
ここもかつての畜産科の建物。牛舎です。
今は肉牛や乳牛の姿はなく、倉庫になっています。
しかし畜産科が閉科になったその後も、しばらく肉牛は飼育されていました。
おそらく、閉科になっても科目「畜産」の授業があったり
飼育していたのが仔牛で、出荷にはまだ早すぎたためだと思います。
そのためしばらく飼育することになったのですが
畜産科の生徒がいなくなったため、管理をするのは先生方の役目となりました。
当番で土日に出校しては、たった一人で牛への給餌と清掃をしていましたが
多くの先生は植物の栽培体験も大動物の飼育経験はありません。
そのため慣れないとおっかなびっくり。
自分より何倍も大きい何百kgもの牛を前に腰が引けてしまうのです。
しかし牛だってそんなこちらの様子を見て落ち着かないのか、いうことをききません。
時間になると繋がれているスタンチョンをはずし、屋外に出すのですが
時間になっても帰ってきてくれません。呼んでも知らんぷりです。
管理当番は自分一人だけ。これには焦ります。
どうにもならんと困っていたら突然、ぞろぞろと御一行様のお帰り。
完全に主導権は牛が握っていました。
冷や汗ものの管理。またこんな記憶もあります。
飼育されていた肉牛が徐々に出荷され、とうとう最後の一頭が出荷されました。
しばらくたって知ったのですが、最後の黒毛の品質はA5ランク。
最高品質だったそうです。もう飼育管理をしなくても良いという喜びはありますが
完全に畜産科の存在が消えた妙な寂しさもあり、
心からA5ランクを祝えない、なんだか複雑な心境だったのを覚えています。
今は肉牛や乳牛の姿はなく、倉庫になっています。
しかし畜産科が閉科になったその後も、しばらく肉牛は飼育されていました。
おそらく、閉科になっても科目「畜産」の授業があったり
飼育していたのが仔牛で、出荷にはまだ早すぎたためだと思います。
そのためしばらく飼育することになったのですが
畜産科の生徒がいなくなったため、管理をするのは先生方の役目となりました。
当番で土日に出校しては、たった一人で牛への給餌と清掃をしていましたが
多くの先生は植物の栽培体験も大動物の飼育経験はありません。
そのため慣れないとおっかなびっくり。
自分より何倍も大きい何百kgもの牛を前に腰が引けてしまうのです。
しかし牛だってそんなこちらの様子を見て落ち着かないのか、いうことをききません。
時間になると繋がれているスタンチョンをはずし、屋外に出すのですが
時間になっても帰ってきてくれません。呼んでも知らんぷりです。
管理当番は自分一人だけ。これには焦ります。
どうにもならんと困っていたら突然、ぞろぞろと御一行様のお帰り。
完全に主導権は牛が握っていました。
冷や汗ものの管理。またこんな記憶もあります。
飼育されていた肉牛が徐々に出荷され、とうとう最後の一頭が出荷されました。
しばらくたって知ったのですが、最後の黒毛の品質はA5ランク。
最高品質だったそうです。もう飼育管理をしなくても良いという喜びはありますが
完全に畜産科の存在が消えた妙な寂しさもあり、
心からA5ランクを祝えない、なんだか複雑な心境だったのを覚えています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます