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silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

Slalom Giant Hommes (男子大回転)

2006年02月21日 10時17分43秒 | スキー
冬季オリンピック期間中は、どうしてもコブ滑りだけでななく、他の話題もしてしまいます。
男子大回転は、1位オーストリア、2位フランス、3位オーストリアでした。
写真は2位になった、ジョエル・シェナル(Joel Chenal):仏、の滑り。素晴らしい体軸の使い方ですねえ!
他の感想としては、これらの国々がアルペン上位に来ると、なんだか嬉しい。

大回転は、分かりやすい競技です。また素人がとっつきやすいアルペン種目でもあります。
私たちがロングターンをする時のお手本を見ることが出来ます。
下で(ターン後半)スキー板を踏みつけ過ぎて、吹っ飛んでいくのはカッコいいけど真似するものじゃありませんね(笑)。
力強いスピードの中での、丁寧なライン取りが印象に残りました。
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テールジャンプ(リュアード)実践編

2006年02月20日 23時25分08秒 | スキーテクニック編
さて、横と後ろからの写真を2態。
斜面はいつものごとく、斜度約30度の箱館山モーグルバーンの自然コブ。深く荒れた悪雪です。
テールジャンプ実践編ですね。両者とも、撮影は一番深い同じラインです。
若干違うテクニックを使っていますが、基本はテールジャンプです。

コブの溝では既にエッジングが終わり、コブをテールジャンプで越しています。
両者ともの2コマ目に注目。
テールジャンプ=トップが下がる、です。
だので非常に凸の上の方からエッジングを開始することが出来る=スピードコントロールする事が出来る。スピードアップしたければ、その部分を短時間で済ますわけです。
パン!と一拍で。

これでモーグルスクールで、何故あれほどまでに整地で、テールジャンプの練習を繰り返しさせられるかお分かりですよね。

おまけで写真の解説。
左:スピードコントロールに重点を置いた深回しターン。膝・足首の捻り込みを強く取り、体勢は比較的高いまま。エレガン(elegant:アクサン省略)な滑り。
右:速さを出すために、吸収姿勢をとって比較的真っ直ぐなラインを取っているターン。
アグレスィフ(agressif)な滑り。
と分類しても良いでしょう。

ここで具体的にテールジャンプのやり方を、もう一度書いておかないと片手落ち(いつの間に放送禁止用語?)になります。
大概の間違いは、前圧不足と、テールを跳ね上げるモマン(moment=時期)の悪さにあります。
山回りを終え、やや踵でエッジングしてブレーキをかけ、雪面からの反発を貰い、それを解放するのですが、その方向は斜面下方向でしたね。
その時にしっかり前圧がかけられないと、テールジャンプではなく、全体ジャンプになってしまいます。
そこでリュアード(Ruade)=馬が後ろ脚で蹴上げる、のイメージです。
ジャンプの時間を瞬間に取って下さい。そう、ゴム飛びをしたことのある方なら分かるはず。
したことのない方は、その場で垂直ジャンプをしてみて、飛んだ瞬間に、踵をお尻に近づけて下さい。
その感じです。凄く一瞬でしょう?
それを繰り返し繰り返し、斜面下方向に向けて練習して下さい。そればかりの練習のためにギルランデ(片一方のターンを深く山回りだけ、逆側はリュアード!で谷回りだけ)をするのも一本のリフトを有効利用出来ていいでしょう。

au bon moment!タイミング良く!何度も!
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すべてへの第一歩(テールジャンプ)

2006年02月20日 00時03分30秒 | スキーテクニック編
ここでは、くどいほどテールジャンプ(リュアード)を取り上げることにしましょう。
スキーの上達にとって、これほど意義のある練習法は他になく、反復練習をすればするほど、効果は大きくなり、スキー技術全体の対応幅も広がります。
これは不整地やモーグルにとってだけでなく、ひいてはカービングでも有用なものであり、上達した先でそれと気付くかも知れません。

