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東欧
ハンガリー人の友人がいた。
1991年だったと思う。さくらんぼの果樹園がある彼の家で、彼の弟2人と、わたしの友人と、計5人で春休みを過ごしたことがあった。
ハンガリーは東欧の優等生ではあったが、当時も社会主義の陰を濃く残しており、宮殿や聖堂などの建築物は煤にまみれたままで、特に田舎の19世紀の戯曲の書き割りのような風景は、古くさく、素朴で、意味深だった。
その頃、REMの Losing my Religion が流行っており、東欧社会の様子に勝手に歌詞を結びつけたわたしは、彼らがどのような気持ちでその曲を聞いているのか、尋ねたくて尋ねられなかったことを思い出す。
ひょっとしたら誰も何とも思っていなかったかもしれないけれど。
夜中、このさくらんぼ園で作ったパーリンカ(スピリッツ)を5人であおり、わたしは「荒城の月」を2番まで歌った(録音されていた)。
なぜに荒城の月なのか? もっとかわいらしい歌を歌えなかったのか?
このころからすでにわたしはおっさん化していたのかと思うと軽いショックである。
このころからわたしは東欧にロマンティックな幻想を抱いている。
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