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河童の歌声

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あの車は、これだった!

2023-07-22 19:06:37 | 自動車
その素晴らしいスタイルが忘れられなくて、
「あれはいったい何だったのか?」と何年間も想い焦がれていた車があります。
それが、マイクロバスだというのは、覚えていたのですが・・・

今日、あるビデオを観ていたら、それがあったのです。





それは、映画「イミテーション・ゲーム」
解読は絶対に不可能と言われた、悪魔のようなナチスの暗号機エニグマ。
その解読に成功したのは、イギリスの天才数学者、アラン・チューリング。
彼の後ろにあるのが、彼が開発した暗号解読機、ボンバ。
これは現在のコンピューターの元祖と言えるでしょう。







そこに突然登場したのが、このマイクロバス。
何と素晴らしいデザイン。
一旦これを見たら、その素晴らしさの虜になってしまいます。

いわゆる乗用車やスポーツカーは、昔の車でも雑誌とか写真で見られますが、
こういったバスやトラックなどになると、ほぼ見る事はありません。
それにしても何と優雅で、気品に溢れているでしょう。
「上品」という言葉がぴったりする自動車の貴公子。

ヨーロッパ車には、現在に至るも愛され続ける美人がいます。



ドイツのヴォルクスワーゲン。



フランスのシトロエン。



フランスのルノー。



イタリアのスクーター、ヴェスパ。

こういったヨーロッパ車は、一見間抜けなんですが、
その偉大なる優しさに、心を打たれます。



それに比べ、我が日本車。
これを愛車としてる人には悪いけど、恐い顔なんだよね。
「俺が俺が」のデカイ顔(つら)
もっと優しく出来なかったのかね~。
親しみとか親近感とかとは無縁の、とにかく恐~い顔。

1935年~1940年くらいに在ったイギリスのマイクロバスなんでしょうが、
忘れられない、愛し続けたくなる、優雅で上品な車ですね。



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ドライバーの腕前がよくわかる

2023-06-13 07:03:19 | 自動車
BAD YEAR END ~ 何台の車両が大破したか見てみましょう!


これは、東南アジアの何処かの国だろうという事はわかります。
こんな悪路をほったらかしにしてるなんて、何処なんだろうと思っていたら、
トラックに書いてあった文字で分かりました。
インドネシアみたいです。

それにしても、この一連の動画は面白くていつまでもいつまでも観てしまうのです。
まるで運転が下手くそで、話にならないレベルのドライバーがいます。
何故、登れないのか?
つまりビビッているからです。
何度か繰り返しても登れない。
同じ過ちを、ただ漫然と繰り返しているだけ、進歩がない。

この坂を登るには勢いが無いとダメなので、スピードが最重要です。
それがビビッている為にスピードが出せないのです。
途中で止まってしまうのが最悪で、これはワイヤーで引っ張るしかありません。
しかし、引っ張る為のワイヤーをぶった切ってしまう下手くそがいます。
あれは、ワイヤーを弛ませてはダメで、ピーンと張って弛ませない様にしないと、
ぶった切るという最悪の事態になってしまうのです。
もう1本ワイヤーがあればいいのですが、もし無かったら為すすべはありません。

大型トラックの下手くそばかりは、もうお手上げですね。
今まで何で、巧くなりたい、なろうと努力しなかったのでしょうね?

数年前の日本で、スキーバスが下り坂を暴走して横転。
死者10人くらいだったかを出した大きな事故がありましたね。
運転手は死んでしまい、原因解明に手間どりました。
あれは、つまりドライバーの技術があまりにも下手くそだったからです。

下り坂をエンジンブレーキをかけずに、フットブレーキだけで降りるなんて、
まさかそんなレベルのドライバーが団体の路線バスを運転していただなんて、信じられません。
普通、プロドライバーだったら、エンジンブレーキの重要性など勿論知っています。
フットブレーキだけだと、スピードが速くなってしまい、
速くなってしまってからギアを一段遅くに切り替え様としても、
ギアはもう入れられなくなっています。
あれも、そのドライバーが、巧くなりたいと思い続けなかった人だったからです。

この悪路の急坂を登っている最中にアクセルを緩める下手くそがいます。
信じられない、、絶対にアクセルを戻してはダメなんです。
アクセルは床まで目いっぱい踏み続けていなければ登れないのです。
何故、戻してしまうのか?
恐怖心なんですね。
そういった人は最初から運転には向いていない人です。

