河童の歌声

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思い出の仙台バラライカ・その6

2021-03-24 14:31:58 | 日記
12.4.21.泉のほとり・仙台バラライカ


前回から4か月後の、2012年4月21日には、
私達はバラライカの(お花見)の為に仙台に行きました。
栃木からは金子久子さん(チャコちゃん)中島律子さん(りっちゃん)
千葉から清水さん夫妻、深浦の歌声のブンブンさん夫妻などと一緒になりました。

また、東京立川から医療法人・健生会の方々のグループも来店、
彼等はこの夜だけの参加でした。

12.4.21.エーデルワイス・仙台バラライカ


南部さんはお得意の楽器以外にも、歌もお上手なんですね。

12.4.21.生命をささえて・仙台バラライカ・南部さん作曲


南部さん、作詞・作曲のオリジナル。
アコーディオン・ピアノ・ギター・それだけでも凄いのに、
こんな名曲までも作詞・作曲なんて、あまりにも凄すぎる。
その音楽的才能は果てしなく、底知れなく、ただ羨ましいとしか言いようがありませんね。

12.4.22.ケサラ・仙台バラライカお花見


そして、翌日はお目当ての三神峯公園での花見。
三神峯公園は如何にも東北らしく、
東京の喧騒などなく、静かで眺めが良くて(高台にあって見晴らしがいい)
花見グループはそれなりの距離を保っての宴会。

先発隊の人達があらかじめ場所を確保してくれました。
「歌声喫茶バラライカ」の横断幕も華々しく、
これぞ、杜の都仙台バラライカの宴でした。

そして、バラライカを代表する名歌「ケサラ」
こんな素敵な場所で、こんな素敵な人達と一緒に、
大好きな「ケサラ」を桜の花の下で唄える悦びは、
それは人生でもそう多くはあり得ない歓喜の瞬間だったのです。

自然発生的にみんなは腕を組み、
「♫ ケサラ・ケサラ・ケサラ~」
私はあまりカメラに気を奪われたくなく、
みんなと一緒に歓喜の歌声で唄いたかったのですが、
誰かが撮らない限り記録に残らないのですから、我慢でした。

今になっても、この花見の時の強烈な悦びを思い出します。
本当に仙台はいいな~。
バラライカは最高だな~っと思うのです。


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映画・小さいおうち

2021-03-24 09:35:23 | 映画
『小さいおうち』予告編


たまたまテレビを付けたらこの映画をやっていた。
まだ始まってそれほど時間が経っていなかったみたいだった。
山田洋二監督という事で、ふ~んと少し観ていたら離れられなくなっていた。





東京郊外の赤い屋根の家が舞台。
玩具会社の重役をしている中産階級がその家の主人。

その妻は前夫を事故で亡くし、再婚の若い妻である。
亭主とは10歳違い。



それを演じるのは、松たか子。



そこで女中をしているのが、黒木華。
奥様とは8歳ちがいのまだ若い女中さんだ。
彼女は奥様からは可愛がられている。



ある日、家の主人が働いている会社の若い社員が来宅する。
それを演じるのは吉岡秀隆。
その彼と奥様とは7歳違いの若い社員であるが、
その彼を奥様が好きになってしまい、いわゆる不倫関係となる。



ある日、奥様はその若い男性社員の下宿先へ用事で出かけたのです。
しかし、帰宅した奥様の和装の帯の柄が、
出かけた時と逆になっている事を見た女中は、奥様の不倫を感じ取ります。
そこから、その女中さんの苦悩が始まってゆくのでした。

若い男性社員にも時代の波は押し寄せ、
軍隊から招集令状が届き、いよいよ彼は出征する事になりました。



いよいよ最後の機会となったある日、
奥様は彼の元に逢瀬へ出かけようとしますが、
女中は彼女の行動を何とか阻止し、家庭の平和を保とうとします。

戦争が終わり、数十年後。
女中さんは老婆となっていて、過去を振り返って文章にしたためていました。
奥様が彼とどういった顛末になり、
あの時、どういった経緯があったかが初めて明らかになったのでした。

たまたまテレビを付けなかったら観る事のなかった映画。
でも、いい映画を観てしまいました。

いつまでも「余韻」が残る映画でした。






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