案中です。