また、恐怖心のあまりアクセルを吹かし過ぎて、逆に登れない場合もあります。
自分の車のタイヤが今、どういった状況にあるかを、頭で考えないとダメで、
音から判断して、今タイヤは空回りしていると感じたら、
では、どうすればいいのかと考えないと、同じ過ちを何度も繰り返し、
いつまでやっても何の進歩もないドライバーのままなんですね。

小型車は何となく登ってしまいますが、
重量物を積んだ大型トラックになると、その力量がモロに出てしまいます。
こんな下手くそなトラックのそばには近寄りたくないし、
そんなのが、あっちにもこっちにも居て欲しくないと願うばかりです。
こんな下手くそドライバーの事故に巻き込まれたくありませんね。

それにしても、行った事のないインドネシア。
行政はこれほどの悪路を何故、修復しないんでしょう?
ま、その辺りのいい加減さのお国柄が、私的には好きなんですけどね。
完璧な国なんて、どこか面白味が無いんですね。

昔、群馬県のある、ぬかるんだ坂で手こずった事があります。
もしハマってしまったらそれを助けてくれる車など何処にもいません。
何度かトライしながら私は考えました。
少しづつ車重でぬかるんだ坂の地面を踏み固めて、やっと登り切ったのです。
坂の途中に在る会社の守衛さんがその全部を見ていて、
「この坂道を登ったのはアンタだけだよ」と、言われた時はかなり嬉しかった。


でも、「お前はバカか」レベルのドライバーには、もう笑うしかない。
いつまでも、いつまでも楽しく遊んでいてください。
ま、死ぬまでにはいつか登れる日も来るかと思いますから、頑張ってね~。



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新型クラウン

2023-02-08 15:05:43 | 自動車


トヨタが新型クラウンを発売しました。
といっても、よく判らないのですが4種類のパターンがあるみたいです。
その辺がよく判らないのですが・・・

何より変わったのはそのスタイル。
劇的にというくらいの変わり様です。
昔は「いつかはクラウン」という標語を掲げ、
若者達も歳を重ねて(大人)になった暁にはクラウンに乗りたいものだ思わせていました。
しかし、新型クラウンは、そういった大人志向を捨て、
これからのクラウンは、もっと若い人達にも振り向いてもらおう、
別に大人にならない若い歳でも、魅力溢れる車なんだよと変えてきたみたいです。

これでクラウンは16代目なんだそうです。
しかし、15代目までのスタイルをこれほど変えてくるとは。
クラウンにはクラウン以外は興味無しといった根強いファンがいます。
果たして彼等はこの新型をどう見ているのでしょうか?

私のクラウンワゴンタイプは古いですが、キャンプに行く為には最高です。
特にワゴンタイプではなくても、フツーに、いい車です。
私の知人に私のより少し新しいタイプのクラウンオーナーが居るのですが、
彼は「やっぱりクラウンはいいね」
と言って他の車に乗り換える気は全然ないそうです。

以前、車検の為に代車を借りたのですが、
そのニッサンの最高級クラスの車に乗った私の感想は、
「これだったら俺の古いクラウンの方が全然いいよ」でした。
トヨタというメーカーは、一旦掴んだ客を離さない魅力があるのです。

今度の新型を買ったオーナーは、きっとその良さにしびれると思います。
そういった点がトヨタの凄さなんです。



クラウンは以前にこういった斬新な、ある意味クラウンらしからぬスタイルで、
失敗した事があります。
あのスタイルはそれまでの重厚なスタイルに惚れていたファンからは、
そっぽを向かれてしまったのです。



これは、新型クラウンの後ろ姿。

知人のクラウンオーナーが言ってましたが、
今度のクラウンは売れないね。
買いたいという気にまるでならないと言ってました。
実は私も彼に同感なんです。
こんな若者志向の重厚さを失ったクラウンに魅力は感じません。
それに若者だって、こういったスタイルだったら他にいいのがもっとあるよ、だと思います。

若者、若者と言い過ぎると、古いファンを失い、
結局どっちつかずの中途半端で終わっちゃう気がするんですけどね、トヨタさん。
これはダメだと思うよ、これ売れないと思うよ。



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世界一の最高級車

2023-01-24 14:07:26 | 自動車




世界一の最高級車が、イギリスのロールスロイスである事は、
車の事をあまり知らない人にも、比較的知られているように思います。

そのロールスロイスの中で、最高級車として知られるのが、
ファントムという大型車です。

全長5,99メートル(これより小型のも在る)
全幅2,02メートル・・高さ165,5センチ(これは乗用車としては、かなり高い)
排気量6750CC・・571馬力・・V型12気筒エンジン。
この車は自分で運転して楽しむ車ではなく、運転手付きで後部座席に乗る、それがベストです。



