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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ソルジャーからインキュベーターへ!

2018年09月25日 | 環境システム科
チームは今、2年生の研究を全面的に支援しています。
このシャーレも研究の一部。
一定の温度にして容器内の変化を観察しています。
さてこのシャーレが入っている装置を恒温器といいます。
研究するのに欠かせない機器なので
名久井農業高校にはいろいろなところに設置されているはずです。
これは生物工学実験室にある大型冷蔵庫ぐらいの大きな恒温器。
実験機器は店頭では売っていないのでいくらするか考えたこともないはず。
そこでよくメンバーにはときどき価格当てクイズを出しては遊んでいます。
ではこの大型恒温器の価格はいくらでしょう。
答えは100万円オーバー。需要が少ないのでとんでもなく高額です。
こんな機器を自由に使いこなせる名農生はとても幸せだと思います。
ではこの恒温器を英語でなんというでしょう。
いろいろな言い方がありますが、一般的には 「incubator 」。
インキュベータとは孵卵器のことで保温器と訳す場合もあります。
確かに卵をかえす時は、一定の温度で温める必要があるからです。
でも最近、インキュベータを別な意味で扱うことがあります。
それは新しい事業への取り組みを支援する人。
つまり起業する若者を支援する人たちをよくインキュベータというのです。
胸にある小さなアイデアを孵化させて実現するのですからまさに孵卵器です。
チームフローラフォトニクスは今年で解散となりますが
今、2年生の研究への思いを実現させようと支援しています。
自分を育てるため対外試合に好んで参加することから
戦う植物研究集団と呼ばれたチームフローラ。
今、研究最前線で戦う戦士から
インキュベータとしての役割に立ち位置を変えつつあります。

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