ちょっといい入浴

温泉の★はオイラの浴感のみの印象(価格や施設や雰囲気は除外)
食事の★はオイラの量、味、コスパ感の複合の印象

2021年 9月 其の2

2021-10-09 19:12:51 | 月記

15日(水)

本日から新潟に出張、村上市で打ち合わせ後に新潟市内で一泊

コロナの影響か貧乏サラリーマンが普段泊まれないようなホテルが安価

本日のお宿はホテル日航新潟日本海随一の高さを誇る31階の高級ホテル

部屋は23階のデラックスシングル

ネットの公式HP見ると2万円超えの宿泊費が1万円以下で利用

新潟市内を一望

16日(木)

部屋からは手前に信濃川万代橋、奥には日本海が広がる

新潟市から高速で移動

長岡市で同業者を拾い柏崎市で現場見学と打ち合わせ

移動距離の長い出張・・・

お宿は1年ぶりの直江津駅前

昨年凄く気に入った駅前の居酒屋で半年ぶりに同業者と飲み

居酒屋 みゆき(新潟県直江津市)

注文は20時までだが全く飲めない都内からは嬉しい

ただ昨年と異なり店内は空いてましたコロナの影響は甚大

17日(金)

本日は米山で試験後

同業者を長野市まで送りこれにて出張は終了、明日から3連休

自腹で長野市内に宿泊、お宿はJALシティ長野

こちらも朝食付きで1万円以下、マイル集めの心は忘れてません

18日(土)

朝食は16階のスカイレストラン白馬で頂く、普段のビジホとは朝食の質が違う

貧乏性のオイラは満腹になるまで食べ続けるのです

10時までホテルに滞在して長野から本日のお宿に向けて移動、

昼食はスーパーの駅弁フェアーで購入した富山ますのすし

プラスチックのナイフでカットして笹で巻いて頂くこのスタイルが大好き

初めて食したのは小学校の時、金沢から京都に向かう特急雷鳥の車内

数年前まで仕事で毎年富山市八尾風の盆の時にも食しており懐かしい食べ物

長野市から国道19号を経由して大町池田町道の駅で昼食と廃車のため車内の備品の整理、

東京スバル所有権解除書類も迅速に対応頂きました

手続きは廃車ドットコムにお願い、5万円以下ですが値段がつきました・・・・

引き取りは車検が切れる当日の9月30日(12日後)に決定、

この旅が最後かと思ったがもう一旅できそうです

中房川沿いの細い山道を走る

強烈な山道、すれ違いが困難な場所もあり想像より時間がかかる

本日のお宿は日本アルプス燕岳登山口付近、緊急事態宣言中ですが

山登りの方が多く駐車場脇にはテントサイトも

宿泊者専用の駐車場に停めて数分歩くと

58.招仙閣@中房温泉(長野県安曇野市)

『温泉のデパート』とか『温泉マラソン』とかお知り合いから強烈な前知識を頂き

以前から訪問したかったお宿

登録の源泉数は29本、14の浴場温水プールを保有、滞在中に14カ所を巡るまさに温泉マラソン

源泉は90度以上の高温、その全てを「加水・加温」なしの完全掛け流しで利用と

湯の拘りも素晴らしい

開湯文政4年江戸時代後期

あまりに浴場が多く1枠ではまとめられないので部屋と食事は其の3

それでは駆け足で温泉マラソンのスタート、女性時間のある浴槽と夜間入浴禁止のルールがあり

久しぶりに頭を使って回る順番を作成

最初は裏山(?)まで徒歩で5~6分

白滝の湯(混浴)

こちらは混浴、野天のような雰囲気

滝からが注がれておりいい雰囲気、奥の小さい浴槽は激熱

夜間は使用不可のため1番に訪問、しかしこの宿のスケールは大きいわぁ

続いては今回宿泊した部屋がある招仙閣にある家族風呂

こちらは空いていれば鍵をかけて貸切利用

家族風呂(左) (貸切)

1人用の木の浴槽、こちらも泉温熱め

右側にも貸切風呂がありあましたが時間の関係で未入浴 トホホ

招仙閣の玄関から2階の廊下へ、階段を下りた場所に

大浴場(混浴・女性時間あり)

