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Brugge Style
終わらない夜
昔からの友だちに会うことになると、昔話をして盛り上がろう!とか、昔通った遊び場でまるで時間の経過がなかったかのように盛り上がろう!
などといつもわくわくするのだが、結局昔話などあまりしないものである。
みなさんそれぞれに今を生き、未来を見つめておられるのであろう。
予備校の時に仲良くなった超~かわいらしい友人がいる。
当時、誰かから回って来たカセットテープに収録された曲の歌詞を、紙に起こして欲しいと彼女に頼まれたことがあった。
そのうちの1曲はThe Jets、もう1曲は結局誰の何という曲か分からないままになっていた。
だが、最近、なぜかふとこの曲のサビの部分を思い出し、一部分の歌詞をたよりに検索をかけてみたら、なんと一発で解決したのだ。ああすばらしきインターネット生活!あのころのわたしたちにとってコンピューターと言えばHAL9000、そんなものしか想像できなかったよ。
それでわたしたちはその曲再発見を喜び、同時に「あのカセットに他にどんな曲が入ってた?」という話をした。
入っていた曲は思い出せないが、当時よく流れていた曲がどんなものだったか、というのは覚えている。
で、お互いにリミックスを作ってみることになったわけだ。
カセットデッキはもうないが、ituneで簡単に作成できるし...
面倒だからまだ曲タイトルをピックアップしただけに留まっているけど。
ここにもその曲のタイトル集をすご~く書きたいのだけれど、なぜかすご~く恥ずかしいから書かない(笑)。
でも、恥ずかしくない青春があるだろうか?
わたしは自分でもこれ以上はありえないと思えるほどかけがえのない「あの頃」を過ごしたと思う。
でも、「死ぬまで青春」とか「生涯現役」とか、「大人になった少年」(気持ち悪いな)とか、アメリカ文化の悪しき影響なのか、そんなつまらないことをおっしゃる中年以上の人々のことは全く理解できない。
青春は絶対にあの時あの空間にしかないからこそ美しいのである。何度も青春できたらそれは青春ではない。あるいはあの恥ずかしさを中年になってからも上塗りされるつもりなのだろうか。わたしはご免である。
大人になって枯れる。これですよ、人生の美学は(笑)。
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