私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

山手の黒媛塚伝説

2011-02-11 10:11:49 | Weblog

 吉備線の東総社駅に、総社に伝わる伝説として、「黒姫」を取り上げて、そのお話を書いている説明板が見られます。
 その黒姫が祭ってある[黒姫塚」ではないかと言い伝えられている古墳について、足守侯の招きを受けて、長崎へ遊学する途中、備中の足守を訪ねた司馬江漢が、その道中記として書き残した「図画西遊譚」の中に図入りで説明してあります。
 
 その黒姫とは、一体どのような人物かであったのか、少々ご紹介してもと思い書き出しましたが、「えろう なごう かきょうんなあ」とご批判を受けるのが当たり前のように、大変長くなりました。
 筆敬氏ではないのですが 「おめえは いってえ なにゅうかきょんなら」と、あざ笑われるのは確実ですが、途中で、ほっぽり出すわけにはいきません。後、しばらく、この古事記に書かれている黒日売と仁徳天皇について追ってみますので、どうぞ、お付き合い下さいますようお願いします。

 さて、前書きが少々多かったようです。が、又。古事記の続きです。「自歩追去」た後、黒日売はどうなりましょうか。というより。大后石之日売命の妬みに手を焼いていた仁徳天皇、高台から黒日売を見送った後も、片時も、その黒日売の姿が目から離れません。「恋しい。逢いたい。逢いたい。恋しい」そんな思いが日に日に募るばかりです。居ても立ってもおれません。
 「なにか、吉備の国に歩いて帰って行ったあの哀れな愛しい黒日売に逢えるいい方法はないか」
 と、そればかり考えており、ほかのものには手が尽きません。


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