昨日7日は七草でした。
誰かから頼まれたと言う事でもなく、毎年、孫を連れて「春の七草」を摘みに吉備津神社の近くの田圃の畦道を歩きます。寒に入ったとは思えないぐらいの今日の暖かさです。
一歳7ヶ月の孫もヨチヨチと、それでも兄に負けないとでも思っているか、私の前を、及び腰ながら懸命に付いて行きます。
保育園の孫は
「せりなずなおぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ」
と、口ずさみながら、その弟どころではありません、あちこちと畦道に、それこそ糸の切れたタコのごとくに、前後左右して奔放に飛び跳ねながら、七草を捜します。
私はヨチヨチ坊やに歩を合せて、行くでもなく帰るでもなく、幼子達の行くままにつられて、初春の田中の小道を楽しみます。
吉備津神社の松並木越しに、もう夕陽が西の山めがけて、ゆっくりと落ちていきます。列車もがたことと通り過ぎて、早春の吉備の野の夕方を彩ります。
子らの行く 冬枯れ道の おちこちに
見えし七草 夕陽に染まる
畦道の 端のおぎょうに 「あ あった」と
幼子の微笑み 夕陽に染まる
よたよたと 畦道を行く 幼子の
独立独歩 夕陽に染まる
孫達の 一歩一歩に 歩を合わす
じじいの白髪 夕陽に染まる
通り過く 列車に向い ひたすらに
両手振る孫 夕陽に染まる
誰かから頼まれたと言う事でもなく、毎年、孫を連れて「春の七草」を摘みに吉備津神社の近くの田圃の畦道を歩きます。寒に入ったとは思えないぐらいの今日の暖かさです。
一歳7ヶ月の孫もヨチヨチと、それでも兄に負けないとでも思っているか、私の前を、及び腰ながら懸命に付いて行きます。
保育園の孫は
「せりなずなおぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ」
と、口ずさみながら、その弟どころではありません、あちこちと畦道に、それこそ糸の切れたタコのごとくに、前後左右して奔放に飛び跳ねながら、七草を捜します。
私はヨチヨチ坊やに歩を合せて、行くでもなく帰るでもなく、幼子達の行くままにつられて、初春の田中の小道を楽しみます。
吉備津神社の松並木越しに、もう夕陽が西の山めがけて、ゆっくりと落ちていきます。列車もがたことと通り過ぎて、早春の吉備の野の夕方を彩ります。
子らの行く 冬枯れ道の おちこちに
見えし七草 夕陽に染まる
畦道の 端のおぎょうに 「あ あった」と
幼子の微笑み 夕陽に染まる
よたよたと 畦道を行く 幼子の
独立独歩 夕陽に染まる
孫達の 一歩一歩に 歩を合わす
じじいの白髪 夕陽に染まる
通り過く 列車に向い ひたすらに
両手振る孫 夕陽に染まる
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