「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

ホメること/牛乳ゼリー

2010-10-06 | お菓子
このごろコンビニやスーパーにみかんの缶詰を使った牛乳寒天が良く売っていますね。寒天は低カロリー、食物繊維豊富ですから、昨今の健康志向とあいまって人気なのでしょう。

私の最初に作った料理はそれとまったく見かけは同じの、牛乳ゼリーです。
小学校2年だったと思うのですが、母方の祖父母の家に遊びに行った時に祖母に教えてもらいながら作りました。

ゼラチンを水でふやかしておき、沸かした牛乳に溶かしいれ、漉して冷まし、みかんの缶詰を入れて出来上がり。小学生でもガスコンロの付け方消し方がわかれば理科の実験程度で簡単にできますね。

自分で何かを作れるのがうれしかったのでしょう。その後みかんだけでなく、パインや桃など、色々な果物の缶詰で試すなど何度も作りました。

母もほめてくれ、気のおけないお客さんがあると子供からも一品、と私に作らせてくれたので、余計に料理に興味を持ったのでしょう。お菓子作りも食事を作るのも好きになりました。

よくある話ですが、周りの人にほめられ自信を得たのがきっかけで将来進む道が決まった人も多いのではないでしょうか。私は料理の仕事はしていず会社勤めをしていますが、料理は今でも大好きです。引退後は料理の仕事を細々とできたらと夢見ています。
特に幼少期にほめられた体験は、その人の一生も左右する力があるのではと思います。

まあ、本当は大人になっても周りが「ほめ育て」してくれたらベストですが、大人はそう周りをあてにはできません。モティベーションアップのためにも毎日何でも良いので自分のいいところをみつけるよう努力し、ひそかに自分で自分をほめて元気になりましょう

「われぼめするはかたはらいたし」と紫式部は日記で書いておられますが、他者に自慢するのはたしかに周囲が見ていたたまれない、でも「こっそりわれぼめ」は容認される範囲でしょう。

「とっさの判断で先に道路の向こう側に渡っていたから信号がスムーズでぎりぎり電車に間に合った!私っておりこうさん」などでもちょっとうれしくなりませんか?

話は戻りますが、みかん寒天を店頭で見かけて懐かしくなり、20年ぶりくらいに作った牛乳ゼリー、みかん缶の味が、むしろこのごろ食べないだけに新鮮でした。

カロリーで言えば寒天のほうが魅力的ですが、一方ゼラチンはたんぱく質でコラーゲンたっぷり。肌や髪に良いんですよ
市販のゼリーは「ゲル化うんぬん」という添加物で固めている場合も多いようですが、おうちで作るなら寒天だけでなくゼリーもぜひごひいきに。

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ホテルニドム コテージでのんびり。

2010-10-05 | 旅行・出張
北海道千歳空港からすぐのホテルニドムは大きな敷地の中にコテージが林立していてのんびりできます。
森の中の散歩道もしつらえてあって、森林浴にぴったり。

↓散歩のときに見つけた不思議な実。何の実でしょうね?



お食事はホテル本館まで行くのですが、車で送り迎えしてくれます。でもたいした距離ではないのでいつも行き帰り歩いておいしい新鮮な空気を楽しみました。
特に夜は漆黒の空に星がきらめき、たいそうロマンティックでした。カシオペア座もくっきり見えました。

泊まったのは湖(トムトム湖)湖畔のコテージ(予約時に指定可)。湖の向こう岸から見たのが上の写真になります。
一番小さいコテージでも2ベッドルームあります。ウトナイ湖に行ってお昼を食べた後、すぐチェックインしました。
クーラーバッグに入れてきたワインを早速冷蔵庫で冷やします。

↓玄関の壁には、パナマの先住民クナ族に伝わる伝統芸術「モラ」の絵が。モラは何層もに違う色の布を重ね、切絵をしながらさまざまな色彩を出していく技法です。



↓2階のテラス。
毛虫さんが親交を求めたがるのでちょっと困りものでしたが(松の木についている?)
4人がけのテーブルセットが2つあり、後ろ側のほうは虫がいませんでしたので、しばらくそちらのほうでくつろいだ後、お風呂に入ってバスローブを羽織り飲み会タイム始まり




↓お誕生日プレゼントにいただいたワイン。私がソーヴィニヨン・ブランが好きなので選んでくださいました。
ニュージーランド産です。香りがよく、結構酸味が強めでした。おつまみに持っていったカマンベール&梨と結構合いました。スクリューキャップなので便利です。コルクの木も乱伐でなくなっているそうですし、シャンパンもスクリューキャップのものができれば保存もしやすいと思うのですが。
ラッピングしてあったコルク柄のバッグもさすが気配りが行き届いて。ごちそうさまでした!





