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「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

KREVA、草野マサムネ、スピッツ、ノラジョーンズ、マルーン5、ne-yo

2007-10-01 | 音楽・演劇等

このごろ懐メロばかりご紹介していますので、最近の曲も。

KREVA feat. 草野マサムネ from Spitz の「くればいいのに」。冒頭がKREVAのラップでさびの部分がスピッツのボーカル草野マサムネです。♪もし今願いがかなうのなら あなたがくればいいのに♪草野マサムネの澄んだ声にうっとり。

洋楽ですとノラ・ジョーンズ(Nora Jones。2002年にDon't Know Whyが大ヒットしましたが現在も地道に活動中)、MAROON5が好きです。(This Love や Sunday Morningがヒット。 Sunday Morningはトヨタ自動車ヴィッツのCMソングにも使われていました)。
今はne-yoがお気に入り。

本・映画・音楽・雑学カテゴリーで色々なアーティストについて書いていますが、ちょっと好み合いそう、とおもったらぜひ「くればいいのに」聴いてみて下さい(洋楽のおすすめのほうも)

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松居慶子・丸の内コットンクラブ・スムースジャズ

2007-09-24 | 音楽・演劇等

先週、松居慶子のライブに行きました(@丸の内コットンクラブ

主に米国で活躍する アーティスト(キーボード奏者・作曲家)で、スムース・ジャズのカテゴリーに分類されます。

スムーズジャズとは、フュージョンにジャズを混ぜたようなもので、米国で人気のある音楽です(Boston Smooth Jazz、のようにこれ専門のラジオ曲もある)。
T-SQUARE(F1のテーマ曲"TRUTH"は誰しも一度は耳にしたことがあると思います)、Kenny Gチック コリア(Chick Corea)などお好きな方はきっと気に入るのでは。

今回はMOYO(スワヒリ語で心、魂という意)というタイトルの新アルバムのプロモーションツアーでした。南アフリカに滞在して曲を製作したそうです。

これまで、彼女の音楽には「2時間ドラマのテーマ曲みたいな感じ・・・」”という印象しかなく、今回のライブも半ばお付き合いで行ってみたのですが、彼女のキーボードの演奏、またバックバンドのギター、パーカッションもすばらしく、すっかり引き込まれました。

ちなみに、TOKIA(東京ビルディング)にあるこのコットンクラブは、ブルーノートの系列店です。おそらく映画のコットンクラブ(リチャードギアとダイアンレイン主演。1920年代のニューヨークが舞台)をイメージしたものでしょうが、ブルーノートよりさらにキラキラ・バブリーな感じ。天井にはミラーボールまであり、ちょっと落ち着かない雰囲気ではありますが、しつらえとしてはゆったり座れるソファ席があるのはいいですね。予約時にシートの区分を指定できます。かの叶姉妹もよくいらっしゃると雑誌に載っていたとか。

お食事も美味しかったです。揚げたソフトシェルクラブを生野菜、シーザードレッシング?とトルティーヤでくるんだもの、豚のスペアリブ、フォアグラソテーのマンゴチャツネ添え(バゲットに載って出てくる)、クレソンときのこのサラダ(ブルーチーズ、キャラメリゼした胡桃やへーゼルナッツ、紫たまねぎなど入り)を頂きました。

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オフコース・小田和正

2007-09-17 | 音楽・演劇等
オフコースについて

前に、かき氷を食べながらオフコースの「夏の終り」を思い出したことを書きましたが、今日は、オフコースの曲について。中学のとき、友人のお姉さんの影響でファンになりました。

高校以降はどちらかというと洋楽にシフトしたのですが、
2000年~2003年の明治生命(現明治安田生命)のCM で「言葉にできない」が流れていたことから”マイセカンドブーム”がおとずれCDも買いました。
このCMは、生きる時間の限られたお子さんを持つご両親が撮った写真でつづられており、♪あなたに会えて本当によかった♪という歌詞もあいまって涙腺を刺激するものでした。覚えておられる方も多いと思います。


