もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

タカの施設の土手のサクラ

2011-04-20 12:34:08 | Weblog
 雨は止んだが肌寒い。
 雨が降ると放射能が気になる。
 
 タカの施設の土手のサクラも満開になった。
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 おとといタカを迎えに行ったときのこと。

 前日、仲間とけんかをしたそうで右のほっぺたと鼻の下が赤くなっていた。
 自分もやっているのだろう、やられてもにっこりしているから心配なし。<emoji code="a007" />
 鼻の下は皮膚病のような感じ?がする・・・

妻の闘病記 17

2011-04-19 23:12:30 | Weblog
 終日雨。満開のサクラにとっては厳しい雨。
 
 昼からタカと紙オムツを届けに病院に行った。
 いま軽トラしかないので 、雨がふったら大変だ。
 大きな紙オムツは、大きなゴミ袋に入れて荷台に置いた。
 
 先ず会計で先月の治療代を払う。
 3月の治療費は約107万円。
 その3割が自己負担分となるが、減免申請をしておいたので5万足らずですんだ。

 タカと自販機で飲み物を買って病室へ。(水は全部売り切れ。)
 点滴をしていた。
 管が頭の下にあるので直そうとしたところへ看護師が2人やってきた。

 針が抜けていたが出血はしていなくてよかったと付け直していた。
 なんの点滴かと訊くと「熱が出て、食欲もなかったので・・・」とのこと。

 買ってきたコーヒーを勧めると飲むと言うので、リモコンでベッドを起こす。
 随分楽に起こせるようになった、
 おいしいと言って3分の1ほど飲んだ。

 次に先輩が送ってくれた天草の“ばんぺいゆ”を出すと食べたが、入れ歯は上が合わないと言って外した。院内の歯科医に診てもらったのに・・・うまくいかないようだ。
 しかたがない、甥っ子のT君に連絡を取って調整をお願いする。

 右目はまだ開かない。指で開けて瞳孔をのぞいたが動きがない。ダメかもしれない。
 1週間くらい前に眼科医に見てもらうと言っていたのだが、何にも言われない。
 妻の近くでは聞けないし、忙しそうに動き回る看護師をつかまえるのは大変だし・・・

 歩行訓練は2・3回だけで中断しているようだ。
 などといくつか着になることはあるが、タカも妻もにっこりピースでさよならできた。
 次にタカを連れて行けるのは今度の日曜日。

 帰り、仙台では雨が湿り雪になった。
 屋根に雪を積んで走る車もあり。

 
 
 

◇おわかれの会(告別式) ◇こころ自由になるとき・・・さくら満開に

2011-04-18 12:02:14 | Weblog
 ◇おわかれの会
 昨日、お昼からT.Tさんとのおわかれの式。
 壇上には遺骨の箱が、たくさんの花につつまれていた。
 遺影は、昨年11月のネパールでの写真。数日前、自分で選ばれたのだそうな。

 奥様は隣町の出身。
 いっしょに活動した人たちからお別れの言葉が続き、彼女の生き様が伝わってくる。
 少し早かったけれど、ネパール10回のように思うような人生を過ごされた感じ。

 Tさんの喪主挨拶。
 奥様の肺ガンは昨年の1月に発見されたが、もう手遅れだったそうだ。
(ハローワーク前でチラシを撒きながら断片的には聞いていたものの、わるくて詳しくは聞けないでいた。)
 遺骨は無名戦士の墓に納骨し、一部をネパールのエベレストが望めるところに散骨されるという。すばらしい!<emoji code="a001" />

 その後、部屋をかえて昼食会。
 妻の友だちとこんにちは。いろいろとご心配をいただく。<emoji code="a004" />
 
 ご冥福をお祈りしながら散会。
 面々にお別れの花束をいただいて、まぶしい春の日の中に去っていった。

 ◇こころ自由になるとき・・・さくら満開に
 葬祭場の近くは、白石川の土手の“一目千本桜”の一部。
 うららかな日ざしの中で満開になっていた。
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 さくらのトンネル。
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 “さくら祭り”は中止になり、人出は10分の1くらいか・・・

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 やがては、みな老いるもの。
 こころ自由になるとき・・・

◇震災の中の花見 ◇お通夜

2011-04-17 11:20:43 | Weblog
  柴田町船岡から大河原にかけての「ひと目千本桜」は、もはや満開。
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 昨日の午後は暴風警報が出て電車も一時ストップしたが散らずにすんだ。
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 例年土・日は花見客で肩が触れ合う賑わいなのだが、今年はせいぜい散歩する人の数ほど。 この震災が人々に落した陰の大きさ、深さを痛切に感じる。

