
チェリーセンターで串餅を見つけました。
この地域で串餅といえば一般的にはそばで作るそば餅をいいます。
ヤマセという低温多湿の偏東風が吹くため冷害が発生しやすく
そのため米がとれないので昭和初期まで雑穀が主食だったからです。
したがってこの地域には、かっけやそばぎりなどたくさんのそば料理があります。
しかしこの串餅はそばではありません。
味噌をつけて焼いているので茶色に見えますが
中は真っ白。これは麦餅です。
麦も雑穀のひとつでたくさん栽培されていました。
きんか餅(かます餅)、ひっつみ、あずきばっとなど
麦を使った郷土料理もこの地域にはたくさん残っています。
かつてどの家庭も自給自足の生活をしていたこの地域!
ヤマセに対応するためそば、豆、麦、あわ、ひえなどの雑穀が栽培され、
その雑穀が独特の食文化を作り出してきました。
現代はどんな食材も手に入るようになり
なかなか食卓にあがらなくなりましたが
先人の考えた食はこのようにお盆、彼岸、年取り、正月などの
行事食にまだ見ることができます。
この地域で串餅といえば一般的にはそばで作るそば餅をいいます。
ヤマセという低温多湿の偏東風が吹くため冷害が発生しやすく
そのため米がとれないので昭和初期まで雑穀が主食だったからです。
したがってこの地域には、かっけやそばぎりなどたくさんのそば料理があります。
しかしこの串餅はそばではありません。
味噌をつけて焼いているので茶色に見えますが
中は真っ白。これは麦餅です。
麦も雑穀のひとつでたくさん栽培されていました。
きんか餅(かます餅)、ひっつみ、あずきばっとなど
麦を使った郷土料理もこの地域にはたくさん残っています。
かつてどの家庭も自給自足の生活をしていたこの地域!
ヤマセに対応するためそば、豆、麦、あわ、ひえなどの雑穀が栽培され、
その雑穀が独特の食文化を作り出してきました。
現代はどんな食材も手に入るようになり
なかなか食卓にあがらなくなりましたが
先人の考えた食はこのようにお盆、彼岸、年取り、正月などの
行事食にまだ見ることができます。
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