silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
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before after(&DPP-4阻害剤の使い方)

2011年02月15日 00時15分16秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
いま話題のDPP-4阻害剤ですが、もちろんどんな糖尿病の方にも著効するというわけではありません。
一番効果的なのは今までSU剤にメトホルミン、ピオグリタゾン、おまけにα-GIも重ねて服用していてHbA1c(JDS値)7.5%以上の方への追加投与でしょう。
ただしこの場合はインクレチンとSU薬の適正使用についてをじゅうぶん念頭において使用しなければなりません。
特にグリベンクラミドとに於いて増幅経路は非常に強力なので減量するのは当然です。しかしながら逆にいえばグリベンクラミドを使っている方は安易に他のグリメピリドやグリグラジド(ベンズアミノ基を持たないタイプ)に切り替えると血糖コントロールが悪化しなかなか元に戻らないという経験をします。
安全第一ではありますがグリベンクラミドを5~10mg使用している場合、なるべく同じグリベンクラミドのままで減量するのが得策かと思われます。
最近グリベンクラミドの1.25mgハーフ錠とか出ないかなあと思っているくらいです。まあ半錠にすれば良いのですけど(1.25mg錠でも割線はある)。
1~2ヶ月の少々の血糖上昇は大目に見て、低血糖を防ぎながら微妙に匙加減をするのが肝要です。
上記のことはあくまで経口剤で何とかしようという場合。
実はそんなに苦労しないでも良い方法が一つ。もうお分かりでしょうがGLP-1作動薬の注射です。
肥満タイプの2型糖尿病の方にこれほどベストな選択はない。出来ればメタクト(メトホルミン+ピオグリタゾンの合剤)との併用が認められればベストです。
日本国中の糖尿病専門医が現在取り組んでいますので、いずれスタンダードが決まるのではないかと考えています。

さて写真に戻ります。コブの滑りは一朝一夕にとは行かないのは御存知の通りです。
この2年間の間を置いた連続写真はとても示唆に富みます(モデルも斜面も同じ)。
2009年時点でも、約25℃の硬い自然コブをmia嬢はノンストップで降りてくることが出来ていましたが、その後練習を積み、2011年のように滑ることが出来るようになっています。
具体的に
◎腕の構えがワイドかつ上がっている(上のコマ)
◎切り替え時に内足を上げなくなっている(中のコマ)
◎腰の回り込みが非常に減っている(上のコマ)
◎腰の落ちが少なくなっている(全部)
◎テールによるコブ裏側の削り取りのみから、もっとスキーの前の部分から削ることが出来はじめている(下のコマ)
特にスキーの前の部分でコブの裏側を削ることが出来るようになればスピードアップが図れます。
あと切り替え時に内足を上げなくても良くなっているのは内足を使うことが出来るようになっているからです。これには整地での徹底的な反復練習が必要となります。
地道な練習あるのみですね。
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