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silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

酸化ストレスを駆逐せよ!

2010年08月12日 01時32分09秒 | スキーオフトレ
運動をたくさんしてます。ほんらい(適度な)運動は酸化ストレスを減少させて血管の傷害を防ぎます。
◎Glut4の発現の増加
◎末梢の血流の増加
◎筋肉量の増加により安静時にも発熱量が多くなる
◎交感神経の賦活化によりドーパミンの増加→ナトリウム利尿の促進
◎PPARγの発現が増加し血中のアディポネクチンも増加(2010年7月16日のエントリを参照)
◎上記よりインスリン抵抗性の改善
なので動脈硬化に効果があるはず。。。ところが過度の運動は酸化ストレスを産み出す。パンプアップの状態もそうです。
なので運動は“健康のためには”やりすぎないことが肝要です。
まあ間違いなく『運動療法』でなく『追い込み系スポーツ』をすると必ず血管傷害を起こすということです、、、と言うのは間違い(笑)。
それに耐えうるようにトレーニングしていけば結果、ストレスに耐える体力が付き結局は健康体を得られます。
もちろん正確な方法でトレーニングしないといけないのでそれが難しいのですが結局は地道な積み重ねですね。
そんなこと言われなくても分かってる?そうですよね。でも理論を知らないとどこかで無理をしてしまう可能性があると思います。
無理をして、で、それを改善させようと抗酸化作用を期待してビタミンEなどのサプリを過剰摂取すると、なんと運動療法で得られる代謝改善効果が減少してしまうのでサプリの摂取法も要注意です。
逆に言えば競技などスポーツするなら普段からパフォーマンスを高めましょうという当たり前な結論になります。
最近私自身は、毎日運動(ローラー台)していますが、VO2MAXの80~85%にとどめています。で徐々にそれを増やす方法に変えました。
で週末のヘビーサイクリングに備える(まだそれに普段の運動量が追いついていませんが)というふうにしています。
暑いこの季節、みなさん余り無理なサイクリングやアタックは是非注意しながら行って下さい。
一度酸化ストレスマーカーである8-OHdG(8-Hydroxydeoxyguanosine)なんかを測定してみるのも面白いのではないでしょうか。
これらは健康保険がきかないので比較的安価な高感度CRPなんかいいかも知れませんね。

※もがくのも程ほどに。奈良競輪場にてバテて脱落中の私(笑)
(2010年7月10日に奈良競輪場で行われたKeirin Fixationにて)
コメント
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