
農業クラブの県大会では、昨年まで手書きで記録簿を作っていたことを知り
びっくりしたFLORA。しばらく農クから離れていたから感じる違和感です。
驚いたのには理由があります。それはこの本。
日本学校農業クラブ連盟が発行している「FFJナビゲータ」という副読本です。
現在もFFJの本部から購入できますが、これはその初版本。
平成12年発行なので2000年。今から25年も前のものです。
実はこの本作りに関わりました。全国から10名弱の先生方が集まり
完成まで何度か東京のオリセン(国立オリンピック記念青少年総合センター)で
缶詰になりながら編集したのを覚えています。
当時、担当したのがレポートのまとめ方について。
そこで記載したのは、レポートはワープロで作ろうというメッセージでした。
当時、農業情報処理という科目が導入され、各校ともワープロでの文書作成や
パソコンによるデータ処置やグラフ作りの学習していました。
学習は教室で終えるのではなく、実生活に活かすためにあるもの。
だから学んだ技術を活用してレポート作りをしようとまとめました。
あれから25年。昨年まで青森県の農クが今だに手書きだったことを知り
驚いたというわけです。浦島太郎の目線だから感じる改善点を
もっと探してみたいものです。
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