トムラウシ遭難事故
これは2009年の夏、北海道のトムラウシ山で起きた遭難事件です。
山岳ガイドを含む8名が命を落としました。
結論を言います。
【営利目的の山岳ツアーは、絶対にやめるべきです!!】
同じ言葉を繰り返して言います。
【営利目的の山岳ツアーは、絶対にやめるべきです!!】
山岳ツアーのパンフレットには、
いかにも、ベテランガイドが付いているから安心。
何かあっても、ベテランガイドが貴方を守るから安心。
そんなイメージがあって、自分の登山歴にあまり自信の無い、
特に中高年者が応募してくるのだと思います。
しかし、それは大間違いです。
山岳ツアーは、一般的な観光旅行のツアーとは違うのです。
大袈裟に言うと「命がけ」なんです。
客はガイドが一体どの程度のベテランかが判らないのと同じに、
ガイド側からは、一体どんな力量の客が来るのかが判らないのです。
中には、まるで素人同然の人が来るかも知れません。
そんなバラバラの客の命を守ろうにも、究極的には守りようがありません。
また、ガイドと言っても人間、個人差というのがあります。
究極的な状態に追い込まれたら、客を見捨てるかも知れないのです。
最も重要な事は、「自然が相手の遊びは、甘くない」という事です。
それが山であれ、海であれ、自然相手はとても危険なんだという事です。
そこが一般的なツアーと、まるで違う点です。
そんな危険な世界に出かけるのに、得体の知れないガイドにくっ付いて行くなんて・・・
「旅行会社が、仮にもお金を取って行くんだから、
客ををないがしろにする筈がない。」
「お金を払ったんだから、もう安心。」
そんな客の思惑など、営利目的の会社側から見れば、知った事か。
と言われてもしょうがない遭難の結果。
ツアー会社側から見れば、客がどの程度の体力・技量があるのか全く分からない
玉石混合の集団を引っ張って行くのは、
何か事が起きた時にはまるで収集が着かないハメになります。
私は大した山男ではありません。
冬山は全くやらないし、岩登りともほぼ無関係です。
他人に自分の登山歴をもし誇るなら、丹沢山塊全登山道の70パーセントを踏破した事。
そして、その全部が単独登山だという事くらいです。
その後、私は(新ハイキング)(東京ハイキング)という
大きなハイキングクラブに入って、集団登山というのを経験しました。
単独登山と集団登山。
その差は物凄く大きかった。
一人で山に行く時・・
頼れる人は誰も居ない、全てが自分の能力でやるしか無いのと、
リーダーの後にくっ付いて行きさえすればいい。
・・その差は、あまりにも違い過ぎます。
それは同じ「登山」とは言えない決定的な差です。
一人で登山する時といったら、臆病過ぎるほど臆病で、全神経を研ぎ澄まして山を歩きます。
分岐点は勿論、どの場面に於いても頻繁に地図を広げ現在地を確認します。
しかし、集団の時といったら、まるで地図を見る事すらしない。
ただただリーダーに、前を歩く人に付いていきさえすればいい。
そんなのは、ハッキリ言って(登山)とは言えません。
こう言っては言い過ぎかも知れませんが、それは単なる「烏合の衆」集団です。
トムラウシ登山とは別の、吾妻連峰縦走での遭難というのがあります。
それは仲間同志の楽しい登山だったのですが、
避難小屋での夜があまりにも楽しくて、明日の天気予報を確認しませんでした。
そんな事は単独行では絶対にありません。
神経を研ぎ澄まして、明日の天候に集中します。
単独と複数とでは、その位に違うのです。
単独と複数と・・単独とガイド付きと。
それらは、同じ「登山」ではあっても内容に大きな差があります。
一般的旅行ツアーと、山岳ツアーを同じ意識で捉えてしまいかねない点に、
最大の問題点があります。
一人で行くには自信が無いから、連れて行ってもらう。
遭難する最大の問題点はそこであり、
そこに目をつけて金儲けをする会社。
登山というのは、自分が一人だけで行ける自信が無い山は、
基本的には行ってはならないと私は思います。
連れて行ってくれる人が居るから行く。
というのは大間違いです。行ってはなりません。
重ねて言います、
「営利目的の山岳ツアーは絶対にやめるべき」だと私は強く思います。
これは2009年の夏、北海道のトムラウシ山で起きた遭難事件です。
