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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Blue & Gold

2015年02月06日 | 学校
さて今日は青森県学校農業クラブ連盟が主催するFFJ検定上級位の受験日。
受験する農業高校生が県の中央である青森市に集まり
筆記試験や面接に臨みます。
みんな一生懸命勉強していたので合格してほしいものです。
さてFFJはFuture Farmers of Japanの略で
日本語では日本学校農業クラブ連盟をさします。
ではこの盾をご覧下さい。FFAと書いています。
これはアメリカ農業クラブです!
シンボルカラーはご覧お通り「青(紺)と金」。
ホームページもあるのでぜひご覧下さい。
そもそも農業クラブはアメリカで作られた農業の
知識や技術を高め合う組織で、10代から大人まで
それもイーグルスのメンバーなどアメリカの有名人が多数加盟しています。
日本には第2次世界大戦終了後、GHQにより導入されました。
農クの全国大会の回数が1951年(ポツダム宣言の6年後)に始まった
紅白歌合戦と同じであることを考えてもその歴史的背景が想像できます。
今でこそ課題解決学習が一般的になりましたが
そもそもは北米生まれで、日本には農業クラブを通して導入されました。
さてFFJには「実る稲穂に富士と鳩」をモチーフにしたマークがあります。
これだってアメリカ農業クラブをそのまままねしたもの。
この盾の中央にあるのがFFAのマークです。
実る稲穂に対して代表的なアメリカ農産物であるトウモロコシの輪切り。
日本を意味する富士ではなくアメリカの国鳥である白頭鷲。
平和の象徴である鳩ではなく、賢者を意味するフクロウ。
いかに日本の農業クラブがFFAを
お手本にして作られたのかがよくわかります。
こんな歴史を知っているとちょっと勉強も楽しくなります。

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