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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

山車はステージ?

2017年09月15日 | 学校
ながわ秋祭りに参加した様子をご紹介しています!
ご覧下さい、これがながわ秋祭りの山車です。
八戸市の三社大祭によく似ているとは思いませんか。
実は八戸、三戸、五戸、六戸、十和田など
この地域の祭りはみなこのような山車をひく特徴があります。
山車には昔話や武勇伝の物語が人形で再現され
それはきれいなものです。
中に灯りを入れて照らすねぶたやねぷたとはずいぶん違います。
これはみな豊作感謝の神輿行列が変形していったものと考えられています。
ところがこのながわ秋祭りだけはちょっと違います。
実は山車にはなんと人が乗っているのです。
山車自体が大きなステージになっており
人形は山車を飾るおまけのようなものです。
なぜステージになっているのでしょう。
理由は南部手踊り発祥の地であるからです。
この山車は夕方になると町内に設置され、
夜な夜な町内の踊り手が南部の手踊りを披露するのです。
したがって夜見ると八戸の三社大祭とはまったく違う祭りなのです。
この地域が育んだ独特の文化。
大切にしたいものです。
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白装束

2017年09月15日 | 学校
さてながわ秋祭りが始まりました !
光栄なことに名農は地元の中学校とともに先頭を務め
流し踊りや名農生手作りの御神輿、農産物配布で祭りを盛り上げます。
さていよいよ祭り本体がやってきました。
もちろん神社の神様です。
紹介のアナウンスに耳を傾けると
かつて京都から持ち込まれた文化。
遠く離れた青森の農村が京都とつながっていることに驚きです。
ここで注目したいのは白装束の旗持ちたち。
ご紹介したとおり、すべて名農生なのです。
名農は単なる祭りの盛り上げ隊ではなく
まさに祭りそのものを運営するのに必要な人手となっているのです。
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名農が担う役割とは?

2017年09月14日 | 学校
参加するのは女子生徒の流し踊り、そして御神輿。
しかしそれだけじゃないのが農業高校スタイル。
今年もたくさんの大根を配布しながら
10月最終土日に開催される名農祭のPRしようと企画しているのです。
毎年行っているので町内の方々は楽しみにしています。
こちらは2年生の男子が担当。
段取りを確認して出陣を待つばかりのようです。
しかし近年、南部町は高齢化とともに若い人が減少し
神社ののぼりや神様が練歩く本体に関わる人がなくなってしまったといいます。
そこで最近は、名農に神社のお手伝いの依頼が来るようになりました。
つまり名農の祭り参加は単なるPRや流し踊りで祭りを盛り上げようという行事から
ながわ秋祭りの運営に関わる要所のお手伝いと役割が変わってきたのです。
おそらく全国の農村では同じような問題を抱えているはず。
日本の伝統や風習継承に不安を感じます。
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ながわ秋祭り

2017年09月14日 | 学校
名久井農業高校では10年以上前から
全校で秋祭りに参加しています。
参加する祭りの名は、ながわ秋祭りといいます。
名農のある南部町(なんぶちょう)は平成の町村合併で誕生した町。
かつては南部町(なんぶまち)、名川町、福地村の3町村に分かれていました。
しかし町は一緒になっても地域に根付いた祭りだけは伝統もあり
そう簡単に一緒にすることはできません。
名農はかつての旧名川町にあるので、昔から
ながわ秋祭りに参加しているというわけです。
さて先週、今年もお祭りが盛大に行われました。
その様子を少しだけご紹介します。
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京都大学によるアクティブラーニング

2017年09月13日 | 研究
雪国向きLED信号機の開発に京都大学と取り組んでいる名農生 !
先日、今年2度目の講義が2日間に渡って行われました。
もちろん座学だけではありません。
というか技術開発なのでさまざまなことに取り組んでいます。
そしていつも感心させられるのが指導の方法。
生徒をグループに分け課題を出してそれぞれに考えさせるのです。
そして最後は考えを発表してディスカッションをする。
まるで京都大学のゼミを名農生が体験しているようです。
まさにアクティブラーニングです。
今回はある実験をするためには
どんな方法で行えばよいかを考えさせていました。
この議論で決まった実験を彼らはこの秋に取り組むことになります。
材料を準備するので自分で考えて実験する。
今回はかなり大きな宿題が出されましたが、
LED信号機開発グループ「TEAM RED SIGNALS」はやる気満々です。
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