「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

ホテルニドムのお食事

2010-10-02 | 旅行・出張

ホテルニドムには3泊し、毎日夜ご飯はホテルのメインダイニング「NINKUR」(にんくる)でいただきました。ニンクル=アイヌ語で森の妖精という意味だそうです。たしか”ニ”が木の意です。

上の写真は「サラダニドム」。20種類もの有機野菜を使い、胡桃オイルのドレッシング、パプリカのソースなどでいただきます。これだけたくさんの種類があると「迷い箸」ならぬ「迷いフォーク」になってしまいます。

生のものだけではなく、黄色いかぼちゃやズッキーニなどには軽く火を通してありました。野菜の中でも特に黒大根(皮だけ黒いのです)がおいしかった♪黒大根も蒸してあったのかやわらかい食感でした。

今回は1,3日目はフレンチ、2日目は和食をいただいたのですが、フレンチのコースにはこのサラダが両日ついていましたが、何度食べてもおいしかったですよ。
フレンチのメニューは創作料理風で、「甘辛」味が多かったです。個人的には甘い味付け、また奇をてらった味付けやとりあわせ苦手なほうなのですが、時々いただくのは面白いものですね。夫の口には合い、気に入ったそうです。

意表をつく素材の組み合わせもあり、デザートにカタラーナ(イタリア料理のデザートで、一言で言うと冷凍したプリン)にアスパラガスが入ったものも出てきました。

以下に、メニューの一部をご紹介します。フレンチのシェフが和食も作っておられるようでした。
(シーズンオフだからか、和食ダイニングは閉まっており、和食もフレンチレストランで供されました)

↓一日目。きんきのポアレにアサリとパセリのソースをかけたもの。ソースは客席でかけてくださるので、きんきの皮のパリッとした味わいを楽しめました。お皿の縁に飾ってある赤い色鉛筆の芯を削ったみたいなものは、トマトの乾燥です。




↓一日目。豚肉を60度でゆっくりローストしたもの。やわらかくジューシーな味わいでとてもおいしかった。
ただ添えてある塩サブレは合わないと思いました。お肉の香りをサブレが消してしまってもったいないです。なので申し訳ないですが塩サブレは脇によけて、蜂蜜ソースをつけていただきました。
シンプルに岩塩とピンクこしょうと蜂蜜でいただけば、豚のおいしさがもっと引き立ったのでは。
食用ほおずきのみずみずしさが良いアクセントになっていました。



↓2日目。

前菜ときんきの西京漬け。市場が近いせいか、生うににはミョウバンをつかっていず甘みと香りが良いです。手前左の茄子の冷製とろろがけが特においしかった♪

↓2日目。上のあとは豚肉しゃぶしゃぶが出て、そのあとはてんぷら(これもウトナイ湖そばのお蕎麦やさん同様、衣がふんわりフリッタータイプ。北海道というかこの地域のてんぷらはこういうものなのでしょうか)と締めに海鮮ちらし。このあとに果物。この日は一日に二回お寿司を食べました。

 

 
↓3日目。

本当は一日目のお料理とコースの食材が重なっていた(きんきや豚)のですが、お魚も(種類失念)、豚もラムにさりげなく変更してくださっていました。サービスの方は何もおっしゃらず、こちらもお礼を言うタイミングを逃してしまいましたがお気遣いありがとうございます。




なお、朝食は和食と洋食が選べます。二日目の朝は早朝からゴルフをしたのでいただきませんでしたが、両日とも私は和食、夫は洋食を頼みました。

「えんがわの三升漬」というのをはじめていただきました。三升漬けというのは、もともと糀としょうゆと青南蛮(とうがらし)を同量漬け込んだものだそうです。そのピリッとした汁にえんがわをつけこんだものということでししょう。ごはんが何倍でもいけてしまうおいしさでしたので、苫小牧の市場で海鮮丼を食べた際に魚屋さんでいかの三升漬を買って帰りました(えんがわは見つからず。ホテルで、自家製かどのメーカーのものか伺えばよかった)。

一日目の和食の煮物が最高においしく、三日目も和食にしたら、同じ煮物が出てきたのに味付けが微妙に違っていて、これは作った人が違うのか、最初に食べたものは作りおきで味がなじんでいたのかなぞでした。でもお味噌汁(二日ともとろろ昆布の板?のようなものが入っていた)の味も違っていたのでおそらく作った人が異なるのだろうと思います。

なお、ここのホテルのステキなところは、ゴルフコースのクラブハウスも含め、一日数回弦楽四重奏の生演奏が聞けるのです!結婚披露宴でも弾いておられるようですね(ホテルニドムにはチャペルが二つあります。ひとつは、レナード・バーンスタインが1ヶ月滞在したコテージの一室を改装した丸太造りの素朴なものだそう)。

「カノン」、「メヌエット」、(ボッチェリーニ)や「アベマリア」の他にポップスの演奏もありました。
エアロスミスの「I Don't Want to Miss a Thing」(映画アルマゲドンのテーマ)、栞のテーマ(サザンオールスターズ)もバイオリンやチェロで演奏されるとまた違った趣でした。クラシック(特にバロック音楽)のほうがお食事時にはいい気がしました。

くつろげるコテージ湖の風景については後ほど・・。

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