山岳ガイドを含む8名が命を落としました。
結論を言います。
【営利目的の山岳ツアーは、絶対にやめるべきです!!】
同じ言葉を繰り返して言います。
【営利目的の山岳ツアーは、絶対にやめるべきです!!】
山岳ツアーのパンフレットには、
いかにも、ベテランガイドが付いているから安心。
何かあっても、ベテランガイドが貴方を守るから安心。
そんなイメージがあって、自分の登山歴にあまり自信の無い、
特に中高年者が応募してくるのだと思います。
しかし、それは大間違いです。
山岳ツアーは、一般的な観光旅行のツアーとは違うのです。
大袈裟に言うと「命がけ」なんです。
客はガイドが一体どの程度のベテランかが判らないのと同じに、
ガイド側からは、一体どんな力量の客が来るのかが判らないのです。
中には、まるで素人同然の人が来るかも知れません。
そんなバラバラの客の命を守ろうにも、究極的には守りようがありません。
また、ガイドと言っても人間、個人差というのがあります。
究極的な状態に追い込まれたら、客を見捨てるかも知れないのです。
最も重要な事は、「自然が相手の遊びは、甘くない」という事です。
それが山であれ、海であれ、自然相手はとても危険なんだという事です。
そこが一般的なツアーと、まるで違う点です。
そんな危険な世界に出かけるのに、得体の知れないガイドにくっ付いて行くなんて・・・
「旅行会社が、仮にもお金を取って行くんだから、
客ををないがしろにする筈がない。」
「お金を払ったんだから、もう安心。」
そんな客の思惑など、営利目的の会社側から見れば、知った事か。
と言われてもしょうがない遭難の結果。
ツアー会社側から見れば、客がどの程度の体力・技量があるのか全く分からない
玉石混合の集団を引っ張って行くのは、
何か事が起きた時にはまるで収集が着かないハメになります。
私は大した山男ではありません。
冬山は全くやらないし、岩登りともほぼ無関係です。
他人に自分の登山歴をもし誇るなら、丹沢山塊全登山道の70パーセントを踏破した事。
そして、その全部が単独登山だという事くらいです。
その後、私は(新ハイキング)(東京ハイキング)という
大きなハイキングクラブに入って、集団登山というのを経験しました。
単独登山と集団登山。
その差は物凄く大きかった。
一人で山に行く時・・
頼れる人は誰も居ない、全てが自分の能力でやるしか無いのと、
リーダーの後にくっ付いて行きさえすればいい。
・・その差は、あまりにも違い過ぎます。
それは同じ「登山」とは言えない決定的な差です。
一人で登山する時といったら、臆病過ぎるほど臆病で、全神経を研ぎ澄まして山を歩きます。
分岐点は勿論、どの場面に於いても頻繁に地図を広げ現在地を確認します。
しかし、集団の時といったら、まるで地図を見る事すらしない。
ただただリーダーに、前を歩く人に付いていきさえすればいい。
そんなのは、ハッキリ言って(登山)とは言えません。
こう言っては言い過ぎかも知れませんが、それは単なる「烏合の衆」集団です。
トムラウシ登山とは別の、吾妻連峰縦走での遭難というのがあります。
それは仲間同志の楽しい登山だったのですが、
避難小屋での夜があまりにも楽しくて、明日の天気予報を確認しませんでした。
そんな事は単独行では絶対にありません。
神経を研ぎ澄まして、明日の天候に集中します。
単独と複数とでは、その位に違うのです。
単独と複数と・・単独とガイド付きと。
それらは、同じ「登山」ではあっても内容に大きな差があります。
一般的旅行ツアーと、山岳ツアーを同じ意識で捉えてしまいかねない点に、
最大の問題点があります。
一人で行くには自信が無いから、連れて行ってもらう。
遭難する最大の問題点はそこであり、
そこに目をつけて金儲けをする会社。
登山というのは、自分が一人だけで行ける自信が無い山は、
基本的には行ってはならないと私は思います。
連れて行ってくれる人が居るから行く。
というのは大間違いです。行ってはなりません。
重ねて言います、
「営利目的の山岳ツアーは絶対にやめるべき」だと私は強く思います。
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