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de gournay




今の家に引っ越して来た7年ほど前に、縁あって英国の De Gournay に世話になった。
絹に手描きの壁紙専門店である。
主にアジアの柄を扱う。

わたしが好きな「西洋から見た洗練された東洋」。
帝国主義的/人種主義的オリエンタリズムをオリエント人が好むとはこれいかに。
うん、欲望とはそういうものなのである。



先日、宿泊したホテルがケンジントンで近所だったので、散歩がてら店を覗きに行った。

確定はしていないが、来年、家を移る可能性があるのだ。
それで、わたしのプライベートスペース(boudoirと書きたいけどやめておこう)に貼ってあるシルバー系シノワズリーの壁紙と同じものを再注文したいと思っている。
引っ越しに際して壁紙は持って行けないし、第一、湿気で布がボコボコに浮いて来ているのだ...boudoirどころか、ですよ。


娘はジャングル柄に心を完全に奪われてしまい、いずれ彼女の部屋にも、カラフル(渋いけど)な鳥が中心のパノラミックな壁紙を貼ってやると約束させられた。
娘は自分の部屋を鳥をテーマにした部屋に模様替えしようとしているのだ。
これはすてきな部屋になるわあ。
と、見るもの見るもの幻惑される。


この黒地に金色の竹も憧れ。
これを貼るならダイニングに入れたい。そうしたら、ミストレスと呼ばれたい(笑)。


右上のシノワズリー系にはたくさん種類があり、例えば赤背景では花と蝶のデザインでも全くガーリーにならず、強くてモダンで格好いい。
赤いソファにあわせて赤も取り入れるか...とか。


まだ家すら決まっていないのに、インテリアのことばかり考えている。
人間には家のことを主に考える人と、インテリアを主に考える人と二通りあるような気がする。



(右上の写真は拝借いたしました。わたしのはこれの銀バージョンです)

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