silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
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SGLT2阻害薬の効果差(主に筋肉量)はインスリン分泌の違い?

2014年08月26日 02時21分23秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
写真はグレードチェックしてくれている友人のスコット氏

最近、運動特にしていない(ホントにしてない、おそらく一日中運動強度2Metsを越さない)BMIの高い男性でSGLT2阻害薬(イプラグリフロジン=スーグラ、ダパグリフロジン=フォシーガ)使用でも筋肉量を保ったまま体重減少又はほぼ一定(つまり脂肪が減少:細胞外水分は不変)かつ血糖コントロールが改善している方を立て続けに経験しました。
さてこの方達の特徴は?と調べると高インスリン血症なんですね。
高インスリン血症の方にSGLT2阻害薬が良い適応なのは分かっていますが、筋肉量が減らないのは何故なのかというのはとても面白い疑問です。
ええ、勿論「筋トレはこれこれ、有酸素はこの時間」と具体的に申し上げているのですが、この夏の暑さもあって実行出来ていなかったようです。
もう少し検討が必要ですが、あらゆるタイプの方が同じ効きき方ではないようです。いえ血糖は食事が一定な限り同じように下がります。筋肉量が減らない、かつ血糖が下がるという効きかたです。このクラスの薬は糸球体濾過量さえ保たれていれば必ず尿糖の排泄により血糖は降下します。
効果の違いがよく分からないと言う場合は、食事摂取を把握していないんじゃないでしょうか。
ちゃんと管理栄養士による聴き取りを実施するべきです。



さてと、遂にウチでもフットジブスを使ったボルダリング課題を作りました。
クロックス(笑)を履いて設定したので、しっかり爪先で立ちこめば前傾壁であれクライミングシューズでなくとも立てます。グレードV0-ってところですか。
現在、糖尿病患者さんのために課題設定しているのですが、広い場所ではないのでどうしても緩傾斜の壁が取れません。
ビギナーの方がするなら、やっぱボルダリングジムで糖尿病教室・運動療法会する方がいいかな~。うーん。
コメント (2)
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