花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

夏果がついた

2024年06月29日 | 研究
昨年、FLORAが馴化温室脇の大きな鉢に植えたイチジク。
3株とも無事に越冬して葉を出しています。
面白いことによく見ると葉の付け根に
小さな小さな果実がついているところもあります。
これは夏果。イチジクには秋の他に、初夏にも実をつける品種があります。
FLORAが植えたのは違う品種3本。
どうやらこのイチジクは夏果と秋果の2回実をつける両用タイプのようです。
また昨年伸びた枝の先に着くのが夏果、今年伸びた枝に着くのが秋果といいますが
ここは北国青森。着果数も少ないので夏果はあえて収穫せず、秋に勝負したいと思います。
運よくミスト研究もまとめに入り、日々の測定もなくなってきたので
今度はイチジクやブルーベリーの観察ができます。
特にブルーベリーは考査が終わると早いものは収穫時期になります。
今年もみんなでブルーベリーを収穫して販売しようと考えています。
なおブルーベリーは価格の高いフルーツです。なぜなのでしょう。
もしかしたら果実が小さく収穫に手間がかかるからかもしれません。
りんごと違って100個摘んでもほんの少し。
摘んでも摘んでもパックいっぱいになりません。これは農家泣かせです。
したがって価格そのままでお客様に摘んでもらう観光ブルーベリー農園は良いアイデア。
お客様も摘む楽しさも体験できるからです。
誰かがいっていました。「趣味の園芸」は楽しいものですが
経営としての「プロの園芸」はコスト管理などもあり大変。
温室脇のブルーベリーはその両方をFLORAに教えてくれます。

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