 今日は穏やかな花見日和。

 昨夜、Tさんの奥様(67歳)のお通夜。
 少し早く行って、妹弟から送られてきていた“ばんぺいゆ”を職員に頼んで祭壇に供えてもらった。1個しかなかったので悩んでいたが、黄色い玉が輝いてあんばいよく収まっていた。

 無宗教葬なので、いつもの読経などの儀式なし。ご本人の希望だったそうだ。
 焼香の後、棺の中を覗くと軽やかなハンチング帽?をかぶったトレッキングスタイル。
 ネパールのトレッキングに10回行かれたという。
 暗かった気持ちがほっとなごんだ。

 その後“しのぶ会”。司会は奥様のお兄さん。
 オードブルをいただきながら、親しかった人たちが故人との思い出を語りあった。

 普段着は小生を入れて3人くらいか。
 小生の葬式は「普段着葬」を考えている。
 “喪服とお悔やみ持参の人たちは入場禁止とする”というのが希望だ。

 12時から告別式。
 今日は目立たないようにしよう。
 

“このとき”を耐えるしかない

2011-04-16 12:17:25 | Weblog
  今日も上天気。サクラの開花が進みそうだ。

 この前から思い出すと涙が出そうになることがある。
 それは4月11日のしんぶんA紙15面に載った「障害者と震災」のこと。

 「思い出写真さがし」
 いわき市で開かれた被災現場から集められた写真やアルバムの展示場でのこと。
 『・・・奥さんが津波で行方不明のままで「妻の写真を捜しにきた」という鈴木さん(59)にぴったり寄り添う娘の絵里子さん(33)はアンジェルマン症候群の障害で言葉が話せません。
 絵里子さんの手には津波で被害のあった自宅で見つけた、母親も写った子どものときの写真がしっかりと握られていました。「娘は母親べったりだったが、母親の姿が見えない不安と緊張でかい間は俺から離れない。夜もいっしょに寝るんだよ」。鈴木さんの目から大粒の波が零れ落ちました。』

 絵里子さんとお父さん、息子さんも つらいなあ~~
 「神」あるものならば・・・
 
 我が子“タカヒト”と重なってしまう。彼はダウン症で、言葉を話せない。
 母親の交通事故による入院で、大きなショックを受けていた。
 話せなくても分かっているんだから・・・かけがえのない母親だから・・・

 “このとき”を耐えるしかない。

 ※ 心配だった洗濯は、時間がかかったけれどうまく完了!<emoji code="a009" />
 原因は、給水の水量が少ないことのようだ。
 エアーを吸い込んで抜けきれていないのかもしれない。しばらく様子をみることにする。

 
 

妻の闘病記 17

2011-04-15 21:46:49 | Weblog
 午後尿とりパッドを持って病院に。
 またベッドの位置が変わっていた。

 妻はぐっすり眠っていた。
 看護師に挨拶。昨日は熱が出たそうだが、今は下がっているとのこと。
 
 おとといの入れ歯は入れてあったが、かぱかぱして合わないという。
 1カ月以上前に作ってはめていないのだからやむを得ない。
 歯科医には連絡をしたそうだ。

 またMRIの結果は、前回と特に変わりはないということだった。
 
 日中は起きておいた方がいいと起こしてくれたが、直ぐ眠ってしまった。
 眠りは最良の薬。これ以上起こさないで帰ってきた。

水道復旧し洗濯機と格闘

2011-04-15 11:52:44 | Weblog
 

 昨日予定より早く水道が復旧した。
 たいへんありがたいのだけれど、2回目の断水前から洗濯機の調子が悪くなっている。
 入れておいた洗濯物が洗剤をかぶったまま入っている。

 給水口のゴミを取り除いてみたが水の量が少なく、いつまでたっても洗濯槽が回転しない。
 “d2”のエラー表示。取り説を探すも見当たらない<emoji code="a004" />
 
 販売店に電話すると、震災で商品が揃わないので休店中と案内。
 隣町の同系列の支店にかけると営業中。
 安心カードのNO.をきかれ伝えると、間もなくメーカーのサービスセンターから連絡。
 来週の金曜日に伺うとのこと。安心した。

 でも?と夜中に、再再再チャレンジ。
 8日ぶりの風呂に入っていると、回転音が聞こえる。動き出している。

 湯船からにらんでいると、すすぎのところで唸っている。蓋を開けると水はぬけている。
 では、と脱水ボタンを押してスタートさせると、いつもの快適な脱水音。
 終わるとバツンと電源が切れた。前回の洗濯完了!<emoji code="a001" />
 
