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日本海海戦・・➀

2020-04-27 15:09:55 | 歴史
日露戦争 日本海海戦報道 - Russo-Japanese War, Battle of Tsushima reporting


日本海海戦と聞いて、それを知っている方はどれほど居るのでしょう?
東郷平八郎と聞いて、それを知っている方はどれほど居るのでしょう?
戦艦・三笠と聞いて、それを知っている方はどれほど居るのでしょう?
敵前大回頭と聞いて、それを知っている方はどれほど居るのでしょう?
バルチック艦隊と聞いて、それを知っている方はどれほど居るのでしょう?





日本海海戦を語るには、それらは不可欠なものなのです。
日本海海戦は、1905年(明治38年)日露戦争の最終章の、
5月27日から、翌28日にかけて日本海・対馬周辺で行われました。
日本では(日本海海戦)と言いますが、
諸外国では(対馬沖海戦)と言われています。

この有名な海戦を書いた本には、



この海戦に戦艦・オリョール号に乗って一兵士として海戦を戦い、
運よく命を失う事なく、捕虜になった、
ノビコフ・プリヴォイ氏が後年書いたドキュメンタリーが、
この「バルチック艦隊の壊滅」があります。
この本の原題は「ツシマ」です。
この本はとても素晴らしい本で、第一回スターリン賞というのを受賞しています。



また、日本ではドキュメンタリー作家として著名な、
吉村昭氏が「海の史劇」として、忠実に描いています。



他にも、司馬遼太郎氏が「坂の上の雲」と名付けた小説を書いていますが、
私は歴史の事実を小説家が脚色して書く事は好まないので、
この本は読んでいません。

例えば「宮本武蔵」を吉川英治氏が書いていますが、
(お通さん)などという架空の女性を作り上げてしまったりしています。
一旦、そういった架空が浸透してしまうと、
それを境に、後世までその架空が存在して、まかり通ってしまう。
そういったのが、好きになれないからです。

「バルチック艦隊の壊滅」「海の史劇」の2冊を読めば、
日本海海戦の真実は知る事が出来ると思います。

日本海海戦は、とても有名な海戦です。
世界の海戦史上、これほど劇的な海戦は世界中に存在しないのです。
それは嘘偽りなく、その通りなのです。

海戦の結果があまりにも劇的だったからです。
それは・・完全勝利。
そんな事はあり得ないという程の劇的な完全試合だったのです。

海戦というのは、もはや過去のものです。
これからの時代に(海戦)などという、
海の上で軍艦同士が大砲で撃ち合うなどという事は、まずあり得ない事です。

となると、日本海海戦は(空前絶後)の、海の戦いでした。
それ以前にも、これ以後も二度と無い海の戦い、
沢山の兵士がこの海戦で命を落しました。
しかし、残酷な言い方ではありますが、
それは(海のロマン)でもあったと、私は思うのです。

日本海海戦は、長い文章になりますので、
ひとまず今回はこれにて終了。また後日。



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