私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

朋遠方より来たる

2007-09-24 10:15:21 | Weblog
 昨日、久しぶりに、例の漢文の先生が、拙宅を訪ねてくれました。高梁かその辺りまで行った帰りだということです。吉備高原から送られてき「秋の女王」という名のぶどうを出してやると、
 「どえれえ、うめえのう。はじめてじゃ。こげえなぶどうがあったのか。やっぱりおかやまはええのう」
 と、ぱくついていました。
 それからしばらく世間話。自民党の総裁になった福田さんの顔が、テレビで、しきりに流れています。

 そして又例の漢文の話しに進みます。丁度いい機会です。私も楽しみに待っていました。
 今日、先生が口にした言葉は、この福田さんと関連があるらしい。
 彼は、徐に、曰;
 『「書経」の中に、「政は恒(つね)あるを貴ぶ」というのある。〈政治には、常に普遍の揺るがない政策や方針が大切である〉という事なのだ。その根本を為すものは「公を以って私を滅せば、民其れ允(まこと)に懐(なつ)かん」だ。これは、〈自分の都合でいい加減な言い訳をしないで、誰にでも公平な心で以って政治を行えば、国民は、必ず、信頼して政治を任せるようになる、政治の根本は、公平であるということだ。これが信頼に繋がる基だ〉という意味だ。』
 と。
 奇しくも、この時、テレビから、福田さんが「国民の皆さんから信頼される政治をめざしたい」と、言っておられました。同い年の福田さん「がんばれよ」という気が沸き起こってきました。
 
 政治家の皆さんが早くからこの先生に教えてもらっていたら、福田さんたちの総裁劇もなかったであろうし、世の中はもっと安泰であっただろうにな、と、思いながら拝聴しておりました。
 

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