 日中気温が上がるので、夕方には乾くだろう。
 水がこないとコインランドリーも使えないので助かった。

 でも、まだ安心できない。
 今夜たまっている洗濯物の第2段でうまくいけば<emoji code="a002" />となるが・・・

 ※今朝、Tさん家の葬儀用のワイシャツにアイロンをかけた。

 


◇訃報 ◇妻の闘病記 16

2011-04-14 10:08:43 | Weblog
  ◇訃報
 昨日、妻の病院に行く途中、生健会支部の事務局長Hさんから携帯に電話あり。
 「今朝、妻が亡くなりました・・・」肺ガンだった。

 3・4日前、連絡を取った時には緊急入院するということだった。
 定期的に検査入院をされていたが、その時はいつもと違う慌しさがあった。
 もしかしてと感じたが、現実になってしまった。<emoji code="a005" />

 奥さんは東京の大きな病院の看護婦長をされていたというから、病状は十分把握されていたことだろう。まことに残念なり。

 妻の病院からの帰りに直行。
 きれいな眠姿だった。
 ただただご冥福を祈るのみ・・・葬儀は無宗教葬。

 ◇妻の闘病記 16
 いつもの病室に行くと知らない患者さん?
 そこへ看護師がきて「集中治療室に移りました」と案内される。

 ちょうどMRIの検査に行くところ。
 具合が悪くなったのかと訊くと「意識障害があり、目につきやすい所に移した」とのこと。 そして「用便を教えなくて、こねこねしていたので“つなぎ”を準備してください。したの介護用品売り場にあります。できたら2・3着。」と言われる。

 “つなぎ”といううと、作業用の“つなぎ”を連想。
 つまり上下つながったパジャマだ。
 行くとあった。なんと6、615円!<emoji code="a006" />

 エッ!これを2・3着。手持ちは1着分と3分の1<emoji code="a004" />
 なんでこんなに高いのかと訊くと、「ホックのところにあるのでしょうか」と。
 レンタル屋に行ったら“つなぎ”はないとのこと。

 しかたがない、1着だけ求めて届ける。
 と、この前届けたばかりの尿とりパッドも少なくなったのでお願いしますと言われる。
 ああ、こんなことで負担が大きくなっていくのだと実感。

 前かかっていた歯科から、新しく作った入れ歯(上部)とT君が整備してくれた下の入れ歯を紹介状といっしょに担当医に渡してもらうことを看護師に依頼して帰った。

 妻はまだ病室には戻ってこなかった。(時間がかかるものなんだ・・・)
 
 
 

サイタ サイタ サクラガサイタ

2011-04-13 08:00:42 | Weblog
  昨日のお昼、町内のサクラの名所「船岡城址公園」(樅の木は残った)に寄った。
 冷たい風の中で、サクラの蕾がほころびだしていた。
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 数輪開きだしたころもいいものだ。
 
 山肌にはカタクリの花が盛りになっていた。
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 昼下がり。
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 マルバダケブキとカタクリ。

妻の闘病記 15

2011-04-12 11:22:08 | Weblog
  きのうの小雨の水たまりには薄氷が張る。
 吹く風は冬の冷たさ。

 昨日、歯科技工士の甥っこのT君に病院に来てもらって、妻の入れ歯を合わせてもらった。
 やはり事故の時はずれたままの入れ歯は合わなくなっていた。
 最初けげんな顔をしていたが、だんだん笑顔にかわっていった。
 
 そういえば新しく入れ歯を作ると言っていたことを思い出し、通っているI歯科に電話を入れて確認すると上の部分だけできているとのこと。

 T君とI院長と直接話をしてもらうと、この病院の中に口腔外科がありそこに新しい入れ歯を届けると治療をしてもらえるということになる。

 そこに昼食が届く。スプーンを握らせるが、うまくすくえない。
 様子を診ていたら、見かねてT君が食べさせだす。
 うまいものだ。おかゆとおかずを上手に組み合わせて口の中に入れてくれる。
 
 その間に水と二人の弁当を仕入れに1階に下りる。
 自販機の水もジュース類も全部売り切れ!
 ようやくおにぎり弁当を手に入れて戻ると、こちらは完食したと!

 底までは良かったけれど、T君と談話コーナーで弁当を食べしゃべっていると、隣の付き添いの人から呼ばれる。

 何事かと急いでいくと、紙おむつがベッドの下に転がっている。なげすてたのか?
 看護師も2人やってきて手早く片付けてくれた。
 癇癪でも起こしたのかと気になったが、これ以上迷惑をかけられない。
 にっこりしたところでピースサインで後にした。
 T君は仕事場のある福島市にもどっていった。感謝!

 
※昨夜から余震が頻発している。
 震源地は関東沖に移っているようだ。