近江屋洋菓子店のロシアケーキ。ここのお店は味が云々ということではなく
レトロ感や、お店の姿勢も含めて「味わう」ところです。
銀座松屋地下に、日替わりで全国のお菓子が集められているコーナーがあります。
先月のことになりますが、松屋で千円分使える券があったので、週末のお菓子を買おうと会社帰りに寄りました。
近江屋洋菓子店のお菓子が何種類か出ているではないですか!
冒頭に書いたように、味からすると、ここよりおいしいところはいくらでもあるのです。でもこのレトロな包み紙や、お店のしつらえ、また「ちょっと冷蔵庫の調子が悪くアイスクリームの舌触りが悪くなってしまったから」と大安売りをしたり、オーナー一家の良心を感じさせるところが好きです。
ロシアケーキという、これまた懐かしい外見にもぐっときて購入。ロシアケーキって、昔ながらのパン屋さんで私が子供のころ手軽なおやつとして売っていた記憶があります。近江屋のは、記憶にある直径5,6センチのものと異なり、プチフールみたいな一口で食べられる大きさです。
味は、むしゅっとしたやわらかいクッキーをベースに、外側のアイシングのみ変えてあるという次第。一部サクッと焼き上げたクッキーもありましたが。個人的な感想は、大勢でひとつづつつまむのは良くても、何個も食べるものではないなあというかんじ。
でもこうやって何種類も一度に目にするとどれにしようかな、と迷うのも楽しいです。
もし銀座ウエストのドライケーキの中で「ヴィクトリア」というイチゴジャムが乗ったやわらかめのクッキーがお好きな方だったらど真ん中の好みだと思います。
(私は、大好きな銀座ウエストのなかで唯一苦手。でもロングセラーらしい)
以前書いた近江屋洋菓子店についてはこちら。
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