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バッグの中身はマゼンタ色




カメラケースを探している。

カメラメーカーの純正タイプでなく、かわいらしくなく、ブランドロゴ入りのものでもなく、革製で...と探していたら、英国スマイソンにこんなものが。

早速オーダした。スペックを確認もせず。ためらいもなく。
(話題にしたカメラケース、見ることができなくなっているようです。smythonで、他のマゼンタコレクションはご覧になれます。)



鮮やかなピンク...わたしを知る人は意外に思うだろうが(わたしはピンクや黄色の服を着る方だが、イメージとしてはグレーとかベージュとかモスグリーン系の人物だと思う。えっ?違う?もっとおっさんくさい?・笑)、加齢とともにこう色がいいように思えてくるのは生物的になのか、あるいは文化人類学的になのか。


そうして10日ほどして到着したスマイソンブルーの箱をウキウキしながら開けたら、あまりにもそのカメラケースが小さくて驚いたのである。
最近のカメラってこんなサイズがスタンダードなのか?わたしが最近買ったカメラ、もしかしたら初期の携帯電話くらい滑稽に大きいのか?あるいはこのケースはピンクだから夫婦茶碗の妻用茶碗くらいなノリで小さいのか(笑)?
周りに誰もいなかったので「何これ?」と言ってしまった。わたしの感覚では大きめのコンタクトレンズケース?みたいな感じだ。

これからはモノにはサイズがあるということを了解した上でオーダーしよう。普通はみなさんそうするのだろうな...

それで箱をぱたりと閉めて送り返したのだ。



しかし、最近のどんよりと続く曇り空を眺めていると、ああいう鮮やかなピンク色がバッグの中に入っていたらどんなによかろうと思う。
やはり送り返さず、大きい(笑)コンタクトレンズ入れにすればよかった。


ある日わたしのかばんの中がピンク色に染まっても驚かないでね。加齢のせいではなくてベルギーの天気のせい。




マゼンタと言えば、中川勝彦の聖者の群れという歌を思い出す。あるいはパリの駅の名。ある意味でわたしの青春を思い出す色、と言っておこうかな。



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