最初に断っておきますが、この左のモデル(SIA基礎スキーインストラクター)は以前、不整地デモ選で10位に入ったことのある強者なのでそのつもりで見てください。
右はさのさかモーグルスクールのスタッフであり第一人者(そもそもさのさかモーグルスクールのインストラクターになるためにはA級大会出場者で全日本クラス以上の実力が必要)の女性モーグラー。
なので今日の写真は、全日本的に見ても非常にレベルの高い滑りです。
モーグルコースは春らしくザラメで、また幾つものラインがあり、その中の素直ではあるが深いラインを選んでいます。
左の基礎インストラクターが普段いうことには、コブの滑りが上級になると、必ずモーグルの要素が必要になるらしいです。
そしてそれには全く賛同します。
それにしても、この短いピッチの人工モーグルコースでのバンクターンは素晴らしい。スキー板をしっかりバンクに押し付け、3次元のターン弧を描いています。
基礎スキーヤーのコブ滑りの最終目標的な滑りでしょう。
磨かれた技術、体力、才能がないとこれは出来ない。
その後、彼はバンクターンを使わずに、真っすぐなライン取りをしましたが、勿論落下速度は真っすぐな方が速い。
手の位置が前に出れば、モーグラーかと見違えるような滑りでした。
ということはつまり、コブ滑りの最終形態というのはやはりモーグルと言うことになるのでしょう。
で、右のモーグルインストラクターの滑りを見てください。
モーグルとしては、中速で滑っていますが、落下速度は基礎のバンクターンと変わりません。
無駄のないコンパクトな動き、直線的なライン、膝下のタイトな扱い。
これも亦、積み重ねた技術や才能がないと出来ません。さすがと唸ってしまうフォームです。
左右を比べると本当に面白いですね。いずれも素晴らしい!
体軸の傾きやライン取りに注目です。
こんなハイレベルな写真の比較が出来るのは、幸せなことです。
右はさのさかモーグルスクールのスタッフであり第一人者(そもそもさのさかモーグルスクールのインストラクターになるためにはA級大会出場者で全日本クラス以上の実力が必要)の女性モーグラー。
なので今日の写真は、全日本的に見ても非常にレベルの高い滑りです。
モーグルコースは春らしくザラメで、また幾つものラインがあり、その中の素直ではあるが深いラインを選んでいます。
左の基礎インストラクターが普段いうことには、コブの滑りが上級になると、必ずモーグルの要素が必要になるらしいです。
そしてそれには全く賛同します。
それにしても、この短いピッチの人工モーグルコースでのバンクターンは素晴らしい。スキー板をしっかりバンクに押し付け、3次元のターン弧を描いています。
基礎スキーヤーのコブ滑りの最終目標的な滑りでしょう。
磨かれた技術、体力、才能がないとこれは出来ない。
その後、彼はバンクターンを使わずに、真っすぐなライン取りをしましたが、勿論落下速度は真っすぐな方が速い。
手の位置が前に出れば、モーグラーかと見違えるような滑りでした。
ということはつまり、コブ滑りの最終形態というのはやはりモーグルと言うことになるのでしょう。
で、右のモーグルインストラクターの滑りを見てください。
モーグルとしては、中速で滑っていますが、落下速度は基礎のバンクターンと変わりません。
無駄のないコンパクトな動き、直線的なライン、膝下のタイトな扱い。
これも亦、積み重ねた技術や才能がないと出来ません。さすがと唸ってしまうフォームです。
左右を比べると本当に面白いですね。いずれも素晴らしい!
体軸の傾きやライン取りに注目です。
こんなハイレベルな写真の比較が出来るのは、幸せなことです。
私もそう思います。コブ斜面で最高のパフ ォーマンスを発揮できるのがモーグル滑り なのですから。ただ、最近よくわからなく なってきました。基礎滑りの無駄を省いて いった滑り(コブの裏を削る時間を短くす る、エッジングを短く鋭く、など)がモー グル滑りになると考えていたのですが、ど うもそうではないようです。根本的に滑り 方が違うように思えてきました。皆さんは どう思います?
でも結果的に踏んでいる場所は同じかも知れない。
そう、打撃系格闘技が、いろんな流派があるように。でも結果的には「いかに強い打撃を打つことが出来るか?」は同じですよね。
また、それに就いては書きますが、相当レベルの高い話になりそうです。
私には、その滑りはまだ出来ないのですが(^^;