「夏の終り」について

オフコースの中で一番好きな曲です。
約30年前の1978年発売のアルバムに収録されています。

ですが今聞いても古いという感じもせず、さりとて最先端の流行というわけではもちろんなく、たとえると童謡の「浜辺の歌」「朧月夜」みたいに、メロディーが美しい、あまり時代性を感じない印象です。

この曲は、小田和正の若い時の澄んだ声のコーラスがきれいなのですが、
誰よりもなつかしく思う、昔の恋人とよく来た丘にたたずみ「そっとそこにそのままでかすかにかがやくべきもの 決してもういちどこの手で触れてはいけないもの」と思い出を歌う詞でおセンチ気分(死語)倍増です。
(きっと、丘は一面緑の芝生で、真っ青な空に白い雲が浮かんでいると思います)


その他おすすめ

上記の2曲が特に好きですが、
① Yes-No ②秋の気配 ③たそがれ ④風に吹かれて ⑤きかせて などもお勧め。
①については強く主張しますが、小田和正「自己ベスト」のセルフカバー集ではなく、オリジナルをぜひ聴いていただきたいです。声も全盛期のときで張りがありますし、アレンジも完成度が高い気がします。でも、いまでも60歳であれだけの声が出せるのはきっと自己鍛錬の賜物でしょうね。

気が向いたらぜひご試聴を。図書館やレンタル屋さんでも(予約が集中していず)すんなり借りられると思いますよ。

このごろずっとご無沙汰だったのにふっと思い出したのは不思議だなあと思います。
相変わらずミーハー路線で今は邦楽ですとスピッツや平井堅が好きですが、考えたらオフコースと系統が似ているような気がします。原体験とはそういうものかも。(いずれ、このごろ好きな音楽についても書きます)

オフコースのアルバム時系列紹介はコチラ

ところで、一般に、夏が終わることがせつないというイメージがもたれているのはなぜでしょうね・・。他の季節の終わりにはあまり聞かれないことです。

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サイトウキネンフェスティバル・松本・小澤征爾・ベルリオーズ幻想交響曲

2007-09-15 | 音楽・演劇等

松本旅行記の最後は、サイトウキネンフェスティバルについて。

桐朋学園創始者の一人である斉藤秀雄の教え子たちが1984年に追悼コンサートを開いたのをきっかけにサイトウキネンオーケストラが結成されました。メンバーは流動的ですが、総監督はずっと小澤征爾がつとめています。

定期公演が毎年長野県松本で行われ、その催しが「サイトウキネンフェスティバル」です。

私が聴きに行ったのはプログラムB。その日はNHKでも放映されたそうですが、松本城公園など松本の3箇所でも無料のスクリーンコンサートが開かれていたそうです。

地元の人優先でチケットが購入できるとはいえ、プラチナチケットであることは変わりありません。こうやってスクリーン越しとはいえ毎年コンサートが気軽に楽しめるのは松本市民の特典ですね。

今年のコンサートは松本文化会館(写真)で行われました。心なしか、入り口のかまぼこ形のデザインが、小澤征爾が30年音楽監督をつとめたボストン交響楽団のタングルウッド音楽祭会場の一つ、SEIJI OZAWA HALLに似ているような。

朝早く新宿から高速バスに乗り、その後松本を観光して疲れたのか、おととしの水戸管弦楽団(@水戸芸術館)以来、楽しみにしていた小澤征爾の指揮だというのに、実は一曲目のラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」のときは不覚にも舟を漕いでしまいました。

不覚にも・・・という気持ちは本当ですが、実は私は以前別府にアルゲリッチ音楽祭(ピアニストのマルタ・アルゲリッチが音楽監督を務め、ちょっとだけ彼女も演奏する)に何度か行ったときも、同じようなことが・・・。しかもそのときは、唯一アルゲリッチが参加する演目(チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番)の2楽章(しかもピアノをよく聴けるいいところ!)で睡魔が襲ってきました。何のために飛行機に乗って別府までがんばって行ったのだろうと自己嫌悪。家族に肘でつつかれながらの鑑賞で演奏の記憶が全然ありません。

