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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

カボチャの大鉢栽培?

2016年07月26日 | 研究
こちらも同じ場所で栽培しているカボチャです。
先ほどのカボチャは穴を開けて地面に直接植えましたが
このカボチャは大きな大きな鉢に植えています!
見てわかる通り、露地植えより元気がありません。
別に病気というわけではないのですが草勢が弱いのです。
今年はあまり雨が降らず乾燥が続いています。
それも影響していると思います。
露地と鉢、同じ場所でもずいぶん違うものです。
とはいってもこちらにもピンポン球より
大きな実がいくつかつき始めています。
これは不耕起栽培のうえ放任栽培という
無着な方法でもカボチャが収穫できるかという予備試験。
でも面倒くさいからではありません。
これには別の目的があります。
秋が楽しみです。
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カボチャの無耕起・放任栽培!

2016年07月26日 | 研究
チームが予備実験しているカボチャです。
基本的に放任栽培しているのですが、
このカボチャは耕さない露地にそのまま植え付けています。
いわば究極の手抜き栽培!
植え付ける所だけ穴を少し深く掘って元肥を施しただけです。
石もそのままゴロゴロ転がっています。
それでもこのように元気に育っています。
しばらく見ないでいると
こんなにもつるが伸びていると驚くぐらいです。
もう大きな果実が何個かついています。
カボチャはこんな石だらけで硬い土でも育つ強い植物でした。
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ミニトマト「千果」!!

2016年07月25日 | 研究
これはFLORA Jr.の女子が春から大切に育ててきたミニトマト。
品種名は「千果」(ちか)といい、タキイ種苗が育成した
日本を代表するミニトマトの品種です!
先日、無事に1段目と2段目の果実を収穫しました。
いろいろ資料を見てみると最も下の段を
第1花房といったり第1果房といったりしています。
これはワープロの誤変換ではなく
花の塊は花房、それが実って果実になれば果房と呼んでいるようです。
リンゴでも摘花と摘果は同じ読みですが違うのと同じです。
どちらを使えば良いかちょっと考える必要があるようです。
さてFLORA Jr.女子は仲良し3人組。
3つとも品種が千果なので、まったく同じように見えますが
実は味が全然違います。
なぜなら育て方がそれぞれ異なるからです。
決して3人が競い合ったわけではありませんが
それぞれ調査を担当したトマトに愛着があるらしく
いつしか糖度大会となっていました。
彼女たちには不思議な結果となりましたが
植物生理からいえばある程度予想はしていました。
夏休みはじっくりそんな不思議の種明かしをしたいと思います。
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生物工学といえば洋ラン?

2016年07月25日 | 生物生産科
生物生産科に所属している研究グループのひとつに
生物工学研究班があります!
以前、高校の生物工学といえば「洋ランの培養」というくらい
どこの学校でも取り組んでいました。
名農でも昔は一生懸命行っていましたが
最近では授業の中で体験として扱う程度で
かつてのように大量増殖はしていません。
これにはいくつか理由があるようです。
ランは無菌播種から開花まで早くても3年かかります。
したがって2年生から取り組んだ場合、
自分の育てたランが開花する前に卒業してしまうのです。
つまり自分の成果を確認できないため成就感を得ることが難しく
教材としてはあまり適さないというのがそのひとつです。
そこで名農では最近、いろいろな植物を扱っているようです。
これは畑ワサビという畑で育てるワサビ。
いったいどんな研究をしているのかわかりませんが
このようにランとは違う植物が多く並んでいます。
とはいっても全国にはランを専門的に扱い
優れた成果を上げている農業高校もあります。
きっとそこには生徒のモチベーションを高めるアイデアがあるに違いありません。
どんな工夫をしているのか勉強したいものです。
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くじら餅!?

2016年07月24日 | 
みなさんは「くじら餅」はお好きですか。
調べてみるとこの餅、山形県と青森県で作られているお菓子であることがわかりました!
青森県では久慈良餅とも書いたりしますが
面白いことに山形県では久持良餅と書くそうです。
初めて見たときはクジラの肉が入っているのかと驚きましたが
もち米とうるち米の粉を水で練り、胡桃・砂糖を加えて蒸したお菓子。
クジラ肉は一切入っていません。
おそらく色などがクジラ肉に似ているからこんな名前がついたのではないでしょうか。
資料によると山形県では桃の節句の時期によく作られていたといいます。
そんなお菓子がなぜ青森県にもあるのでしょうか。
そしてどうして他の地域では作られないのでしょうか。
美味しいお餅ですが、謎がいっぱいのお菓子のようです。
さて先日、さらに驚くお菓子を発見しました。
くじら餅風と書かれた蒸しパンです。
確かに色はくじら餅風の薄い赤紫色。
食べてみるとなんとなく風味もくじら餅です。
お餅のようなモチモチ感もありなかなか面白いパンでした。
おそらくこのようなパンも山形県にあるのでしょうか。
見つけたらぜひ食べてみてください。
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