昨夜、町長を呼んで「三町合併と障害者福祉」についての集会を開いた。
我が町では障害者と町長とが、町政について話し合うのは初めて。
外は星が瞬き、随分冷える。こんな日の夜、何人の障害者が集まってもらえるのか不安だった。
先ず、健常者に混ざって、派手なの若い女性が。
名詞を差し出される。「もやもや病」と書いてある。う~んきいたことはあるが・・・?
「脳を手術した時、視覚神経が切れて右目が全く見えなくなったの。でも、痛みがとれたのでよかった。」と、明るく話をしてくれた。とにかく笑顔がたえない。
町長と手話通訳の2人が早めに到着。
打ち合わせてもらっている間に、ろう者のTさんが。その後3人のろう者も次々と到着。
確認できた障害者の人は5人。町議2人。参加者は、スタッフ込みで26人。
町長には、ポイントを絞って話すように注文しておいたが初めてのこと、説明が長くなった。
でも、ろうの人たちは通訳を通して一所懸命聞いていた。
通訳も一所懸命伝えていた。
聞き終わったろう者から、
「合併すると、財政が大きくなって病院にいくタクシーの割引券が出たり町民バスが走ったりすると思っていたのに、がっかりした。」
くらいで、悩みや要求はあまり出されなかった。これも初めてだったからだろう。
健常者から「学校教育の中に障害者体験学習で、障害者がボランティアで呼ばれるが、わが町では何も謝礼もない。」と町長に迫った。
町長は、「ボランティアはボランティアだから。この辺で出している所はあるの?」
とろう者に訊くと「隣の町も出している。これまでも要求してきたよ。ずっと返事がなかった。」 Tさんが、「町にはお金がないから、ずっと我慢してきた。」と続けた。(このことは、事前に町長に話しておいたのだが。)
それで、ろう者の情報不足を指摘すると、
「役場に手話通訳ができる人を置いてほしい。」と要求の声が上がる。
町長は、しぶる。
健常者から「Tさんたちは、毎週手話サークルを開いているんだから、福祉課の職員に研修させたらどうか。」と提案。ここは、障害者に声を上げることの大事さを分かってもらうチャンス。
町長は「検討してみよう。」ということになった。
仙台市の例を上げ、要求実現のためには、障害者と健常者が手を取り合っていくことの大切さを訴える。
2人の町議も、この話し合いを踏まえて活動することを確認しあっていた。
残念だったのは、「もやもや病」の女性の発言チャンスをつくれなかったこと。
終わってから「わたし、タクシーの割引きのことをいいたかったの。」と、にこにこしながら話しかけてきた。
彼女には、この進め方が早すぎたのだろう?
初めてだったので反省するところがいっぱいだが、こういう集まりを続けていくことで一致を得られたのは良かった。
具体的にはこれから。
我が町では障害者と町長とが、町政について話し合うのは初めて。
外は星が瞬き、随分冷える。こんな日の夜、何人の障害者が集まってもらえるのか不安だった。
先ず、健常者に混ざって、派手なの若い女性が。
名詞を差し出される。「もやもや病」と書いてある。う~んきいたことはあるが・・・?
「脳を手術した時、視覚神経が切れて右目が全く見えなくなったの。でも、痛みがとれたのでよかった。」と、明るく話をしてくれた。とにかく笑顔がたえない。
町長と手話通訳の2人が早めに到着。
打ち合わせてもらっている間に、ろう者のTさんが。その後3人のろう者も次々と到着。
確認できた障害者の人は5人。町議2人。参加者は、スタッフ込みで26人。
町長には、ポイントを絞って話すように注文しておいたが初めてのこと、説明が長くなった。
でも、ろうの人たちは通訳を通して一所懸命聞いていた。
通訳も一所懸命伝えていた。
聞き終わったろう者から、
「合併すると、財政が大きくなって病院にいくタクシーの割引券が出たり町民バスが走ったりすると思っていたのに、がっかりした。」
くらいで、悩みや要求はあまり出されなかった。これも初めてだったからだろう。
健常者から「学校教育の中に障害者体験学習で、障害者がボランティアで呼ばれるが、わが町では何も謝礼もない。」と町長に迫った。
町長は、「ボランティアはボランティアだから。この辺で出している所はあるの?」
とろう者に訊くと「隣の町も出している。これまでも要求してきたよ。ずっと返事がなかった。」 Tさんが、「町にはお金がないから、ずっと我慢してきた。」と続けた。(このことは、事前に町長に話しておいたのだが。)
それで、ろう者の情報不足を指摘すると、
「役場に手話通訳ができる人を置いてほしい。」と要求の声が上がる。
町長は、しぶる。
健常者から「Tさんたちは、毎週手話サークルを開いているんだから、福祉課の職員に研修させたらどうか。」と提案。ここは、障害者に声を上げることの大事さを分かってもらうチャンス。
町長は「検討してみよう。」ということになった。
仙台市の例を上げ、要求実現のためには、障害者と健常者が手を取り合っていくことの大切さを訴える。
2人の町議も、この話し合いを踏まえて活動することを確認しあっていた。
残念だったのは、「もやもや病」の女性の発言チャンスをつくれなかったこと。
終わってから「わたし、タクシーの割引きのことをいいたかったの。」と、にこにこしながら話しかけてきた。
彼女には、この進め方が早すぎたのだろう?
初めてだったので反省するところがいっぱいだが、こういう集まりを続けていくことで一致を得られたのは良かった。
具体的にはこれから。