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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

田島ケ原自生地

2014年04月24日 | 研究
国の特別天然記念物の田島ケ原自生地です。
開花期も終わりとのことで、花はまばらでしたが
可憐な花を咲かせています。
よく見ると花の色、目などが微妙に違います。
チームの代表として見学したメンバーもこれにはびっくり。
変わった花を見つけては、シャッターを切っていました。
サクラソウは変異しやすく、群落が維持されるためには
これらの多様な遺伝子が欠かせないということは
保全関係の資料には必ず書かれているので理解しているつもりです。
しかし多様性に欠ける種差海岸ではほとんどが同じ種類の花ばかり。
果たしてどの程度、変異しているのかイメージがつきませんでした。
ところが百聞は一見にしかず。
花弁の濃さ、形の異なるたくさんの花を目の当たりにして
あらためて種差海岸の危険性を感じることになりました。

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特別天然記念物

2014年04月23日 | 研究
とうとう特別天然記念物「田島ケ原のサクラソウ自生地」にやってきました!
今まで資料や写真でその存在を知っていましたが
実際に目の前に広がる4.2haの自生地は圧巻でした。
公園化され、誰でも無料で見学することができます。
また地元の守る会の人たちがボランティアでガイドをしていました。
市民の手によって守られ、運営されているのがよくわかります。
自生地の入り口に大きな石碑が建っています。
そこには大正9年に国の天然記念物に指定されたこと、
そして昭和27年には特別天然記念物になったことが刻まれていました。
自生地のすぐ脇には荒川が流れています。
つまり田島ケ原自生地は荒川の河川敷だったのです。
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サクラソウの街

2014年04月23日 | 研究
先日、チームの3年生代表が埼玉県を訪れました。
JRの西浦和駅から歩いて20分にあるさいたま市の
特別天然記念物「田島ケ原サクラソウ自生地」を視察するためです。
この一帯は武蔵野と呼ばれる緑豊かな地域で
行く途中、いたるところにサクラソウに関したサインがあります。
これは道路に埋め込まれたサクラソウのモチーフ!
渡った橋もサクラソウ橋でした。
訪れた日はサクラソウの開花期に合わせて行われる
「サクラソウ祭り」の最終日前日。
たくさんの方がカメラを持って自生地を目指し歩いていました。
まさにサクラソウの街です。
青森ではサクラが開花しました。
開花期も終わろうとしているという田島ヶ原のサクラソウ。
花は咲いているのでしょうか?
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緊急事態発生!

2014年04月22日 | 研究
チームの本拠地である光実験温室は昨年まで
生物生産科のイチゴ班と同居して仲良く研究をしていました。
先日、イチゴ班の区域に入ってみるとびっくり。
大量のイチゴがすっかり乾燥してしまっているのです。
手で触ると葉がボロボロになるほどです。
この春、新学科の誕生によって研究班の所属が変更になり
イチゴ班の研究が環境システム科に移行することになりました。
さらに担当されていた先生がこの春転勤されたこともあり
大量のイチゴが管理されない状態になっていたのです。
これを見たチームの2年生が緊急に水をかけました!
よく見ると茎の根幹はまだ緑?
不幸中の幸い、なんとか持ち直してほしいものです。

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画像の力

2014年04月22日 | 研究
チームは今年の2月に東京ビッグサイトで行われた
低炭素杯2014に出場しました。
先日、この大会の報告書がメンバー宛に届きました。
封筒をあけてびっくり!
表紙は低炭素とは関係のない「雪の上の足跡」の写真です。
この大胆な写真に思わず目が釘付けとなりました。
この大会当日、東京は大雪となり電車もストップ。
青森に向かう新幹線も風雪のため運休し
東京駅での野宿も考えたほど東京はパニックになりました。
大会に参加した人も運営スタッフも本当に大変な2日間でした。
そんな各自の思い出を一瞬で呼び起こさせるこの写真!
今までの報告書を知らないので何ともいえませんが、
これを表紙全面にもってくるとは、卓越した編集者のセンスを感じます。
文字に頼らずとも思いを伝えられる。
これが画像の力です。
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