スーパーカーと並ぶと、その大きさが分かります。



トヨタの最高級車、センチュリー。
それが小さく見える大きさです。
新車価格で6000万円~7000万円します。(小刻みなグレードの差があります)

イギリスのロールスロイス社は、創業1906年。





創業時はこういった車を造っていました。



チャールズ・スチュアート・ロールス(1877年ー1910年)32歳没



フレデリック・ヘンリー・ロイス(1863年ー1933年)70歳没

別々の仕事をしていた彼等が共同で車造りを始めたのは、1906年でした。
航空機エンジンや乗用車を製造するメーカーでした。
1931年にベントレー社を買収。
ベントレーは現在もその名前で造り続けています。
高級車の代名詞的存在になります。
1960年代に経営が悪化、1971年に経営破綻。
その後、イギリス政府により国営化されました。
現在は、違った形で製造を続けています。

信号待ちで隣にファントムが来ると、
ボンネットが高くて、向こう側の車が見えなくなる位、背の高い大型車です。



ドアの開き方が、独特の(観音開き)
後部座席は前方に取っ手があるのです。



ロールスロイスのエンブレム(R R)は最初は赤かったのですが、
ロイスが亡くなった1933年から黒色に変わったという事です。

私はスーパーカーといった暴力的スポーツカーなど乗りたいとは思いませんが、
ファントムだけは乗ってみたい。
ロールスロイスという車は、他の車とは全然違う存在、別格なんです。
車としてのメカで言うと、ベンツなどの方が出来がいいとか言われても、
そういった事など吹っ飛ばす存在なのは、ロールスロイスだけなんです。

あの、前澤友作氏も、ファントムに乗っていますね。
勿論、運転手付きの後部座席に座って、
「今日は株を売った代金が銀行振り込みになったので、チョッと行って来ます」と言って、
後部座席で預金通帳を開いて見せる動画が以前ありましたね。
振込額は確か、960億円だったかな・・・
ファントムが1370台買えますね(笑)



私も汚いジーパン履いて軽トラックに乗って代理店に行き、
ファントムを指さして・・「これチョーダイ」
お店の人が(お前な~、アンパンでも買ってるつもりか)と薄ら笑い。
そして「これ7000万円するんですよ」と宣告。
店内の人達が馬鹿がやって来たとざわめいていると、
おもむろにザックから札束を放り出して、「こんだけあるからチョッと数えてくれる」

札束の山を見た店員たちが腰を抜かして、大あわてで札束の銭勘定。
「こ、こ、これ、1億円ありますけど~」
「お、そ~かそ~か、少ないけど取っといてくれや、釣りは要らね~ぜ」

やってみたいもんだね~(笑)




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ため息の出る美しさ・ブガッティー

2022-11-30 07:27:10 | 自動車










ブガッティー社は、
イタリアの技術者、エットーレ・ブガッティー(1881~1947)が、
設立した自動車会社で、主に高性能スポーツカーや、
レースカーを製造していました。





この優美で悩ましく官能的な曲線美。
あまりの美しさに、ため息が出るばかりに見とれて、呆然とします。



このスタイルは初めて見ますが、こんな車も造っていたのですね。
その後、ブガッティーは倒産したか(?)無くなってしまいました。
1987年に復活したのですが、それも1995年に倒産してしまいました。



現在は1998年から、フォルクスワーゲン傘下に入り、
有名なブガッティー・ヴェイロンを製造しています。

この名高いスポーツカーは、
1000馬力、最高時速400キロ、価格4億円以上という、
途方もない車で、これを新車で買おうとしても一般人は売って貰えません。
これを乗りこなせる腕前がない人には売ってくれないんだとか。
そういった人が契約をすると、ブガッティー社から、
本社(ヨーロッパのどこか)までの航空券が送られてくるそうです。
それは、恐らくファーストクラスチケットなんでしょうね。

もし(あり得ませんが)私がヴェイロンに乗っても、
その物凄い性能に振り回されるばかりで、
乗りこなすなんて、出来る筈もありません。
多分、アクセルを踏んだ瞬間に車はスピンして、壁にぶつかってオジャンになるでしょう。

それにしても、クラシック、ブガッティーの様な車は、
もう二度と現われない伝説の車、美の極致だと感じるのです。

「あ~、何と悩ましい美しさなんだろう」


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