河童の歌声

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高速バス事情

2017-02-22 07:40:24 | 自動車


歌声喫茶にはまってから、私達夫婦は高速バスを利用する事が多くなりました。

その大部分が2か所の歌声喫茶に通う為です。
千葉の久留里の歌声。
それに仙台・バラライカです。

久留里には今まで47回行き、仙台には26回行ってます。
合計73回ですから、往復ではその2倍の146回になります。
146回の内、何回を高速バスで行ったかの記録はありませんが、
久留里に関しては、その殆どがバス。
仙台は、52回の内、10~15回はバスで行ってると思います。



さて、そんな高速バスですが、
最近は以前とは事情が違ってきています。
まず2012年に関越自動車道で高速バスが事故を起こし7人が死亡。
2016年には軽井沢で夜行スキーバスが事故を起こし、15人が死亡。
やはり、電車に比べて、特に夜行バスは安全性に信頼が持てず、
乗っていても何となく不安感がぬぐえません。

そして、私は個人的にですが、
バスがその構造上に発する胴震いが嫌いなのです。
何かのはずみで、ブルブルッと車体が震える、あの感覚がイヤなのです。
それは電車には無いものですから。

私達は夫婦2人で行く訳ですから、
特に私達は殆ど、話しっぱなしという事もあるのです。
家でいくらでも話は出来るのに、バスに乗っても話は尽きない夫婦なんですね。



以前は、こういった4列シートばかりだったので、
隣り合って話すには便利で都合が良かったのです。

しかし、高速バス利用者の殆どが、実は一人の客なのです。
ですから、見ず知らずの他人同士が隣り合う状況は、段々と敬遠される様になっています。
いつだったか、久留里の帰りのバスで、
隣り合った他人同士が、何となくお話を始めたのです。
つまり「何処からいらしたのですか?」的なお話が始まったのです。
そういった状況は他の人からは、鬱陶しい限りなのです。

「あ~、始まっちゃったよ、その先の話は・・あ~なって、こ~なって」
そんな事を考えたらもう大人しく寝てられなくなっちゃうじゃんか。
その時、その近所に居た人から、
多分「休んでいきたいので、おやめください」と注意されたのです。
それからの話はもう無くなり、近所の人達はホッとしたみたいです。

高速バスといったって、それは旅行じゃなく、殆ど通勤みたいな人が多いのですから、
やっぱり、そういった旅行感覚での「お話」は鬱陶しいのですね。
私もその時はホッとしたクチでした。



そんな事で、最近は3列シートが格段と増えてきました。
もう、赤の他人同士が隣を気にする事なく、安心して乗れる様になったのです。
特に、若い女性客の安心感は絶大かと思われます。

それは良い事なのですが、
私達には良くなかったのです。
もう会話が出来ない状態になってしまったのですから。
通路越しにお話しをすると、それはもう他の人達には迷惑至極なのです。

そういった事もあって、
久留里は兎も角、仙台に関しては「もうバスはやめよう」となってしまいました。
夕方の歌声に行く為には、高速バスで時間をかけて行くと、丁度良かったのですが、
そんな事はもう無視して、新幹線で行く様になってしまいました。

確かに、料金は安いし、使い様によっては電車以上の便利感はあったのですが、
もう、まず利用する事は無くなってしまいました。

それが、最近の私達のバス事情です。

コメント (2)
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