silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

回り道している時間はない

2005年03月07日 23時20分05秒 | スキーテクニック編
すっかり基礎っちの毒に体をやられた僕らは、いつものパークへ向かう。
相変わらず巨大キッカーは巨大なままでヘルメットも今日は持参していない僕は当然パス。

と見るとノール越えまであと1m程のところで雪面に激突したスキーヤーが起き上がって来ない。
箱館ローカルのはしくれとしては行かなくちゃ。

大丈夫っすかー!と聞いて振り返った顔は
おおっと昔の大阪のモーグル仲間!
うわ~!久しぶりーとはしゃいで、相変わらず無茶してまんなーと今度はボックスに遊びに行く。馴れないボックスでまた大阪オールドモーグラー
したたか腰を打って戦線離脱。また遊ぼーな。

その後新たに出来たノール3~4mのしゃくれたテーブルトップに遊びに行く。緩斜面なのでスピードが出ない。その上そこらじゅう初心者がうろうろしていて飛ぶのかどうか判別出来ない(ネットで仕切ってない)。

数回平地に落ちて、人が空くのを待って一番上からこいでこいでこいで、お~、余裕でノール越えーv(^^)v
まあ小さいからな…喜ぶのも程々にしよう。

リフトが止まるまで2人でぐるぐるパーク周辺をまわったり、たまに休憩したり。

駐車場へ降りて来た頃には疲労困憊、でも帰らなくちゃ。

エンジンをかけるとカーステレオが鳴り出す。
Year Bookのメイデン乗り、マーク・アブマのテーマ曲。正式な曲名は知らないがとにかく“It's Time!!”

途端に何かがはがれ落ちた。
あれ?こんなことしてる暇あったっけ?ないよな、だよな。
連れはまだ30才。現役体力バリのフリーライド。

えっと、僕はぁ。えっとぉ。
そう!基礎っちと基礎っちのフィールドで遊んでいる時間なんてないやいっ!

居直りっていうか、負け惜しみっていうか、「それはなかったことにする」
っていうか。突如芽生えた感情。
まあなんだ。僕は僕のスキーをしなきゃ、時間がもうない。
急に基礎っち板が不要に見えてきた。
メイデンAKをがしっと掴んで、隣の車で帰り支度してる連れに言う。
「あ、もう今シーズンこれしか乗らないんで」

暮れ行く琵琶湖
雲間からさす夕陽
残りの人生
ファットなスキー
コブな斜面

さてとOB会のSLだかGSもこれで出よう

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2 コメント

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時間が無いなんて・・ (やんつう)
2005-03-08 15:32:21
時間が無いとかいわないでください!>_<

悲しくなってしまいます。自分は自分のスキー!いい言葉ですね! 俺もスキーアイデンティティーを確立させて言ってみたいものです!

ただ、今は、がむしゃらにスキー道模索してるだけなんです^^;;

すいません、基礎に引っ張り出してしまって・

m(_ _)m 俺も早く自分のスキー道、見つけたいです!
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時間のこと (ボマー)
2005-03-08 22:43:09
残された時間を考えてみましょー。

結構少ないすよ、余っている時間って。

例えば1ヶ月先に予定があるとして30日分たっぷりはないすよね。

この世的な(笑)計算法でも本当に余っていると云える自由時間って1ヶ月でも数時間しかないと思われます。



またその上



>>時間は「あらゆる直観の根底に存する必然的表象である」



とカント大先生もおっしゃっているようにア・プリオリに

感じとるべきものなので「時間がないっ!」と自分で叫ぶ

のは避けられないことなのであるー、かなり強引だけど(^^;



いずれにせよ、意外なことに時間は他者からは規定出来ないのであった。

なので不要な物は切り捨ててゆかないと少なくとも自分の納得出来ることをする暇がなくなるのだー!



スキー、がんばろー(^^)/
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