いい音楽を聴くとα波が脳内に出て、気持ちが安らかになるらしいのでその効果、でしょうか・・・・。皆さんもそんな経験ありませんでしょうか。

話は戻りまして、ラヴェルさんには失礼をいたしましたが、休んだおかげでメインのベルリオーズ「幻想交響曲」を堪能できました。

小澤征爾の面目躍如という感じで、ローリンマゼールなど他の指揮者とはまったく違った解釈でダイナミックな演奏でした。鐘が鳴るところがどうも録音のような感じだったのが残念でしたが、指揮もさながら一流の奏者たちの力量でしょう、全体的にとにかく素晴らしいもので、スタンディングオベーションになりました(小澤征爾なのでいつものようにアンコールはなし)。

ご存じのように、この曲はベルリオーズが見た夢を下敷きにしています。好きな女性が他の男性と踊るところを見て嫉妬のあまり彼女を殺してしまい、死刑になるところで目が覚める、という心の闇の部分を交響曲にしたもので、その主題からか、他の指揮者の場合、激しい旋律の部分含め、暗さで全章統一されている印象でした。

でも小澤征爾の場合、上に書いたようにとにかくダイナミック。妙な明るささえ漂っていました。メリハリが効いた心沸き踊るような演奏を私はとても楽しみましたが、プロの方はどういう感想を持つのだろう、とふと思いました。

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KREVA「スタート」

2007-09-01 | 音楽・演劇等

KREVA の「スタート」について。

ヒップホップ(Hip Hop)人気グループKICK THE CAN CREW時代の「アンバランス」という曲が好きだったのですが、この「スタート」を聞いていい曲だなあと思っていたら、同じ人が作って歌っていたのですね。

メロディーもさながら、場面設定と歌詞がユニークです。
これは大切な人(恋人ではなく仲間)との別れを歌ったもので、別れのせつなさ、やりきれなさが胸に響きます(実際、ずっと一緒にやってきたスタッフとの別れに際して作った歌だそうです)。物理的ではなく、精神的に遠くに行ってしまった人への思いを歌っています。

「きっと今がいいタイミング」と別れを受け止める姿勢は、同じような経験をした人にとってはきっと、目を開かされたり、共感できるのでは。

ヒップホップラップという音楽のジャンルから受ける印象とは違ったメロディアスな曲です。

起こってしまったことは起こってしまったこと。吹っ切れてはいないし「前向き」とまではいきませんが「そういうことにしておこう」と”大人の判断”をしていくのは、もうどうにもならないことでくよくよしないために大事ですね。

歌詞を少し抜粋すると
思い出しても悲しくなるだけ 
特別な関係性 たくさん共有した時間 経験 笑いや涙 かなり中身は濃密 
(中略)
ホントは後悔しないよう 君にぶちまけたいのさ何もかもでもしない何も 幸せを祈るだけ

**********************************************

私はヒップホップは普段全然聴かないのですが、KREVAの曲は好きで、他にも「ひとりじゃないのよ」など、時々我知らず口ずさんでしまいます。

KREVAの作る歌は、KICK THE CAN CREW時代からソロ活動の今も、エミネム(Eminem)などの社会(時には個人)への怒りや風刺をうたう”いわゆる”ラップ音楽とは異なったおもむきで関心は「自分」に向かっており、どうやって自分が成長していくかというテーマが多いように思います。

出身の東京・江戸川区を歌った「江戸川ロックオン」という曲もあります。歌詞のなかには「マクドナルドよりドムドム」なんてフレーズも。ドムドム(ダイエー100%出資ハンバーガーチェーン)は昔は江戸川区にたくさんあったのかもしれませんが、今はマルエツ西葛西店のみの出店です。


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スタート(通常盤)
KREVA,KREVA,SONOMI
ポニーキャニオン

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大橋純子・阿久悠・筒美京平・たそがれマイラブ・シルエットロマンス

