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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

エッ!大玉スイカが? いやあ挑戦してみるものだ!

2009-07-28 22:00:18 | Weblog
 昼から「ぼちぼち村」へ上った。
 ヤマユリが入り口を飾っていた。
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 ここから200m下った所が「ぼちぼち村」の建屋だが、よほど強い雨が降ったようで小石は流され道路はえぐられていた。
 
 畑には弘さんが牛糞堆肥を撒いておいてくれた。
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 もう雑草で緑がいっぱいに。土の線は、でかいトラクターの車の後。

 畑の耕運を“うめんつあん”に頼みに行ったら、畑で作業中。
 雨が上がったらやっておくからと快くひきうけてもらう。
 そして、手招きされてついて行くと、アレまあ!<emoji code="a006" />
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 直径30cmはあろう「スイカ」。それも3個、草むらの中に。
 こんな標高の高い冷涼な所ではうまく育たないのに、平地と同じように大きくなっている。
 育て方を訊くと、牛糞堆肥をスコップで一つ入れて植え付けツルが伸びだすまではビニールトンネルの中で育て、その後はビニールをはがして放りっぱなし。だから草の中だと言う。
 いやあ、“なんでも挑戦してみるものだ!

「五間堀」のアレチウリ

2009-07-28 13:39:11 | Weblog
  雨が止んで、東の風が涼しい。お昼で23℃。
 ミンミンゼミとヒグラシとアブラゼミが鳴いている。
 それぞれに趣が違うので、聞き入る雰囲気にはならない。

 先日、我家の前の「五間堀(ごけんぼり)」(低地排水路)の土手と水路の草が刈られた。
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 この堀の目的は、水害を防ぐための排水。中央がマコモで水面はもう見えない。
 毎年、水の中ではマコモが3mほどに伸び、土手にはオオオナモミとアレチウリの外来植物が繁茂し排水の邪魔になる。
 ひどいときには、ナイヤガラの滝のようになって土手から水が溢れ、田や道路が冠水する。
 
 去年からこの時期と秋の台風シーズンに刈られるようになり、大型の排水機関場も一部稼動が始まっているというが、去年も冠水しているからまだ安心はできない。

 ところで、マコモは刈られた次の日には10~20cmは伸びてしまう。
 でも、それより気になるのが「アレチウリ」。
 これは根元から刈られると終わりだけれど、日当たりがよくなると次から次と新しい芽を出してたちまち伸びていく。
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 ウリ科だからスイカやメロンやカボチャと同じような子葉をだしている。
 下手をすると9月ころでも芽を出し、10月には花を咲かせて刺のある実をつけるほど手のつけられないツル植物だ。
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 本場もキュウリやヘチマとそっくり。
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 土手の草が刈られて4・5日でこんなに伸びるのだ。

  一旦実ができて落ちると3年後までは順ぐりに発芽し、子孫を残そうとするする生命力。
 潮水をかぶる海辺から「ぼちぼち村」のある蔵王山麓の寒冷地でも平気で繁殖するこの力。
 このままでは、わが国の生態系が崩れそうな危機を感じる手ごわい相手。

 今だと手で抜けば簡単だ。
 暇を見つけては、せっせと引き抜こう。