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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

七草

2014年01月11日 | 環境システム科
1月7日、農場の先生方が七草粥を作ってくださいました。
食べる日であるのはわかっていても
わざわざ店で七草を買ってまで作る人は少ないのではないでしょう。
ましてや若い人になると食べる日であることすらわからないはずです。
これはなにも七草粥だけに限ったことではなく
手間のかかる郷土料理はみな同じ傾向にあると考えられます!
しかし、それでは日本や農村の文化は継承できません。
でも名農のすごいところは、これを問題だと感じられること。
そして作ろうとすぐ動く行動力があるところです。
いかにも農業高校らしい発想ではないでしょうか。
農場の先生方が季節に応じて作ってくれる郷土料理は
生徒や若い教員にとってとても有意義なものとなっています。
今度は生徒たちに作らせてみたいものです。
さて今日は1月11日。
面白いことに旧暦ではちょうど1ケ月遅れの12月11日。
偶然ですが、今月は旧暦新暦換算がすぐできます。
旧正月は新暦では今月31日。
中国では今も盛大に旧正月をお祝いします。
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いざ東大へ

2014年01月11日 | 研究
こちらもビジネスグランプリ出場のため練習に励む2年生。
どの場所に立って説明すればスマートか、
どんな演出をすると効果的かなど
練習をすればするほど不安になります。
しかし心配はありません。
不安を打ち消す方策もすぐ出てくるからです!
自分たちの力で取り組む今回の大会は2年生にとって
結果はともあれ有意義な経験となるでしょう。
さて画面の下にストーブがあるのにお気づきでしょうか?
冬休みの学校は省エネのためすべての教室を暖めるわけにはいきません。
したがって朝7時30分頃から練習会場の土肥実験室に
ストーブをつけて暖めています。
外気はマイナスの氷の世界ですが
この部屋だけはストーブとメンバーの熱気に溢れています。
チームは本日、東大でプレゼンテーションに挑みます。
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チームは草花班

2014年01月10日 | 研究
こちらもチームが育てている西洋サクラソウ。
今年で3度目の開花を迎えるプリムラです!
サクラソウは人工授粉をすると簡単に種子を採ることが出来ます。
このサクラソウもチームが人工交配して作った花なのです。
チームは結成当時、クリスマスローズやプリムラはもちろん
イチゴやバラ、キクの育種にも取り組んでいました。
決してきれいな花ばかりではありませんでしたが
自分だけのオリジナルなので愛着があり
当時のメンバーはとても楽しんでいました。
草花を使って癒し空間を作ろうとする班、
草花の能力を活用して雑草を抑制しようとする班とともに、
チームは草花班として自分だけの草花を創り出そうと研究していたのです。
FLORAという名前がお似合いの頃でした。
明日は東大でビジネスグランプリ。
チームは本日、上京します。
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自分を育てる

2014年01月10日 | 研究
もう3学期が始まっている学校もあるようですが
北国の名農生は今週いっぱい冬休み!
きっと最後の休みを楽しんでいるはずです。
ところがチームの3名は6日から出校しています。
もちろんプレゼンテーションの練習のためです。
チーム結成当時から貫いているのが
「やれることを精一杯やって大会に臨む」という姿勢。
おとなしい名農生は、それぐらい一生懸命取り組まないと
口の達者な他校生とは互角に渡り合えないからです。
さらに「これぐらいでいいか」という中途半端な取組みでは
自分を成長させることができないというのも大きな理由です。
科学者になるわけではないメンバーに対してチームができることは、
一生懸命取り組めば確かな自信と力が身につくという成功体験。
だからこそ、みんなが休んでいる時でも出校して頑張るよう応援しています。
それにしても驚くのは、初代メンバーから現在の5代目まで
誰一人として途中放棄することなく一生懸命取り組むこと。
名農生が自分自身を育てています。
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懐かしいストック

2014年01月09日 | 園芸科学科
園芸科学科の草花温室でストックを見つけました。
昨年から栽培しているらしく、大きく立派に育っています。
実はチームが初めて研究に取り組んだ植物はストックでした。
切花に使われる代表的な草花なので
いろいろな色(波長)の光を照射することで
早く茎を伸ばし、出荷期間を短縮するのが目的でした。
ところが波長によっては光量が強すぎて、
伸びるどころか、いつまでたっても大きくならず大失敗でした!
しかしこれがきっかけで波長と光量を変えることで
ストックの伸長をコントロールできることを発見したのです。
チームが初めて山形大学で開催された植物学会でポスター発表したのも、
科学研究論文で受賞したのも「光による草花の伸長制御」。
いずれもこのストックが題材でした。
懐かしい草花が育っています。
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