(写真は今日のEBI氏の滑り。本文とは関係ありません)
自然コブ限定法ではないですが、モーグルというのは速さも競わなくてはならないので今から滑る方法は相応しくないでしょう。
とにかく表題のような状況では脚力も落ちているわけですから、まずスピードを落とさなければならない。スピードが速くなるとそれに対応すべく筋力が必要になるからです。
本日のびわ湖バレイの午後4時以降の状況がまさにそうでした。いくら(通称)三角斜面の距離が短いと言っても疲れた脚を庇いながら降りてくるには楽な方がいい。
で色々試してみました。
はじめはジャンプターンを使って素早くコブの裏側に降りる方法で捌いていましたが17時も過ぎるとそれもままならぬ貧脚となり果ててしまいました。
そこで“高橋美三男”プロ式のアレを使ってみることにしました。
1:まずはコブの裏側をしっかり横滑りで削りスピードコントロールしながらコブの底に到達します。
2:踵荷重でストックをしっかりコブの頭に突きます。この状態で強いアンギュレーション(ビッサージュ)の状態が作られます。
3:ふだんしない事ですが、突いたストックに寄りかかり、尚かつその突いたストックのグリップを見るようにします。これにより強力な回旋力が産生され、殆ど静止した状況から無理なくスキー板の方向が変わります。極端なアンギュレーションからローテーションへの変化と言い換えても良いでしょう。
4:ほとんどその場で回旋が行われるので、スキーの方向が変わった時点でもう既に次のコブの裏側の上の方です。余裕を持って同じ動作を繰り返すことが出来ます。
ここでちょっとしたコツです。
コブの底に達した時点で思い切りお尻を落としてみましょう。斜め後ろに外向傾姿勢が取られているので後傾ではないのです。
上記の滑りはスピードを競う人工モーグルコースや溝状のラインコブで適当ではありませんがアイスパックされた夕方などの自然コブで体力を節約するのにはとても有効です。
ところで面白い記事を見つけました。SIA公認、磐梯ひじかたスキースクールの土方あきら校長の主張です。
ページ表題はちょっと過激なのと文中で使われているもっと真面目に良いレッスンをしようとしてご紹介。
特に“にわかスキー教師”の問題について厳しく掘り下げています。土方校長のいう“にわかスキー教師”とは、たとえばSIAであればステージ1を取得していない状況でスクール内だけで適当な研修を受けたインストラクターもどきのことを指します。
なりたてのステージ1は確かにそれほど上手い存在ではないかも知れませんが、そこはやはり正式に研修を積んだプロなので教え方のバリエーションは抑えている。
しかし、にわかスキー教師にその資質はありません。
安易な団体レッスンがどれだけスキー界の発展の妨げになるかという、土方校長の呻きが聞こえてくるようです。どうぞご一読下さい。
自然コブ限定法ではないですが、モーグルというのは速さも競わなくてはならないので今から滑る方法は相応しくないでしょう。
とにかく表題のような状況では脚力も落ちているわけですから、まずスピードを落とさなければならない。スピードが速くなるとそれに対応すべく筋力が必要になるからです。
本日のびわ湖バレイの午後4時以降の状況がまさにそうでした。いくら(通称)三角斜面の距離が短いと言っても疲れた脚を庇いながら降りてくるには楽な方がいい。
で色々試してみました。
はじめはジャンプターンを使って素早くコブの裏側に降りる方法で捌いていましたが17時も過ぎるとそれもままならぬ貧脚となり果ててしまいました。
そこで“高橋美三男”プロ式のアレを使ってみることにしました。
1:まずはコブの裏側をしっかり横滑りで削りスピードコントロールしながらコブの底に到達します。
2:踵荷重でストックをしっかりコブの頭に突きます。この状態で強いアンギュレーション(ビッサージュ)の状態が作られます。
3:ふだんしない事ですが、突いたストックに寄りかかり、尚かつその突いたストックのグリップを見るようにします。これにより強力な回旋力が産生され、殆ど静止した状況から無理なくスキー板の方向が変わります。極端なアンギュレーションからローテーションへの変化と言い換えても良いでしょう。
4:ほとんどその場で回旋が行われるので、スキーの方向が変わった時点でもう既に次のコブの裏側の上の方です。余裕を持って同じ動作を繰り返すことが出来ます。
ここでちょっとしたコツです。
コブの底に達した時点で思い切りお尻を落としてみましょう。斜め後ろに外向傾姿勢が取られているので後傾ではないのです。
上記の滑りはスピードを競う人工モーグルコースや溝状のラインコブで適当ではありませんがアイスパックされた夕方などの自然コブで体力を節約するのにはとても有効です。
ところで面白い記事を見つけました。SIA公認、磐梯ひじかたスキースクールの土方あきら校長の主張です。
ページ表題はちょっと過激なのと文中で使われているもっと真面目に良いレッスンをしようとしてご紹介。
特に“にわかスキー教師”の問題について厳しく掘り下げています。土方校長のいう“にわかスキー教師”とは、たとえばSIAであればステージ1を取得していない状況でスクール内だけで適当な研修を受けたインストラクターもどきのことを指します。
なりたてのステージ1は確かにそれほど上手い存在ではないかも知れませんが、そこはやはり正式に研修を積んだプロなので教え方のバリエーションは抑えている。
しかし、にわかスキー教師にその資質はありません。
安易な団体レッスンがどれだけスキー界の発展の妨げになるかという、土方校長の呻きが聞こえてくるようです。どうぞご一読下さい。