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英国と言えば...ロンドン・ブリッジ(タワー・ブリッジ)




ロンドン橋 おちる
おちる おちる

ロンドン橋 おちる



マイ・フェア・レディ





(最後の「マイ・フェア・レディ」の部分が、「さあ どうしよう」や「落ちました」バージョンもあったと覚えている。これは地方によって違うのでしょうか)




大概の日本人が「ロンドン・ブリッジ」に初めて出会うのはこの歌で、に違いない。

2人で向き合って前方斜め上に腕を伸ばし、お互いの指先を合わせ、他の子たちがその橋の下をくぐりながらぐるぐる走る。「マイ・フェア・レディ」で歌が終わると同時に腕を下ろしてその時に捕まえられた子が負け...

たぶんこの遊び方が理由になっていると思うのだが、上の写真の橋を「ロンドン橋」だと認識している人は意外と多いのではないだろうか
(ええ、わたしはそうでした...しかし自分や自分の縁者が知らなかったからと言って、世間のみなさまもご存じないかもと思うのは大きな間違いの元ですな)。

実際はロンドン橋は普通タイプの別の橋であり(中世は跳ね橋だったらしい)、上写真にある華やかなのは「タワー・ブリッジ」、タワー橋だ。




橋が題材になった歌としては「アビニョンの橋の上で」というのもありますな
橋の上で
おどろよ おどろよ

橋の上で
わになって おどろ


おそらく橋の建築は大事業であり、しかも川の氾濫によって橋はたびたび流され、人々はそれを風刺し子どもにもそれが伝染した...って感じでしょうか。あるいは子どもがぐるぐる輪を作って回る、という遊びは柳田国男が言うように「口寄せ」の宗教的儀式を模倣してるのでしょうか。



今の子も原っぱで「ロンドン橋」遊びをするのだろうか。
ベルギーの小学校に6年間顔を出したが、子どもが「ロンドン橋」をやっているのは見たことがない。たぶん娘も知らないはず(今夜教えよう)。

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