抜重には大きく別けて、伸身抜重と抱え込み(屈伸:あえて同じとします)抜重があります。
しかしながら、最終的にこれらは区別しなくてはならないものでしょうか?
徹底した伸身抜重の練習を低速でしていき、うまくなるにつれて高速になれば、運動は自然と抱え込み抜重となります。
その最も基本的なものが、テールジャンプにあります。
いっけんテールジャンプは、低速の技術のようですが(事実高速では使えない)ここにあらゆるスキー運動の要素が詰まっています。
またテールジャンプは、まるでターンの前半を飛ばしているかのように見えます。ターンの前半が大切といいながら、何故そこを空中で省略しているかのように見えるテールジャンプが理にかなっているのか、それはこういう事です。
高速でカービングターンをする時には、ターン前半はスキー板を踏みつけ、まるでブランコを漕ぐ時のように加速させます。この時、身体は板を雪面に押し付けるのですが、むしろ体全体で突っ張る感じに近い。これは高速だからこそ出来るもので、低速の時に踏む位置はもう少しだけ下にずれます。
実際はテールジャンプの着地地点はターン前半です。そこからフォールラインを越しながら押し回す、と言うか押しずらすと言う部分が高速カービングターンの、「漕ぐ」部分に当たるのです。
写真を見てみましょう。この2コマ目こそがその空中部分にあたるのですが体勢は既に、「押し…カービング時と同じ」に入りつつあります。
そう言ったことで、低速のテールジャンプによる正確な重心移動や、身体捌きが出来ていないスキーヤーの高速カービングターンは、単にスピードの力のみによる勢いだけの、メリハリのない未完成な滑りとも言えます。

スキーというものは、板を動かすのではなくて、自分が動いて板を引っ張るのが運動の本質ですから、そこを勘違いしないでスピードの力を借りずに、積極的に自分から動いて行かなければなりません。
滑れているのに、動きが何となく硬かったり、ぎこちなく感じられるスキーヤーは決定的にそれが不足しているのだと思われます。

※写真注

相変わらず、目線が下過ぎたり、3コマ目で腰が回りそうになって下手くそなモデルですが(汗)、これは不整地対応の練習をしているテールジャンプです。
なので重心とスキーを離さないように、なるべくコンパクトに滑っています。テールジャンプ着地後、板を走らせることは現代のスキー板では容易ですが、不整地の練習をする際にはそれは避けるべきです。
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エチカ( Ethica)

2006年02月18日 22時28分10秒 | スキーオフトレ
土曜日。
あす日曜は定例箱館山スキーですが、今日は午後から時間があったので、今年2度目のマウンテンバイクへ。
スキーシーズン中は、当然ながらマウンテンバイクの機会が減りますね。一応スキーのオフトレということでブログに載せてしまおう。
大した時間がない時は、担ぎ上げが必要な程の山の中へは入らずに、里山の林道などを走ることが多いものです。

一人で、お気に入りのコースを走っていると、山も川も草も径(みち)も、民家まで混然となり、すべてが意志をもって現在のために存在するような気さえします。
それらの景色と自分との境界が、曖昧になって陶然として来るのが京都北山の良いところでしょう。
20分もペダルを踏むと、その世界に入り込めます。

エチカ( Ethica)、と言うのは17世紀のオランダのスピノザと言う哲学者の書いた哲学書です。英語ではethics(倫理)となります。
ここでスピノザは汎神論を説き、神が総てを創ったのではなくて、存在する総てが、神であるというような事を書いています。
余り難しく考えてはいませんが、この考えはとても日本の里山彷徨には、ぴったりと来るものです。
マウンテンバイクで走っていると、何とは無しに、総ては神が(汎神論的な意味での)自分のために創ってくれた!とさえ思えるようになります。
まあ、私の場合、ここで人格神的な神であっても問題無いのですが、それではエチカじゃなくなってしまうし…。

