緑したたる初夏の吉備津神社です。今日は春の大祭でした。七十五膳据えの伝統ある祭りの風景が厳かに執り行われました。「七十五」とは備中の各村の数だと言い伝えられております。その村々からのお供え物が神殿に供えられる備中の一宮としての格式のあるお祭りなのです。その昔は、村々から、去年の秋に収穫されたお米が、白米にされてお供えされるのが春のお祭りだと言われています。お盛相(おもっそう)という備え物が主となってお祭りは展開されます。そのお盛相の写真をどうぞ。
このお祭りは、御供殿(お供えするための膳を用意する場所)から長い回廊(約300m)を行列して、神殿まで運ぶ行事なのです。
全国的に見ても大変珍しい行事です。
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