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怖い




なつかしや、井沢元彦の「逆説の日本史」。
学生の頃、クラスの一部で爆発的に流行り、この本を携えて京都奈良へ行ったものだ。一諸に行った IさんとKさん、お元気だろうか。また語り合いたいですね。


先日、邪馬台国スレを詳しく見ているうちに、無性に再読したくなったので送ってもらったのだ。
邪馬台国と謎の4世紀...ロマンですな。

突っ込みどころ満載なのはこの本の長所と考えるとして、繰り返しが異常に多いのはどう考えても短所であり、かなりイライラさせられるが、話の切り口は断然おもしろいので徹夜で読んだ。


でも、ここに告白しよう。日本の神社に祭られている神様の話を読んでいると、なぜか夜中に立つのが怖くなるのだ。この辺り、小学生の頃から変わっていないわたしの性分である。
ギリシャ神話の神様などは何ともないのに。日本の神様は怖い。
ホラーものなど全然怖くないのに、人の形が怖い。

神社本殿の奥深くに収められ、宙一点を見つめる木像の視線、半開きの唇、これが闇にぽっかり現れたらどれだけ怖かろうと...
うちのナイトホール(寝室と風呂トイレの間にある6畳ほどの無駄スペース)に年中飾ってあるお雛様の方を見るのさえ怖くなる。

チャッキー!

これが臨在感か。それとも不気味の谷現象か。


昨夜は夫が一泊留守だったので、電気をつけたまま寝ました。


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