ところで最近、里山に舗装路が現れ始め、味のない住宅がその景色に侵入し始めています。
京都近郊で、こういう雰囲気を味わえるのもそう長くはないかも知れませんが、後世、その時でさえ、好き者はもっと奥山を彷徨うのかも知れません。
文化というものは、言語や風土のみでなく、建造物もその中に含まれます。自然の中に、あるべくしてあった、というような建物や村を見るのは気持ちの良いものです。
と、言うよりその風景を見て、いいなあと思えるのがその文化圏の中にいる証左なのでしょう。
京都北山を世に広めた北山クラブの故・金久昌業氏の言いたかったのも、こういうことかも知れません。
自分では、結構ラジカルな考えな人間だと思っていたのですが、意外とそうではないかも知れません。ああ、平凡だなあ、と年齢とともに分かってきたのでしょうか(遅いなあ)。
ま、いずれにせよ里山には、京都北山の雰囲気を損なうような、デカルチャ(^^;な建物はやめて頂きたい。
京都市の美観地区の規制など、全く意味のないものですから、何とかならないものでしょうか。市内はビルが林立していても良いので、周辺部は徹底的に低層住宅で日本家屋にするとか、無茶ですかね。
今日はスキーから話が外れ過ぎました。

※スピノザの汎神論は、私にとっては感覚として端的に諒解出来るものですが、もしそういった「神」的なイメージが苦手な人は、日本神道の八百万(やおよろず)の神、的なイメージでは如何でしょうか?
仏教は日本の風土の完全に一致しているとは思いませんが、山川草木悉皆成仏と言う言葉は、ナカナカ良いと思います。
日々葬式仏教を否定し続けて、京都に寺とか要らないし!とか言っているわりには物分かりが良くなって来ているようです(苦笑)。
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コブの滑り方(後ろから)

2006年02月18日 10時54分18秒 | スキーテクニック編
では今度は後ろから、コブの滑り方を。
但し、人工モーグルコースで、コブがやや浅く、その上このスキーヤーはコブの肩から肩へと直線的に滑っているので少し分かりにくいかも知れません。

1コマ目:コブの凹に向かってエッジング(殆どしていませんが)。
2コマ目:凹の一番底の部分。
3コマ目:コブの凸部分を越していきます。本来のラインは50cmほど右に見えている溝ですが、無視して直線的にコブの凸の肩部分を乗り越しています。
軽度の吸収動作、明確な「くの字」(この写真ではく、ではなくて>ですが)の外向傾が見られます。
4コマ目:次のコブに向かって始動。
5コマ目:凹の底部分。やはり底まで落ちずに肩を通過しています。
6コマ目:コブの凸部の肩を越しているところ。

この滑りはブレーキ要素が殆どなく、コブ初学者には難解かもしれませんが、昨日の滑りをモーグル的に突き詰めていくとこうなります。
まあ、はじめは溝の底まできっちりと使って踏みずらすことが必要です。そう凸から凹まで。
とにかくコブの滑りは骨盤をしっかり立てて(腰を前へ押し出す感じ)、スキートップを下げるために、後傾にならないことが重要です。
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コブの滑り方(はじめてのコブ)

2006年02月17日 10時51分43秒 | スキーテクニック編
そろそろコブを滑りたいなと考えているあなたは、ある程度整地での小回りも出来ている筈です。
その前提で、今日は(また私の宜しくない演技で申し訳ないのですが)写真を使って、細かい言葉にとらわれず、擬態語を使いながらイメージを掴んでもらいましょう。
まず、はじめてコブに入る時、一体どこを通ればいいのだろう?どこで回せばいいのだろう?というところから始まると思います。
それでは解説。写真は左上から右下へ見てください。

