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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

忘れ物を取りにいく!

2014年04月21日 | 研究
チームは原則、一人一研究で課題研究に取り組んでいます。
今年、2年生のあるメンバーが取り組み始めたのが
光によるガーベラの花茎の伸長技術の開発。
6年前、チームが結成され初めて取り組んだ研究課題です。
ところが茎が伸びるどころか生長せず大失敗で終わりました。
でもこの失敗からLEDを利用してストックやヒマワリの茎を
伸ばしたり縮めたりする方法を見つけ、さまざまな賞につながっていきました。
またチームがフォトニクスと名乗ることになったのも、
当時は珍しいLEDを活用したこの研究がきっかけなのです!
その後、白いリンゴや野菜の機能性研究へとテーマを発展させましたが
初代メンバーが最初に設定したガーベラの課題はまだ成功していませんでした。
まるで宿題が難しくて、ほったらかしにしてる子供のようです。
結成から6年たった今年、今度は方法を変えて再チェレンすることになりました。
もちろんLEDを活用したフォトニクスならではのアプローチ。
当時は解けなかった難しい宿題ですが、少し力がついた今なら
もしかして答えを導き出せるかもしれません。
チームは今年、忘れ物を取りにいきます。
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受賞記録

2014年04月21日 | 研究
チームに限らず、名農でコンクールや学会に出場したり
入賞した場合は、このように情報を公開しています。
その2014年の第1号が先日、掲示されました。
文部科学大臣賞を受賞した地球環境大賞の記録です。
例年ではコンクールが始まるのは早くても夏休み。
それを考えるととても早い第1号で
幸先の良いスタートとなりました。
創立70周年を迎える名農!
今年はどんな1年になるか楽しみです。
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ローズヒップ

2014年04月20日 | 研究
バラの木の下に赤い実を発見しました。
これはバラの実である「ローズヒップ」です。
バラの種子は大きく簡単に手に入ります。
しかし発芽させるにはローズヒップの中から種を取り出し、
前年度から鉢に播いて寒さに当てる必要があります。
したがってこのバラの種はローズヒップの中に
閉じ込められているので、おそらく
うまく発芽できないと思われます。
バラは種を播いた翌年にはもう花をつけます!
まだ幼いのであまり花はつけないように管理しますが
それでもすぐ咲いてくれるので育種の体験には最適。
ご自分でバラを種から育ててみてはいかがですか。
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バラの目覚め

2014年04月20日 | 研究
厳しい冬を耐えたバラがとうとう目覚め始めたようで
若々しい葉が顔を出してきました。
バラは上手に剪定しないと
たくさんの花をなかなかつけてくれません。
バラといえば欧州をイメージします。
イングリッシュガーデンで有名なイギリスでは
日本と違って夏でも湿度が高くないため病気も少ないといいます 。
ところが日本はじめじめしているため
剪定は花着きだけでなく、樹の風通しを良くし
病気を予防するという大切な役目もしています!
冬の間に剪定しますが、どの枝を残そうかと
考えて行うのは難しいけれど楽しいもの。
機会があったらぜひ挑戦してほしいものです。

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露地のクリスマスローズ

2014年04月19日 | 研究
これは露地植えしているクリスマスローズ!
なんと今が満開です。
クリスマスとはまったく関係ない時期に開花します。
しかし露地ではどんどん株が大きくなり
このように放っておいても毎年、
たくさんの花を咲かせてくれます。
卒業時、チームは毎年1株ずつメンバーに
クリスマスローズを持ち帰ってもらいますが
報告では自分の庭に植えている人もいるようです。
きっと今頃、どこかの庭で咲いているのでしょう。
さてチームはサクラソウについて学ぶために
埼玉県田島が原自生地と国立科学博物館筑波実験植物園を目指し
代表が今朝出発しています。
保全活動に活かせる貴重な校外体験となるはずです。
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