↓薪ストーブ。
薪や着火材、軍手まで部屋に用意されています。ディナーをいただいた後、星を眺めながらコテージに戻り、薪を焚く。静かで、心安らぐ時間です。
童心にもどり「ペチカ」なぞ歌いたくなります。雪の降る日は楽しいペチカ~ペチカ燃えろよお話しましょ~
北原白秋:作詩。山田耕筰:作曲。ペチカ、とはロシア語でレンガ造りの暖炉のこと)





↓6人がけダイニング。お向かいには同じく6人ほど座れるソファセットが。



↓寝室、お風呂などがある1階へは螺旋階段で。



↓朝、寝室に続く1階のテラスから見た風景。早朝はすでにシャツ一枚では肌寒く、コートを着てちょうどいいくらい。暖かい紅茶をいただきながら澄んだ空気を味わいました。



↓1階のテラス。
夫はここで絵を描いていました。


湖のそばで、という比較で言うと、以前ご紹介した女満別近くのチミケップ湖畔のチミケップホテルもいいですが、ホテルのしつらえはこちらがずっと上。しかも札幌からアクセスも良いですし。ニドムのほうがお勧めかも。

・・・・といいながらも、チミケップ湖でのカヌー遊びもとっても楽しいし、早朝、日没の幽玄の眺めはチミケップ湖に軍配が上がるし・・と甲乙つけがたいです。

どちらも何度も行きたいところでしたので、ぜひ機会があれば両方行ってくださいね!

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苫小牧海の駅ぷらっとみなと市場・北海道ゴルフ

2010-10-04 | 旅行・出張
北海道旅行でホテルニドムに泊まりましたが、お昼は、1日目はウトナイ湖の近くのお蕎麦屋さんで舞茸天冷やしそば、2日目、3日目は苫小牧海の駅ぷらっと港市場に2日とも行きました(夜は3日ともホテルニドムで)。

食堂がいくつかありましたが、私たちのお目当てはお寿司だったので、一番清潔そうな店構えの「みなと寿司」に入りました。

四つ好きなネタを選べる「しあわせ丼」にしました(何を選ぶかで値段は変わります)。夫は上の写真の「ぼたんえび、うに、ほっき(苫小牧港で水揚げ)、中トロ」を選び、私は「鮭、ホタテ、白身、カニ」を。途中でとりかえっこして全種類味わったので「しあわせ二重奏丼」でした。海鮮丼はもちろんのこと、魚のあらがふんだんに使われたお味噌汁もとってもおいしい。
しあわせ丼はじめお寿司類にはお味噌汁と温泉卵がセットでついています。

ほっきはなんとなく生臭くて好きではないと思っていたのですが、新鮮だからかそんなことはまったくなかったです。歯ごたえもコリコリしたかんじでとこぶしやあわびを食べているような(言い過ぎか)感じでした。

惜しむらくは、こういう市場そばのお店は、わさびとおしょうゆにはあまり気を使ってないことが常。好きなものをこっそり持ち込んでみたいと思いながら果たせずいます。





次の日はゴルフに。ホテルニドムには、あの石川遼くんもプレーして、何度もプロゴルフトーナメントに使われているニドムクラシックという名門コースが併設されています。宿についてから予約したらよいと思って見切り発車でゴルフクラブを送っていたら、なんと、ニドムクラシックは滞在期間はまったく予約が取れず。ようやくちょっと離れた同経営の「アーレックスゴルフコース」の一番早い時間で取れました。

行ってみたら、数社のコンペが行われていました。気候も良くなってきたので見込みが甘かったのですね。予約できたのはラッキーでした。

ここも、ニドムクラシック同様、普段私が行くことのない、ホテルのような大きいロビーがありドアマンがいるバブリーな高級コースです。ロビーは禁煙でないので嫌煙家の私は閉口しました。