1コマ目:ガリガリと、コブの凹(へこみ)に向かって、横滑りでスピードを殺しながら滑り降りてゆきます。
2コマ目:減速終了。コブの凸(ふくらみ)にぶつかります。
3コマ目:凸を越すところ。スキーのトップもテールも宙に浮いているので、方向変換は簡単ですね。左手を前にするのを忘れずに。これで後傾が防げます。
4コマ目:さあ次の凹に向かって、横滑りでスピードコントロール。外向傾忘れずに。写真はちょっとスピードが速すぎます。
5コマ目:凸に向かう用意は出来ていますか?
6コマ目:よいしょ!コブを越します。ちょっとスピードが速いので抱え込み抜重になっていますが、しっかり凸の手前でスピードを殺せていたら、伸身抜重でも構いません。もうちょっと右手は前に出た方がいいです。
上体はかぶせ過ぎない。足が下から上がってくる感じで凸を越します。
7コマ目:次の凹に向かってガリガリと横滑り。なんだこのダラっとした姿勢は(笑)。もうちょっとしっかり外向傾して下さいね。
8コマ目:しっかりスピードコントロール。もう次のコブに向かう準備が出来ています。

なんとなくイメージ出来たら大成功。
今日は、こんなところで。
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男子モーグル(Bosse-Hommes)

2006年02月16日 10時05分10秒 | スキー
勿論写真は昨日のオリンピックのものではありませんが、2位になったフィンランド人、ミッコ・ロンカイネン(Mikko Ronkainen)の滑りです。
非常に好きな写真なので載せてみました。この写真では左手の構えに惚れ惚れしてしまいます。
深い吸収、安定した上体、密脚など見どころは一杯ありますが、このイメージを焼き付けて自分の次の滑りに投影することが上達の一歩かも知れません。
逆に言えばイメージ力が弱いと、スキーはうまくなりません。自分のあるべき滑りをイメージしてから課題に取りかかりましょう。

正直言うと、技術論語るのに相応しくないかも知れませんが、アルペン、スキーアクロバティクー(Ski acrobatique=フリースタイル)に限らずヨーロッパ勢の滑りがご贔屓です。新大陸勢の滑りはどうも優雅さがなくって(苦笑)。
何故なのか。新大陸人気質なのか?
勿論スキー自体の歴史や、人気度、認知度は旧大陸の方が数段上ですが、それで語れるのでしょうか?
(実を言うと結構関係があるような気がしています)

さて昨日は、N氏と遅くまでロイヤルホストでスキー技術論をしていました。そこでカービングの踏み方について、気の利いた表現法を思いつきました。
対話しながら、考えを進めていくと意外なアイデアが浮かんでくるものです。その表現法とは?それはまた後日に。
しかし二人以上寄ればスキーの話、寝る時もスキーのイメージ、歩いていてもスキーのエッジング、と中毒状態は留まりません。まあ當(まさ)にsilly ski squadron!
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男子滑降(Descente - Hommes)

2006年02月15日 09時59分23秒 | スキー
トリノ冬季オリンピックが酣(たけなわ)です。ところで男子滑降でフランス人がやりましたねえ。
優勝は30番スタートのアントワヌ ドヌリアズ(Antoine Deneriaz)。189cm、100kgの巨躯をピステで踊らせていました。
途中計時を見ながらハラハラするのが醍醐味です。

ひとつ気になったのが、テレビ放送。ケーブルテレビ等を契約しておられる方は問題ないでしょうが、地上波で地味に見ているとカットされる競技があったり、とんでもない時間帯のものがあったりします。
冬季オリンピックの花形の男子滑降が、ライブでないのに驚きました。夜中に録画で放送されたため予約録画でみましたが、ビブナンバー30のアントワヌが滑り終わってタイムが出た直後にビデオテープが終了していました。

危ない危ない。男子モーグルも気をつけなくっちゃ!