くり抜いた丸太から豪快に湯が注がれます。

泉温も熱め硫黄臭もしていい、最初は温泉数に驚くがじっくり浸かるとどこもいい

混浴です。浴槽も広く10人以上は浸かれる流石は大浴場

こちらが宿で一番大きい浴槽だそうです

大浴場の前にある混浴露天風呂

岩風呂(混浴・女性時間あり)

湯口が丸石が貼られた柱、析出物も付着

浴槽は大きく10人以上は浸かれる

泉温やや熱め程度

招仙閣の正面玄関から左手の散策路へ、もちろんタオル持参

この宿は移動すると浴場にあたります

池を越える木橋を渡り

最初に現れるのは

地熱浴場

が降っていたのですぐ退散、浸かれない浴場にはオイラの関心が・・・

さらに散策路を登ると1922年に竣工された

温泉大プール

コースロープが張られた本格的なプール、明るい時はさすがに抵抗があるので

誰も居なかった夜に利用、ガチで2往復の水泳、いや湯泳

泉温は温め

真っ裸で高所に水泳ができるとは驚きです

さらに散策路を登ると

ねっこ風呂

けやきの木をくり抜いた一人用、泉温やや熱め程度

湯船の底板が思いのほか深いので驚く、トロミのある泉質が気に入り夜にも再訪

温泉大プールの横を抜けてさらに散策路を歩く

途中に湯元が、源泉熱いので冷ますための工夫が見れます

眼下には母屋を望む、散策路も折り返し地点

つぎの浴場は露天風呂

月見の湯 (混浴)

ここの浴感はあんまり記憶にない・・・汗

宿で一番高い場所にある浴槽

ここからはお宿の裏側にむけて散策路をくだる

江戸時代末期築の山の神の社を抜けて

小鍋立、ここで蒸気を利用して調理できます。有料で卵なんかがあります

田村薬師堂薬師如来が祭られてます。

錦の湯(足湯)

ここの足湯が温泉マラソンの休憩に丁度いい

歩き疲れた足が癒される

フロントで鍵を借りて利用する貸切風呂(無料)、時期にもよるのでしょうが競争率高めです

滝の湯(左) (貸切)

2~3人が浸かれる長方形の浴槽の露天

特徴があるのは湯口、竹から滝のように浴槽に注がれる

しかし、広大な土地に趣のある浴場が多数あり配管管理が大変だろうなぁ

招仙閣本館の間にある飲泉場

招仙閣ロッジの間にあるトンネルのような通路を抜けて

今度はロッジ浴場

大湯

こちらは2層構造で2層目露天風呂、4人が浸かれる長方形の浴槽

ここのもあたたまり感が強くいい

階段を降りると1層目の浴場へ

こちらは内湯、3人くらいは浸かれる渋めの雰囲気

泉温激熱

次の浴槽は渡り廊下の奥の湯殿

女性時間がある混浴の浴槽

不老泉 (混浴・女性時間あり)

10人は浸かれる立派な浴層、周囲に脱衣所があり扉のないスタイル

湯口の向こうは森林の望めでなんとも良い雰囲気

を使った壁がかっこいい

次は本館にある浴所

御蓙の湯

中房温泉で一番歴史のある浴場。板張りの床に格子のあるすりガラス窓で雰囲気が渋い

嬉しくなる激熱

オイラはここの湯が一番好き

本館奥にはイギリス登山家ウォルター・ウェストンが宿泊された本館菊

かなりの老朽化、現役かは不明

夕食後は宿の宿泊者用駐車場付近、フロントで鍵を借りる貸切風呂

夜は真っ暗な中を200m程歩くので(要)懐中電灯。フロントで借りれます

根羽の湯 (貸切)

南信州にある根羽村根羽杉を使用した湯小屋、少し離れた場所にあるため凄く静か

貸切はゆっくり浸かれていい

次の浴場はさらに合戦橋を渡り駐車場の方へ移動

湯原の湯 

こちらは中房温泉が経営する日帰り入浴施設、宿泊者は無料で利用可

8人と3人が浸かれるくらいの岩風呂が2つ並ぶ露天風呂

湯量も豊富、山登りピークの時は混むのでしょうな

こちらからさらに宿と反対側の獣道を進む露天風呂

菩薩の湯 (混浴・夜間使用不可)

森の中の露天風呂混浴宿泊者専用

滞在中にすべて回れるかと不安になるが案外余裕でした

其の3に続く