八戸市農業講座

空気浄化に取り組んだ３年生。
もともと優れた浄化能力を持つサンパチェンスの
光合成能力を引き出し、さらにその能力を高めました。
しかしこのアイデアが本当に社会に役立つのは
浄化よりも室内緑化ではないかと考えています。
室内では観葉植物や洋ランなど持ち込める植物が限られています。
ところが光合成能力が高まると日照不足を嫌う
花壇用の花でも室内で鑑賞できるようになります。
花が好きな人にとってこれは朗報のはずです！
現在、パンジー、バラ、ミニケイトウなどで
室内栽培が可能であることを確認していますが
その他の花でも同様の効果があると思われます。
今週、八戸市農業経営振興センターで八戸市農業講座が行われています。
３年生は空気浄化と室内緑化を可能にしたこの研究を
１月２３日（金）の午後に披露することになっています。
さらに他の研究班もユニークな研究を披露します。
入場無料なのでぜひご覧下さい。

温室のフローラ

第２農場の草花温室です。
たくさんの鉢花を見て歩いていると
こんなものを発見しました。
切ったサクラの枝をビニール袋で覆っています。
どうやら早くサクラの花を咲かせようとしているようです。。
毎年、名農の卒業式では開花したサクラの枝が花瓶に飾られます。
おそらくこれはそのために準備しているものではないでしょうか。
開花をぴったり卒業式に合わせるのは難しいことです。
温室にも花と春を司る神フローラのような達人がいるようです！

クリスマスローズお持ち帰り

先週末、３年生が今まで育ててきた
クリスマスローズを一人一株持ち帰りました。
今年やっと開花する苗で、嬉しいことに
４人が事前に選んだ株はいずれも大きな蕾をつけています！
家で上手に管理すると毎年立派な花が咲きます。
自宅を離れて進学するため管理できない人は
春になったら庭に地植えすれば大丈夫。
ほったらかしでも４月になると花を咲かせます。
どうやら今年も花色はいずれも赤系統。
別の色の花も増やさないといけないようです。

大寒のハクチョウ

馬淵川にはハクチョウがいます。
天気の良い日などは時々鳴き声が聞こえてきます。
さらに運がいいと並んで飛ぶ姿を見ることができます。
でも確実に見たかったら第１農場の行く時に渡る
橋の上に行ってみることをお勧めします。
写真左下に見えるように、凍りかけた馬淵川で
たくさんのハクチョウが羽を休めているはずです。
さて今日は大寒！
ノロウイルスが全国的に問題となっていますが、
昔から「寒の水」は腐らないといわれています。
そこで先人は寒に餅や加工品を作ったといわれます。
また寒の水は薬ともいわれ小豆粥を作って食べたそうです。
寒の水がこのように重宝されたのは、
おそらく低温のため雑菌が繁殖しにくいからかもしれません。

馬淵川

名久井岳を背にして馬淵川をながめています。
こちらは川岸が少し狭くなります。
よく見ると川面のあちこちに氷がはっています。
最低気温はほぼ－10℃、
もちろん日中でも氷点下なので納得の光景です。
でも中州にはなんと鳥が止まっています。
こんなに冷たい冬、
いったい何を食べているのでしょう！