2007-08-20 | 音楽・演劇等

先日「たそがれマイラブ」「シルエットロマンス」「シンプルラブ」などヒット曲をもつ大橋純子のライブに行きました(@六本木スイートベイジル139) 。

ブルーノートはジャズを基本にポップスやAORも、という感じですが、スイートベイジルはジャズは単にステージの一部という感じで、邦楽ポップス、ピアノフォルテの演奏などクラシックまで、より広範囲な音楽ファン向けという感じで気軽に楽しめます。

北海道夕張出身の大橋純子はチャリティーアルバムをこのたび発売し、歌唱印税含め、売り上げの一部を夕張市に寄付するそうです。

アルバムの名前は「TERRA」(大地)。北海道出身のアーティストの曲をカバーするという試みです。

ライブでは収録曲および彼女のヒット曲をしっかり聴かせてくれ、昔と変わらない声の伸びを堪能しました。

「季節の中で」松山千春、「時代」中島みゆき など、オリジナルの歌い手のファンでないためあまり気に留めていなかった曲が、大橋純子の美しい声、また新しいアレンジでよみがえり、「何ていい曲なのかしら・・」と感動しました。
それこそ30年近く前の曲なのですが、スタンダードなうた、という感じで心に染み入りました。

またお目当ての「たそがれマイラブ」を生で聴くことができてすっかり満足。
この曲は先日亡くなった阿久悠作詞、筒美京平作曲のゴールデンコンビによるものです。

愛はかけらになって それでも胸は熱さをなくさない~
(中略)さだめという いたずらに引き裂かれそうなこの愛~

他にも「夕立ちが白い 稲妻つれて 悲しみ色の 日暮れにしていった」など詩的な歌詞が続きます。

初めて聴いたときは子供だったのでよく歌詞の意味合いはわからないまま、それでも大橋純子の歌唱力は、「ザ・ベストテン」などの歌謡番組でも他の出演者を圧倒しており、その世界に引き込まれたものでした。

観客は60才代と思しき方が多く、一人でいらしている男性客も多かったです。大人も楽しめるライブはクラシック以外にはあまりないように思いますので、スイートベイジル139のこういった企画は貴重かもしれません。今後とも続けていただきたいものです。

先日行った池田聡中西保志のライブもここSTB139で行われました。

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プライムセレクション 大橋純子

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ラフマニノフピアノ協奏曲第2番*祈り

2007-08-13 | 音楽・演劇等

ヴァイオリン(吉田恭子)、チェロ(渡部玄一)、ピアノ(白石光隆)のコンサートに行きました。

「週刊朝日」創刊85周年コンサートということで朝日新聞社主催で同社の浜離宮ホールで。

記念コンサートなので普段クラシックに興味のない方も対象に、ということか、エルガー「愛のあいさつ」や、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番2楽章(その日はバイオリン用にクライスラーが編曲した「祈り」が演奏されました)など、誰でも一度は耳にしたような曲が多かったです。生演奏で聞くとあらためてよい曲だとしみじみ。

私はラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番の2楽章が大好きです英国の古い映画「逢引き」にも使われており、ロマンティックで切ない感じのメロディーラインがたまりません。(一瞬メロディーが思い浮かばなかった方に→♪ティラ~ララララ~ティラララリラリラ~ティラリラ~♪・・という感じ)→表現力の問題できれいなメロディーという感じがあまりしなくてスミマセン

視聴のサイトをご紹介しようと思ったらうまく見つからず。

調べている間にわかったのが、この曲は「東京タワー」(リリーフランキーのベストセラーではなく江國香織著)の映画の中で黒木瞳と岡田准一が行ったコンサートで演奏されていた由。大人気マンガ「のだめカンタービレ」でも取り上げられていたそうです(ご存じの方も多いと思いますが・・・)

江國香織の本の中でもこの「東京タワー」と「情熱と冷静のあいだ」は最高駄作だと個人的に思っているので、その映画で使われているのかあ・・・とがっかり(まあ安易に映画「逢引き」のマネをする安っぽいところがまあ小説、映画ともにこの作品の本質ともいえますが・・)。


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眠れぬ夜は・・バッハ「ゴールドベルグ変奏曲」グレングールド演奏