会社のコンペですが「○○社 部長会」のパーティ会場の準備もされていました。
ゴルフ好きではない方は全員参加の会社コンペなんていやだろうなあ、これは、たとえば「ボンクラだが出世欲に満ちた総務部長が、ゴルフに縁遠いが仕事がピカ一にでき、社長の覚えめでたい財務部長をはずかしめる作戦だろうか・・」などとシニカルな私はあれこれ想像してしまいました。「財務部長さん」にはよそながら同情。

実際、普段はゴルフをたしなまない方も多いのか、後半前の数組は会社コンペのかたがたでしたが、かなりゆっくりな試合運びでした。

実は、腕が痛かったため私は打ったり打たなかったり。途中からリタイヤしてパター専門、しかもツーサムだったので、前半は前の組がいなかったこともあり、超スピードで終了。後半のコースはかなり混んでいたのにもかかわらず、2時過ぎにはお風呂からも上がってゴルフ場を出ました。「じゃあ今日も行こう!」ということでそこから40分ドライブして再度苫小牧港へ。

昨日食べた生うにが甘くてとてもおいしかったのでその日はうに丼にしました(夫はにぎり寿司を)  。

↓市場の外では、干物を作っていました。



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朝のトムトム湖

2010-10-03 | 旅行・出張
朝のトムトム湖。鏡面が美しい。心が洗われます。

トムトム湖は北海道勇払平野にあるホテルニドムの中にある人造湖です。作り物とは思えない自然な感じですね。

同じく水面に映った木々が美しい、金沢 湯涌温泉にある玉泉湖の朝の写真もぜひご覧ください

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ホテルニドムのお食事

2010-10-02 | 旅行・出張

ホテルニドムには3泊し、毎日夜ご飯はホテルのメインダイニング「NINKUR」(にんくる)でいただきました。ニンクル=アイヌ語で森の妖精という意味だそうです。たしか”ニ”が木の意です。

上の写真は「サラダニドム」。20種類もの有機野菜を使い、胡桃オイルのドレッシング、パプリカのソースなどでいただきます。これだけたくさんの種類があると「迷い箸」ならぬ「迷いフォーク」になってしまいます。

生のものだけではなく、黄色いかぼちゃやズッキーニなどには軽く火を通してありました。野菜の中でも特に黒大根(皮だけ黒いのです)がおいしかった♪黒大根も蒸してあったのかやわらかい食感でした。

今回は1,3日目はフレンチ、2日目は和食をいただいたのですが、フレンチのコースにはこのサラダが両日ついていましたが、何度食べてもおいしかったですよ。
フレンチのメニューは創作料理風で、「甘辛」味が多かったです。個人的には甘い味付け、また奇をてらった味付けやとりあわせ苦手なほうなのですが、時々いただくのは面白いものですね。夫の口には合い、気に入ったそうです。

意表をつく素材の組み合わせもあり、デザートにカタラーナ(イタリア料理のデザートで、一言で言うと冷凍したプリン)にアスパラガスが入ったものも出てきました。

以下に、メニューの一部をご紹介します。フレンチのシェフが和食も作っておられるようでした。
(シーズンオフだからか、和食ダイニングは閉まっており、和食もフレンチレストランで供されました)

↓一日目。きんきのポアレにアサリとパセリのソースをかけたもの。ソースは客席でかけてくださるので、きんきの皮のパリッとした味わいを楽しめました。お皿の縁に飾ってある赤い色鉛筆の芯を削ったみたいなものは、トマトの乾燥です。




↓一日目。豚肉を60度でゆっくりローストしたもの。やわらかくジューシーな味わいでとてもおいしかった。
ただ添えてある塩サブレは合わないと思いました。お肉の香りをサブレが消してしまってもったいないです。なので申し訳ないですが塩サブレは脇によけて、蜂蜜ソースをつけていただきました。
シンプルに岩塩とピンクこしょうと蜂蜜でいただけば、豚のおいしさがもっと引き立ったのでは。
食用ほおずきのみずみずしさが良いアクセントになっていました。



