謝花昇

謝花昇（じゃはな・のぼる）１８６５～１９０８（明治４１）は、
沖縄の自由民権運動の中心的人物。

若い頃、カメラ片手に沖縄ひとり旅で彷徨っていた私は、
沖縄南部のとある小学校を訪ねました。
その小学校に、謝花昇の資料があると何かに書いてあったからです。
しかし、学校によると彼の資料は在るのだが、何んの整理もしていないとの事でした。
ひどくガッカリして小学校を立ち去ったのを記憶しています。

謝花昇は、沖縄の貧しい農家の出身です。
父親は、農民に教育は要らない主義でしたが、
小学校時代から俊才と言われるほどに優秀でした。
向上心の強い昇の気持ちを思った母親の存在で、
県費留学生５人の１人に選ばれて上京。
学習院から東大農学部に入学、中江兆民や幸徳秋水らと知り合い、
自由民権運動に触れました。

１８９１年（２５歳）に卒業後、
沖縄に帰った昇は沖縄県庁の技師となります。
そして沖縄県人として初の高等官となって農業の近代化に奔走します。

ところが、沖縄県知事に赴任した、
薩摩藩出身の、奈良原繁と対立します。
奈良原繁は県知事として沖縄開発を専制的に進め、
最終的には琉球王と呼ばれるほどの存在となった人です。



奈良原県知事は周辺を薩摩など、本土出身者で固め、私腹を肥やします。
それを見抜いた謝花昇は知事一派の排斥運動を起こします。
しかし、奈良原県政やそれに癒着する支配者の抵抗は大きく、
さまざまな妨害に遭います。

それでも何とか努力が実って、
１８９８年に沖縄県民に参政権を付与する選挙法改正案が議会に提出されます。
ところが、時期尚早を主張する政府の反対にあい、
権利は与えるが勅令によって定める事となり、
いわば有名無実となってしまったのです。

これは謝花にとって敗北に等しいものでした。
同志はまたたく間に去っていき、運動は急速にしぼんでいきました。
全財産を失った謝花は生活も苦しくなり、
１９０１年、職を求めて山口県へ赴く途中に発狂してしまいます。
そして、不遇のうちに１９０８年、
４４歳の若さで病死したのです。

閲覧数が１０万回になりました

本日をもって、私のブログ「河童の歌声」の閲覧回数が１０万回になりました。
ありがとうございます。

２００９年４月から始めたミクシーは、
５年７ヶ月続きましたが、以前のブログにも書いたのですが、
皆さんが飽きてしまい、殆どコメントを書かなくなってしまったので、
２０１４年１１月で完全に撤退してしまいました。

その代わりに始めたのがブログ「河童の歌声」です。
１年９ヶ月で閲覧回数が１０万回となった事は、
こんな何の役にも立たないブログを読んでくださっている方々が居るからです。

「読んだって役にも立たないんだからやめとけ」とは言いません。
何かの息抜きにでもなっていれば、それでいいんだと思っています。

（歌声喫茶）があれば、唐突に（軍艦）だったり、
まるで支離滅裂とも言えますが、ま、そんなにリキむ事でもあるまいしね。

２１ヶ月で１０万回という事は、単純計算で、一日平均１５６回。
最近は徐々に増えてきているので、
一日に４００回近くになる時もあったりで、
２０万回になるには、１年９ヶ月はかからない筈。
ですが、それも私が生きていればの事ですけどね。

ハッキリ言ってこの歳になるとね、
政治なんて、ど～でもいいやって気がね、するんですね。
世の中なんて、同じ事のくり返し。
そう思ってると、何がどうなろうが全然怖くも何ともないんですね。
こんな老人が、今更、政治政治といきり立って何になるの？
残り少ない人生は、煩わしい事なんかに係わっている時間はゴザランよ。
楽しくやってりゃいいんですって、私は思っているんですね。

なので、ブログネタも当然、いい加減ってゆ～か、
テキトーってゆ～か、何となく毅然たる態度のカケラも無いんですね。
やれ、素敵な女性がど～した、こ～した・・・
あ～でもない、こ～でもないって、（毅然）という単語を忘れてるのね。
バイアグラは何処の製品がいいのか？とか・・
あ、すんませんでした。

しかしね～、歌声喫茶には素敵な女性が・・いっぱい居るんですね～。
エリカさんさえ居なかったら、俺も、も一度（男）やるんだけどね～・・
あの女（ひと）でしょ、この女でしょ・・

ま、こんなブログですけど、ヒマつぶし程度に読んでね。
誠心誠意、良心的な話題だけを書くつもりですからね。ホントだからね。