2007-08-13 | 音楽・演劇等
バッハ「ゴールドベルグ変奏曲」は不眠に悩んでいたカイザーリンク伯爵の依頼によって書かれました。

曲名は、伯爵の寝室の控え室にてこの曲を弾いていたバッハの弟子ヨハン.G.ゴールドベルグの名にちなんでいます。

基本のアリア(ピアノを習った人なら誰もが思い出す”アンナ マグダレーナのための小曲集”の中にも入っている曲です)をベースに30の変奏曲で構成されています。

そのエピソードから「眠れないときに聴く曲」として人口に膾炙しており、私も時折聴いています。

といっても「変奏曲(Variation)」というだけあって規則的な旋律の中にも変化があるので、つい曲の流れを追ってしまいます。

すぐ眠りに落ちるというわけにはいかないのですが、でも最後までいきつく前に意識がなくなっているようなので一定の効果はあるのでは。

バッハの弾き手としてはグレン グールドが有名です。彼の演奏も、じつは年代ごとに違いがあり、“バッハ弾き”として注目を浴びた若いころは勢いのある華やかな演奏振りでしたが、往年の演奏は手巻きオルゴールの終わりのほうのように、ゆっくりゆっくり。

これはこれで味があるのですが、演奏を楽しむなら前者、子守唄なら後者です。グールドの死後、枕元に聖書と夏目漱石の「草枕」が置いてあるのがみつかったそうです。

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・スイートベイジル・池田聡「モノクローム・ヴィーナス」

2007-07-21 | 音楽・演劇等

六本木のスイートベイジル139に池田聡のライブに行きました。今日がちょうど44歳の誕生日だったそうです。

甘いセクシーな声から神経質そうな感じの人をイメージしていたのですが、想像と違って、とても40代には見えないすらっとした優しそうなお兄さん、という感じでした。

そのせいか、会場はほとんど女性。ファンクラブ会員とおぼしき、前列を占めた数十人が1曲目から立ち上がって手拍子、というスイートベイジルでは見たこともない光景が。

「モノクローム・ヴィーナス」(21年前!の曲) はスズキ自動車「アルト」のCMソングでした。アルトは21年前から続いているということですから、驚きのロングセラーですね。

♪忘れたくて楽しんで 忘れたくて偽りの恋をしてた 今まで(中略)寂しさを 憎しみに変えても もう一度君に会える日 心の隅で信じていたけど静か過ぎた 毎日が 騒ぎ出した 突然のめぐり合いがつらくて♪

特段池田聡のファンではなかったのですが「ずっと会っていない好きだった人を見かけて心を乱される」という、「モノクローム・ヴィーナス」の歌詞はオトナのキモチだなあ・・・と強く印象に残っています。

他に有名な曲といえば「月の船」でしょうか。槙原敬之がカバーアルバム「Listen to the Music」で歌っています。余談ですが「Listen to the Music」はサザンオールスターズ、大江千里、大貫妙子、YMO、ゴダイゴなどこれまたなつかしの名曲ぞろい、かつ槙原敬之の声のよさを堪能できるアルバムで、オリジナル曲があまり好きでない人にもお勧めです。

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めくるめく宝塚の世界*「清く正しく美しく」

2007-06-10 | 音楽・演劇等

すみれのは~な~さく~ころ~。めくるめく宝塚の世界をレポートします。

ヅカファンの友人に誘われ宝塚歌劇団初体験。宝塚は1914年(大正3年)発足以来、長い歴史を持っています。詳しいあゆみはこちら

東京・有楽町の宝塚劇場の入り口を入れば真っ赤なじゅうたんと階段。ゴージャスな内装ながらペットボトルのお茶は160円。サンドイッチや、たくあんの黄色がまぶしいおにぎり弁当も普通の値段で売られ席で飲食もOKという庶民性も兼ね備えています。