↓2日目。

前菜ときんきの西京漬け。市場が近いせいか、生うににはミョウバンをつかっていず甘みと香りが良いです。手前左の茄子の冷製とろろがけが特においしかった♪

↓2日目。上のあとは豚肉しゃぶしゃぶが出て、そのあとはてんぷら(これもウトナイ湖そばのお蕎麦やさん同様、衣がふんわりフリッタータイプ。北海道というかこの地域のてんぷらはこういうものなのでしょうか)と締めに海鮮ちらし。このあとに果物。この日は一日に二回お寿司を食べました。

 

 
↓3日目。

本当は一日目のお料理とコースの食材が重なっていた(きんきや豚)のですが、お魚も(種類失念)、豚もラムにさりげなく変更してくださっていました。サービスの方は何もおっしゃらず、こちらもお礼を言うタイミングを逃してしまいましたがお気遣いありがとうございます。




なお、朝食は和食と洋食が選べます。二日目の朝は早朝からゴルフをしたのでいただきませんでしたが、両日とも私は和食、夫は洋食を頼みました。

「えんがわの三升漬」というのをはじめていただきました。三升漬けというのは、もともと糀としょうゆと青南蛮(とうがらし)を同量漬け込んだものだそうです。そのピリッとした汁にえんがわをつけこんだものということでししょう。ごはんが何倍でもいけてしまうおいしさでしたので、苫小牧の市場で海鮮丼を食べた際に魚屋さんでいかの三升漬を買って帰りました(えんがわは見つからず。ホテルで、自家製かどのメーカーのものか伺えばよかった)。

一日目の和食の煮物が最高においしく、三日目も和食にしたら、同じ煮物が出てきたのに味付けが微妙に違っていて、これは作った人が違うのか、最初に食べたものは作りおきで味がなじんでいたのかなぞでした。でもお味噌汁(二日ともとろろ昆布の板?のようなものが入っていた)の味も違っていたのでおそらく作った人が異なるのだろうと思います。

なお、ここのホテルのステキなところは、ゴルフコースのクラブハウスも含め、一日数回弦楽四重奏の生演奏が聞けるのです!結婚披露宴でも弾いておられるようですね(ホテルニドムにはチャペルが二つあります。ひとつは、レナード・バーンスタインが1ヶ月滞在したコテージの一室を改装した丸太造りの素朴なものだそう)。

「カノン」、「メヌエット」、(ボッチェリーニ)や「アベマリア」の他にポップスの演奏もありました。
エアロスミスの「I Don't Want to Miss a Thing」(映画アルマゲドンのテーマ)、栞のテーマ(サザンオールスターズ)もバイオリンやチェロで演奏されるとまた違った趣でした。クラシック(特にバロック音楽)のほうがお食事時にはいい気がしました。

くつろげるコテージ湖の風景については後ほど・・。

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北海道道央ウトナイ湖

2010-10-01 | 旅行・出張

秋の北海道に旅行しました。

今回は新千歳空港近くのホテルニドムというコテージに泊まってのんびりするのが目的です。これから数回に分けて旅行記をつづります。

朝空港に着き、レンタカーを借りました。
まずは近くのウトナイ湖へ。ラムサール条約登録湿地です。
(簡単に言うと、水鳥が飛来する湿地帯を守るための条約)

↓人になれている白鳥(自然の生態圏を守るためか白鳥にはえさを与えてはいけないとされているのですが、湖にはえさを売る屋台がありました、まあ白鳥が近くで見られるのは、餌付けの効果でもあるのですが・・)。

↓角度を変えて撮ると、湖面に太陽の光が反射してキラキラ。



↓湖隣の道の駅。空が青い~



↓道の駅の柵。ぷっくりしたかわいらしい小鳥は、明らかにウトナイ湖に飛来する水鳥ではなさそうです。




↓道路向かい側のお蕎麦屋さんでお昼を。
近隣で取れたジャンボ舞茸のてんぷらを乗せた冷やしぶっ掛けそばです。てんぷらの衣はふんわりしたフリッタータイプ。個人的にはカリカリした衣のほうが好きなので残念。

蕎麦といっても白っぽくて細い。でも更科蕎麦ではなさそう。小麦粉の配合が多いのですかね。腰の強い冷麦と思うとおいしいのですがちょっと驚きました。


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