花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

江戸のサクラソウ

2014年04月29日 | 研究
こちらはサクラソウ展。
国立科学博物館の筑波実験植物園で開催されるイベントです。
チームがいつもご指導を仰いでいる筑波大学の先生が
一般の見学者に直接説明してくれるので毎年人気です!
その先生が、わざわざチームのためにサクラソウ研究を
説明してくれるとのことでメンバーの代表がやってきました。
会場に並んでいるそれはそれはたくさんのサクラソウ。
奥の白色から手前の濃いピンクまでグラデーションをつけて
それは見事にずらりと並んでいます。
またそれぞれ漢字の名前がついています。
種差海岸のサクラソウとは色も花弁もかなり違います
それもそのはず、これは江戸時代に楽しまれていた園芸種。
田島ヶ原などの自生地で突然変異した変わった花を見つけるたび
人は珍しいと採取しては育て増やし、野生種を園芸種に変えていきました。
サクラソウが日本最古の園芸種と呼ばれるのはこれが理由です。
江戸時代の人々が愛でた花を絶やさずに育て
今もこのように鑑賞できるとは驚きです。
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多段式水耕装置

2014年04月29日 | 環境システム科
これも環境システム科の温室に設置された装置。
珍しい2段ベッドの水耕栽培装置で、もちろん特注です。
広い面積を確保できなかったため、
2段式にして栽培面積を確保すること、
下段はどうしても日が当たらないため
LEDで補光するシステムにすることをお願いし実現しました!
下段に装着されたLEDは優れもので
赤、青、緑の光量を自在に調整できます。
これとまったく同じ補光装置が南極の昭和基地にも導入され、
隊員に生野菜を供給しています。
まだ見学されていない方はぜひご覧下さい。
説明会も終わり、まもなく2年生によって
試験栽培が始まります。
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