真夏の夜の夢

先月末、横浜のボランティア大会に参加した時のエピソード。
がっくりと肩を落としているのはバブルボーイズの一人。
目の前には抹茶のドリンクが２つ。いったいどうしたのでしょう。
実は夕方、赤レンガ倉庫に行った際、
あまりに暑いので冷たいものをいただくことにしました。
彼はよほど嬉しかったのか、
オーダーした自分の商品が届くまで珍しくテンション高め。
すると待ちに待ったドリンクが届きました。
さあ飲もうとしたその瞬間、
机にぶつけて悲しいかな、ほとんどこぼしてしまったのです。
お店の方に話をして机をきれいに拭いてもらいましたが
これにはショック。がっかりです。
しかし原因は自分にあるのでどうしようもありません。
そんな不幸な彼にさらにびっくりする出来事が起きます。
なんとお店の方が新しいドリンクを持ってきてくれたのです。
どうやら彼が楽しげに待っているのをずっと聞いていたようで
かわいそうだと思われたようです。
そんなことでテーブルの上にはこぼしてしまったドリンクと
新しく届いたドリンクの二つ並んだのです。
悲しいやら、恥ずかしいやら、嬉しいやら。
ほんの短い時間で感情が激変しましたが
最後は元気を取り戻し、笑顔でいただいていました。
もちろんお店の方には何度もお礼をいっていました。
まるで夢でも見ているような真夏の夜のハプニングです。