先日行われた名久井農業高校の文化祭「名農祭」。
体育館には模擬展が並び、地域の皆さんは軽食を購入されては
テーブルで食事をされています。来場された皆さんを喜ばせるのが、
名農名物である郷土芸能部の和太鼓。「豊穣太鼓」と呼ばれています。
確か学校の創立60周年を記念して立ち上げた部活動なので、
来年でこちらも活動を始めて20年となるはずです。
正式にはわかりませんが、いつも男子より女子が多いように見えます。
ところで高文連には郷土芸能部門があり、
各県のチャンピオンが毎年全国大会で競技を行います。
名農も何度か出場したことはありますが、なかなかTOPになれません。
理由のひとつにあげられているのは、そもそもスタンスが違うこと。
郷土芸能部といいながら名農の太鼓はオリジナル楽曲。
日本には鼓童など有名な和太鼓プロ集団がありますが
彼らと同じで創作曲を披露することを旨としているのです。
そんなことで伝統的な津軽三味線や地域に伝わる芸能に比べると
郷土芸能としは評価されにくいのだそうです。
先日の県大会でも優秀賞だったようです。
しかし観客にとっては、オリジナル楽曲の方が見応え抜群。
単純にかっこいいのです。コロナ前は八戸市内に飛び出して
ゲリラライブを敢行するなど精力的に活動していました。
そんなこともあって、この日も郷土芸能部の「豊穣太鼓」は
名農祭にやってきた皆さんを魅了。体育館は大きな拍手に包まれていました。
さて現在FLORAには郷土芸能部が2名。Jr.の1人も入っています。
最高の演技。お疲れ様でした。
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