
これは5年ほど前のある研究班「TEAM RED SIGNALS」。
京都大学と連携して雪国向きLED信号機の開発に取り組んだ研究班です。
すでに活動は終えており、最後は微弱な電流を流すという方法に落ち着き
京大の先生との学会発表をもって解散しています。
まだ校門前には大きな看板が掲示されていますが
これもまもなく取り外されると思われます。
さてここで注目したいのは活動をしている環境システム科のメンバー。
環境システム科には農業商業系の類型と工業系の類型の2つがあり
2年次からそれぞれ選んだ類型に分かれ、異なるカリキュラムで学習します。
かつてTEAM FLORA PHOTONICSは農業商業系の類型に所属する研究班でした。
したがって農業と工業を学ぶユニークな学科のメンバーとはいえ全員農業を学んでいました。
昔から農業を学ぶ人の進学希望者は多く、毎年農業系の大学に誰かが進学していたものです。
ところが2019年の2年生から学科の方針転換で、研究班は類型ではなく
学科所属と考え方が変わり、どちらの類型に所属している生徒でも
自由に研究班を選べるようになりました。
これはとても良いことですが、このシステムの短所も生じて来ています。
先輩のトレジャーハンターズは半数が工業類型、現在のフローラハンターズは
6名中4名が工業類型。つまりほとんどのメンバーは農業高校生でありながら
農業については深く学んでおらず、電気や配管など工業技術の習得に明け暮れています。
したがって植物や栽培についての知識も体験も興味も極めて乏しくなってきました。
また工業類型の目指す進路はエンジニア。進学よりも現場での即戦力です。
そんなことから2019年から大学に進学しようとするメンバーはいなくなってしまいました。
改革直前の2018年のフローラでは5名中2名、2019年のバブルボーイズは2名全員農学4大に進学。
それに比べると今はメンバーの脱農業の傾向が強く、研究班のムードも大きく変化しています。
せっかく学んだ植物や環境に関する貴重な経験を活かして欲しいのですがとても残念です。
さて2年生では進路に向けた三者面談が始まりました。
農業や環境を大学で学びたいといメンバーは、果たして今年はいるのでしょうか。
京都大学と連携して雪国向きLED信号機の開発に取り組んだ研究班です。
すでに活動は終えており、最後は微弱な電流を流すという方法に落ち着き
京大の先生との学会発表をもって解散しています。
まだ校門前には大きな看板が掲示されていますが
これもまもなく取り外されると思われます。
さてここで注目したいのは活動をしている環境システム科のメンバー。
環境システム科には農業商業系の類型と工業系の類型の2つがあり
2年次からそれぞれ選んだ類型に分かれ、異なるカリキュラムで学習します。
かつてTEAM FLORA PHOTONICSは農業商業系の類型に所属する研究班でした。
したがって農業と工業を学ぶユニークな学科のメンバーとはいえ全員農業を学んでいました。
昔から農業を学ぶ人の進学希望者は多く、毎年農業系の大学に誰かが進学していたものです。
ところが2019年の2年生から学科の方針転換で、研究班は類型ではなく
学科所属と考え方が変わり、どちらの類型に所属している生徒でも
自由に研究班を選べるようになりました。
これはとても良いことですが、このシステムの短所も生じて来ています。
先輩のトレジャーハンターズは半数が工業類型、現在のフローラハンターズは
6名中4名が工業類型。つまりほとんどのメンバーは農業高校生でありながら
農業については深く学んでおらず、電気や配管など工業技術の習得に明け暮れています。
したがって植物や栽培についての知識も体験も興味も極めて乏しくなってきました。
また工業類型の目指す進路はエンジニア。進学よりも現場での即戦力です。
そんなことから2019年から大学に進学しようとするメンバーはいなくなってしまいました。
改革直前の2018年のフローラでは5名中2名、2019年のバブルボーイズは2名全員農学4大に進学。
それに比べると今はメンバーの脱農業の傾向が強く、研究班のムードも大きく変化しています。
せっかく学んだ植物や環境に関する貴重な経験を活かして欲しいのですがとても残念です。
さて2年生では進路に向けた三者面談が始まりました。
農業や環境を大学で学びたいといメンバーは、果たして今年はいるのでしょうか。
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