もともと阪急電鉄の小林一三社長が、宝塚温泉の集客のために結成したとのことで、歌舞伎と同じく大衆芸能としてスタートしたことを思い起こさせます。

今日の演目は「さくら」と「シークレットハンター」(星組)。内容はミュージカルとレビューと考えていただければ。両方の演目とも男役トップ(星組は安蘭けい)が主役をつとめます。ショーを見ているうちに主役も脇役も、男性役の方々が本当に男性にみえてくるのが不思議です。絵に描いたようなヒーローぶり、洗練された身のこなし、ホント、理想の男性像ここにあり、という感じです。(せりふが昔の日活映画調のキザな感じで私は体中がちょっとこそばゆかった・・・)。

第一幕、第二幕ともに絢爛豪華な衣装で、かつセットも工夫が凝らされていて目の保養になります。とくに一幕の「さくら」の和服や光を多用した演出はきれいでした。ショーの最後にスターの顔見せで皆が羽根を背負って階段を下りてきたのには度肝を抜かれました。これは宝塚公演の「定番」とのこと。

また、印象に残ったのは踊り、歌のすばらしさです(特に、娘役の遠野あすかの澄んだ歌声)。タカラジェンヌの皆さんは主役級の方々に限らず、数十名のラインダンスなど一糸乱れぬ踊りで、宝塚歌劇団の層の厚さ、レベルの高さを実感。おそらく私が今まで見た劇団○○などのミュージカルや劇の中で一番上手ではないかと思いました。プロの凄みを感じました。

ビジュアル系バンド元祖のようなお化粧や、女性が男性を演じるという歌舞伎の逆転型に抵抗がある方もいらっしゃると思います。実は私もそうでした。

なので今回も、「私には遠い世界だけど、せっかくのお誘いだから社会勉強に」というくらいの気持ちで行きましたが、ファンの方の気持ちがちょっぴりわかった気がします。純粋にエンタテイメントとしてみた場合、本当に良くできています。

(上述のようにちょっと劇はせりふがこそばゆいので)踊りと歌だけのショーがあればぜひまた行きたいです!しかも生オーケストラです!これだけの人数を擁した、しかも趣向を凝らしたステージでチケット代もお手ごろ。

友人は「仕事やプライベートで嫌なことがあってもこの華やかな世界を見れば忘れられる」と言っていました。いままでTVでちらりと見るぐらいであまり興味を惹かれなかった皆さんも機会があったら一度いらしてみてください。きっと私のように印象が変わるはず。宝塚ビギナー用コンテンツもサイトに用意されています。まずはコチラをクリック!

そういえば、宝塚のテーマは「清く正しく美しく」でした。いまや死語かもしれませんが日本によみがえらせたい言葉の一つですね。

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あなたの好きなJPOP・ニューミュージック懐メロ*ハーゲンダッツ*中西保志

2007-06-09 | 音楽・演劇等

皆さんの好きな懐かしい曲といえば何ですか?

先日のSTB139のライブイトーヨーカドーのインストアライブに続き(またもや)中西保志のライブに行きました(於青山マンダラ)。

今回のJ-POP名曲カバーアルバム「Standards」が好評で、第二弾のカバーアルバムが出るらしく、今選曲を行っているそうです。ホームページで公募もしています

古めのJ-POP・ニューミュージック博士(?)の私は、早速リクエスト曲をピックアップしてみました。特に、下3)や10)、18)、19)は、とてもいい歌だと思うのですが歌手の声があまり好みではないので、ぜひいちど中西保志や中島美嘉の歌で聴きたいなあと思います。(思いつくまま合いそうな20曲を挙げてみました)

1)レミオロメン「粉雪」
2)平井堅「EVEN IF」か「Life is......」
3)Every Little Thing 「Over and Over」
4)Mr.Children「HERO」
5)山下達郎「Get Back in Love」
6)浜田省吾「片思い」
7)山崎まさよし「僕はここにいる」
8)大橋純子「たそがれマイラブ」
9)槇原敬之「END OF THE WORLD」
10)小林建樹「祈り」
11)オリジナル・ラヴ「朝日のあたる道」
12)五十嵐浩晃「ディープ パープル」
13)スピッツ「楓」か「スカーレット」
14)古内東子「星空」
15)Do As Infinity「柊」
16)中西圭三「眠れぬ想い」
17)佐野元春「バルセロナの夜」
18)松任谷由実「経る時」
19)美空ひばり「川の流れのように」
20)宇多田ヒカル「誰かの願いが叶うころ」

ぜひ皆さんもお好きな曲を上記HPからリクエストください!山下達郎、浜田省吾、松任谷由実の曲はすでに今回第一弾で収録されているので(あまく危険な香り、もうひとつの土曜日、春よ来い)今回はたぶん採用されないでしょうが・・。他にも久保田利伸「MISSING」中島美嘉「桜色舞うころ」などが収録済です。

東京ではここしばらくは7月5日にも12時からと18時から、大崎ゲートシティでミニライブ(無料)が最後だそう。平日のこの時間では残念ながらもう行けませんが、お近くの方はぜひ!宮城、岩手ではイオンショッピングセンターでのインストアライブが予定されています

ライブの後、マンダラのすぐ近く外苑前ハーゲンダッツでおやつを。私はアフォガード(アイスクリームに熱いエスプレッソをかける)にしました。好きなアイスの種類が選べるとの事でしたので、カスタードとマカデミアナッツを。Illyのエスプレッソがなみなみと別添えされてきます。家族が頼んだのは期間限定の「クールキャラメルカプチーノ」。中身はアフォガードアイスやコーヒーゼリーなどで同じ味・・・。

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坂本龍一ロハスクラシック・藤原真理

2007-05-12 | 音楽・演劇等

渋谷東急文化村オーチャードホールで行われたロハスクラシックコンサートに行きました。

このコンサートは環境保護活動をしている坂本龍一がプロデュースし、オーディションで選ばれた5組+昨年選ばれた1名、および坂本龍一とチェリストの藤原真理の演奏というもの。電源はすべて自然発電?によるものだそうです。

坂本龍一のとつとつとした司会+演奏で第一部終了。昨年のロハスコンサートで選ばれたコトリンゴも含めた中では「naomi&goro」の、伊藤ゴローのボサノバのリズムに布施尚美の透明感のある歌声がマッチしていて良かったです。

このコンサートは収益の一部を東アフリカの植林に活かすチャリティコンサートで、また電源はすべてCO2の発生しない自然発電によるものだそうです(風力発電、バイオマス発電、太陽光発電、地熱発電)。

坂本龍一の演奏(曲)は、音の組み合わせ、遷移が美しくひきこまれましたが、続いての藤原真理のバッハチェロ無伴奏組曲はさらにすばらしかったです。

「ボキャブラリーの多さではなく自分のコトバで語る」がコンサートのもうひとつのテーマだったのですが、ただ譜面を弾くのと、自分のなかで咀嚼したうえで弾くことの違いを坂本龍一とのかけあいで実演したり、と音楽を楽しむこと以外にも考えさせられる機会でした。

割合とステージに近い席だったのですが、藤原真理さんは表情豊かで知的で素敵な感じ。こんなふうに年をかさねられたらいいなあとあこがれました。

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中西保志・若鯱屋・名古屋カレーうどん

2007-03-28 | 音楽・演劇等
先日のSTB139コンサートで中西保志のにわかファンになった私。 先日の日曜はイトーヨーカドー葛西店で新星堂主催のインストアライブをやるというので「応援しなきゃ!」と出かけました(いつしか本人の許可なく身内感覚)。

ステージは1Fのオープンスペースで、演奏の途中で売り場の自転車のベルをちりちり鳴らす子供もいれば、迷子の店内放送も(でも店舗内だから仕方ない)。

こんな条件で曲に集中するのも大変だろうと思いますが、声は相変わらずすばらしい伸びで、4曲楽しませていただきました。

今後のインストアライブの予定はこちら キミも「応援」してみないか!

さて、末筆になりましたが、若鯱家のカレーうどん のご紹介を。イトーヨーカドー内にあります。「東京にはなかなかない味!」とのぼりにありましたが、たしかに極太うどんにとろみで相当こってりした汁。食べ終えた後は普通のうどんでは考えられないほどの満腹感があります。

「ちゅるちゅるうまうま」 のキャッチフレーズで中部地方ではおなじみらしいですが、「ちゅるちゅる」と食べるにはかなり一本一本にボリュームが。また、トッピングを自由にできるのも面白いです。

写真は揚げ餅・温野菜とトマト・温卵です。温野菜は冷凍野菜?でお勧めしませんが、他のトッピングや、私の頼んだ揚げなすはカレーのスープと合っておいしかったです。話の種にでもどうぞ。

以前名古屋に行ったとき「山本屋総本家」の味噌煮込みうどん「ヨコイ」のあんかけスパを食べましたが、いずれも麺は極太。これが名古屋の麺の特徴なのでしょうか。

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JPOP*中西保志*スイートベイジルSTB139

2007-03-08 | 音楽・演劇等

90年代に「最後の雨」がヒットした中西保志のライブ(六本木スイートベイジル STB139  にて)に行きました。

中西保志の声は透明感、かつ張りがありすばらしく、うっとりしました。これまで特段ファンではなかったのですが、興奮冷めやらぬ私は「次のライブも行きたいな」と楽しみにしています。

今回は「Standards」というJPOP名曲のカバーアルバム発売記念でした。

このアルバムは
・ 久保田利伸「Missing」♪言葉にできるなら少しはましさ~♪
・ 中島美嘉「桜色舞うころ」♪桜色舞うころ私は一人~♪
・ 浜田省吾「もうひとつの土曜日」♪この週末の夜は俺にくれないか~♪

など、私のお気に入りソング満載!でお勧めです。「桜色舞うころ」以外はすべて80年代、90年代の曲で山下達郎、井上陽水も入っています。

余談ですが、AORの巨匠?“ハートオブマイン”のボビー・コールドウェルの昔のアルバムと似たジャケットは何の意図なのか・・。パロディというのでもなさそうですし。ターゲットをボビーコールドウェルのファン層にし、彼らの既視感をねらったのでしょうか(私もその一人?・・・・

★ジャケット比べ
ボビーコールドウェルアルバム:   中西保志「Standards

ちなみに「最後の雨」を倖田來未もカバーしているそうです。この人も歌がうまいので良い感じに仕上がっていそうですね。

中西保志ライブその②イトーヨーカ堂インストアライブその③青山マンダラも良かったらごらんください。

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Standards/スタンダーズ
小田和正,川江美奈子,夏目純,吉田美和,山下達郎,久保田利伸,井上陽水,桑田佳祐,浜田省吾,Misia
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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ボビーコールドウェルBobby Caldwell*ブルーノート

2006-12-10 | 音楽・演劇等

ボズ スキャッグスのライブで再びAOR(Adult Oriented Rock)に目覚め、シカゴ(大ヒット曲:素直になれなくて)などドライブのときに聞いています。80年代の香り。


AORの代表選手といえばボビー コールドウェル(Bobby Caldwell)。先日、ブルーノート東京でのライブに行きました。


10数年前のことになりますが、タバコ(パーラメント)のCMに使われたハート・オブ・マイン(Heart of mine)が大ヒットしました。覚えている方もいらっしゃるでしょう。


他に男女1名ずつ、歌手2名を従えてのステージでしたが、1951年生まれだというのにソロの声も張りがあり、聴きごたえがありました。最後は総立ちで踊るという盛り上がり(ブルーノートでこんなの初めて)。毎年秋に来日するそうですので、懐かしいなあと思った方は次の機会にぜひ。


観客は50代、60代に見受けられる方々がほとんど。それでも20代前半と思われる人も結構いました。


たとえばビートルズ研究会もまだ各大学に健在と聴きますので、昔の歌でもいいものはたえず新たなファンをひきつけるのでしょう。


ボビーコールドウェルの他のヒット曲といえば、ピーター セテラ(Peter Cetera)がエイミー グラント(Amy grant) とデュエットして大ヒットしたNext Time(I Fall)や、同じくピーターセテラに提供したStay with meのセルフカバーがあげられます。


懐かしついでに・・・・ピーターセテラの歌うStay with meは沢口靖子主演の映画「竹取物語」(市川崑監督)の主題歌でした。

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