それにしても日本人が出る競技だけを優先的に放送ってのも…分からないでもないのですが、男子滑降をリアルタイムで見られないとは…。
夏のオリンピックで言えば、マラソンや100m競争級の競技なので是非、一般の人たちにスキーの凄まじさを知ってもらうためにも今後はライブ放送してもらいたいですね。

ちょっとだけ技術的な話を。
滑降となると、ほとんどのスキーヤーには関係ないのですが、現在使用されているクローチング、卵形姿勢、っていうのは意外に歴史が浅く、フランスのジャン・ビュアルネと言う人が編み出したと言われています。
1960年代のアンリ・デュビヤール等のクローチングが素晴らしかったのも直系だったからでしょうか。
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何故、ターン切り替え時に前へ飛び込めないか

2006年02月14日 11時05分01秒 | スキーテクニック編
結論から言うと、足場が固まっていないのがひとつの大きな原因です。
最近、斜面方向へ身体を投げ出す、プロジェクション・アバン(2006年1月11日参照)が出来たきっかけをいろんな人に聞くことにしています。

これが出来ないことには、永遠に次のステップに進めないからです。言い方を変えると、ここをうまくクリア出来るかどうかが、そのスキーヤーの運命を決定します。
大袈裟ですねえ(笑)。しかしながら所謂「自己流」と言われる間違ったスキーをしているスキーヤーはこのターン切り替え部分が正確に出来てないのだと思います。
カカトのヒネリだしや、腰の振り、大袈裟なロタスィヨン(ローテーション)で次のターンに入ろうとします。
いろんな原因はありますが、根本は素直に重心を斜面下方向へ落とせないことです。
しかしながら、その大前提として、切り替えに入る前にターンが正確に終わっているか、ということが問題になります。
ターンが終了する時には外向傾が出来、スピードは自分が次にプロジェクション・アバンが出来る程度にまで落ちていることが必要です。これは人によってまちまちです。
このフランス人(Thomas Fanara)のように高速な真似は誰にでも出来ません。
プロジェクション・アバンをするための、もうワンランク前のステップとしては以下のような要件と練習が良いと思います。

○要件○

ターン終了時に外向傾が取れている。決して後傾でないこと。

○練習○

デラパージュ→停止→デラパージュの繰り返し
これにより足場をつくるわけです。

足場さえ出来ていれば、あとは斜面下方向へ飛び込むだけと言うことになります(実はそれも難しいのですが)。
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コブの滑り方---第一歩(自分達でラインを作る)

2006年02月13日 12時00分41秒 | スキーテクニック編
昨日の箱館山スキー場にて。
出来ていたコブが、ラインが入り乱れ、とても荒れていました。
実はこの日、コブを滑りたいという女性が合流したので、はじめての時はなるべく良い条件で練習出来るようにと、久しぶりに自分たちでラインを掘りました。雪も柔らかかったのと、6人でトレースしたので割合に早く完成。
ピッチはこの写真のところで3m程度です。

さて基礎がかなり出来ている方だったのでアドバイスは以下だけ。

1:上体を常に下向けに保ち、手を前に。
2:低い姿勢で、膝足首をよく曲げられるようにする。
3:なるべくターンの前半を作る。

3:は難しいのですが、既に整地では出来ておられる様子でしたので、そんなに説明は要りませんでした。シュテムで一度練習しただけです。
始めこそ、斜度変化についていけず後傾となり、外足の突っ張りなどが見られましたが、やはり基礎をしっかり練習しておられる方は、習得も早いですね。
特に自分たちの作ったトレールがどんどん掘れていくわけですから、それに対応してコブの滑りが出来るようになられました。

人数が多くいて、雪が柔らかい場合は、自分たちで掘っていくというのは、非常に効果的な練習法だと思います。

ま、もう自分の連続写真はどうでもいいんですが一応チェック。
シーズン始めに比べて大分動作がコンパクトになって来ました。今少しの上体の谷側への傾きが欲しいところです。

追記:トリノオリンピック女子モーグル決勝。ジェアニファー・ハイルだけ異次元な滑りを見せていました。
モーグルは、やはりターンが大切ですねえ!素晴らしかった。
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